徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

藪野さん

2009-05-08 07:14:33 | LB中洲通信2004~2010
早稲田大学で、画家で早大芸術学校の教授である藪野健さんの取材。
藪野さんとは以前某誌で連載を一時期担当していたこともあり(まあ原稿のやり取り程度だったのだが)、お会いするのは7、8年前ぶりだ。「ちい散歩」を持ち出すまでもなく散歩ブームでもあるし、長くシリーズ化している『2時間ウォーキング』(中央公論新社)を中心に…と思ったのだが、バイオグラフィ的なインタビューから、藪野さんのモチーフのひとつである<町の記憶>を中心に話を伺う。
2006年に、プラド美術館について書かれた『プラド美術館 名画に隠れた謎を解く!』(中央公論新社)にとても素敵な一文がある。スペイン留学時代のエピソードなのだけれども、似非無宗教なオレでもスペインの奥深さを感じることができる一言。この辺りも本文で紹介しようと思う。
7月号の巻頭に登場していただく予定。

以前と変わらない、穏やかな方だった。見た目も何も変わってなかったような気がする。
お若いのである。