徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

前節と同じような過ちを犯すのか/第16節 湘南戦

2010-08-02 23:10:51 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「ハーフタイムには選手たちに、前節と同じような過ちを犯すのかという話をし、後半は非常にいい入りをしたと思います。(中略)今季はエスパルスの特徴を前面に出して、とにかく行くんだと、最後まで攻め続けるんだという気持ちをいかに持ち続けていけるかどうかというところが大事だと感じました」(J'sGOAL 8月1日付

反町「最低限これだけはやらなければいけないというところができないと、(長谷川)健太は大笑いしているでしょうね。我々もそれをわかっていて、話をした」(J'sGOAL 8月1日付

日曜日は湘南戦、
3点取られても4点取り返すというスタイルをかつて健太は「レアル大作戦」と呼んでいたと思うが、緒戦のジュビロ戦以降、再開後のエスパルスは「バルサ大作戦」とでもいうような爆発力で攻め勝っている。ようやく健太の理想とするスタイルが実を結びつつあるということか。
問題は名古屋戦3失点、セレッソ戦2失点、湘南戦3失点という失点の多さだが、湘南戦の場合、このサッカーに向かない時期の、タイトなスケジュールで早い時間に大量得点しちゃって集中力を欠いてしまうのは仕方がないところはある。過去2節を含めても完全に崩されたという形は湘南戦の3点目ぐらいで、それにしたってDFが崩壊したとは(やられ過ぎだという批判は当然だが)言い難い。
それを受けて、健太は今後の戦いに向けて「今季はエスパルスの特徴を前面に出して、最後まで攻め続ける」というが本当だろうか。過去5年に健太とエスパルスは堅牢なディフェンスを築いてきたはずだ。オフェンスは水物だが、ディフェンスこそ一日にして築けるものではないのはわかっているはずだし、健太はそれに自信を持っているはずではないのか。

今週土曜日、アウスタで首位アントラーズと前半戦最大の大一番を迎える。
健太はガチガチに固めてくるかもよ。
んなわけないか。
でもDFはかなり締めて来るんじゃないかな。むしろ鹿島の皆さんに組み易しと勘違いしていただいた方が好都合だし。

ということで、今週はこの話で引っ張る。
大一番だから。

それにしてもミドルやループがあれぐらい決まると気持ちいいっすね。兵働、淳吾最高。