goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

業務連絡

2008-05-29 03:20:19 | Works
ついにプリンタとファックスが壊れた。これだけで一気にモチベーションが下がる。ま、ついにというか、買ってからまだ2年半ほどしか経ってないんだが、ハードワークさせてしまったか。機種を変えてしまうのも面倒なので同メーカー機をすぐに注文。ここのところ出費がかさんで厳しいのう……。
ということで業務連絡。
夜まで使えません。

PCも一台、すっかり使えなくなってしまった。メイン機も気を抜くとヤバイと思う。
最近いろんな意味でいろんなものにガタが来ている。
梅雨は鬱だな……。

糸井さん

2008-05-09 01:05:32 | Works
昼から南青山の東京糸井重里事務所で、糸井重里さんの取材。ほぼ日もあと1ヶ月でサイト設立から丸10年を迎える。その10周年の記念イベント(いや、正確にいうと10周年だからというわけでもなさげなんだが)についてインタビューなわけである。詳細はまだ発表されていないようなので控えておく。

ほぼ日というと、5年ほど前に開催された『智慧の実を食べよう。300歳で300分』というロングラン講演イベントのパンフレットや書籍の編集・構成に関わった。全身で感じてこそのライブを、一旦文字に起こして再現するには読み取る技術や俯瞰する技術というものがやっぱり必要で、とても悩ましい作業だったことを思い出す。アレはなかなか勉強になりました。

関係ない話もちょっとできて収穫。

M-16/歌謡ポップスチャンネル「高田渡特集」

2008-04-10 02:58:41 | Works
スカパーがらみでひとつ宣伝。
月刊SKY PerfecTV!4月号』で2月に取材した中川五郎さんのインタビュー記事が掲載されてます。

4月の歌謡ポップスチャンネルは高田渡特集。オリジナルのフォーク関連番組、「春一番'74」や「最後の春一番'79」、そして1月に武蔵野公会堂で行なわれた「高田渡 生誕会59」が独占放送される。

初回放送は一週間後の4月16日(水)。この「生誕会59」は、さすがに2月末の段階では編集が終わっていなかったらしく(当たり前か)、取材前には番組の内容はわからなかったので、オレも初見です。放送曲目をチェックすると、残念ながら加川良さんの演奏曲や五郎さんの「うた」は放送されないようなのだけれども、M-16(のおもちゃ)を手に登場したというPANTA+真黒毛ぼっくす+菊池琢磨の「自衛隊に入ろう」は放送予定の模様! これは楽しみ。まあ、今も“我に撃つ用意あり”なPANTAを見せるならフォークオヤジの度肝を抜いた(はずの)ハードフォーク、「7月のムスターファ」を選曲すべきなんだろうけどね。

静岡←→磐田

2008-04-04 19:00:33 | Works
木曜日。浦和戦のあとは実家に泊まり、翌日昼過ぎに東海道線に乗って夕方に磐田へ向かう。この日は磐田を代表するグラフィックデザインファクトリー、ツースリー・イワタの新社屋を見学。豊田町駅を降り、迎えに来ていた白木の運転する社用車(!)で出田さんの自宅横にある社屋へ。まだ木の香が残るウッディーな造り。行く行くは社屋の庭にウッドデッキも造るそうで、これも出田さんらしい。


で、数ヶ月前に磐田へ移住してきた白木は静岡(市)に行ったことがないらしいということで、静岡で呑むことになる。結局、イワタ滞在時間は30分足らずで、新幹線で静岡へ戻り、青葉おでん街で静岡おでんとビール。いい感じで盛り上がった巨人対中日戦をテレビで観ながら、静岡人の県民性と方言と、明日から始まる静岡まつりと大道芸ワールドカップと、静岡の未来について熱く語り、23時まで。オレらどんだけ静岡好きだよ(ボクも大人になりました)。また静岡で呑みましょう。
ということで、この日も実家に戻る。んあー。

五郎さん

2008-02-05 23:54:08 | Works
スカパー!で中川五郎さんの取材。今回は4月に歌謡ポップスチャンネルでオンエアされる<高田渡特集>に関する取材。過去の春一番映像に加え、何と1月に行なわれた「高田渡生誕会59」が早くも録画中継されるという。すでに語り尽くされている感が無きにしも非ずな渡さんとの思い出から生誕会の今後まで。今回の生誕会のポイントは五郎さんが幹事で、加川良さんとPANTAさんが登場していることだろう。
「フォーク酒場」を期待するオーディエンスに叩きつけられた(今も変わらぬ)リアル・ロック。オーディエンスが思い出に浸るのも仕方ないけれども、ミュージシャンにとっては今でもリアルなんだよね(意訳)、と思うのは当然だと思う。年に一回のイベントも楽しいけれども、今日も誰かがどこかのライブハウスで歌っている。

まあ、こうやって年に一回ぐらい渡さん絡みの仕事すると精神衛生上悪くないなあ、と思う。「タカダワタル的ゼロ」の試写も早く行きたいものである。

かつて某雑誌で編集をしていた頃、ある特集で五郎さんに訳詞を依頼したことがある。よりによって頼んだのはPink Floydの「Shine On You Crazy Diamond」だったりする。しかも片岡義男訳詞のEaglesの「Hotel California」で特集が終わるという、今考えるとものすごく個人的な趣味だけで構成してしまった特集だった。
よく誰も止めなかったと思う(むしろ担当上司だったAさんは面白がってくれたけれども)。
まあ、そんなことを五郎さんに話す暇はありませんでしたが。

六本木から渋谷へ移動して、打ち合わせ。少しは進展したような。

2008-01-24 16:19:48 | Works
水曜日。
3月号も何とか無事終了。今年はエンジンがかかるのが遅くて迷惑かけた(悪い)。

神楽坂の事務所から高田馬場へ移動。東銀座から高田馬場へオフィスを移転した自由国民社のOさんと酒。取材後の挨拶もあったのだけれども、せっかく高田馬場へ移転してきたOさんに「おかしら」を紹介しときたかったのだ。ま、そもそも西武新宿線で育ったOさんにとって高田馬場は青春の地でもあるそうなのだが。久々にお会いしたOさんは相変わらずだなあという感じではある。
おかしら取材後には、ツー・スリーのみんなも店に顔を出してくれていたらしくて感謝。なかなか繁盛しとりました。
GATE ONEに寄ろうかとも思ったが、深酔いする前に帰る。

大台前夜

2008-01-05 17:36:24 | Works
あけおめでございます。
教授のテレビCMを見たからというわけでもないんですが、遅まきながらようやく、概ね年賀状も出し終え、これにて今年も仕事モードに入ります。
賀状を送って頂いた方々、ありがとうございました。ことよろです。

明日はいよいよ大台突入…。ここまで生きてると思わなかったよ!うぎゃー。

一方、選手権は藤枝東が勝って、静岡勢10年ぶりの国立。やっぱり一度崩れてしまうと、10年ぐらいかかるんだよねえ。大前君の流通経済大学付属柏高校も苦しみながらも国立進出。この吉事は、エスパルス復活優勝と静岡勢復活の狼煙と捉えておこう(ま、今季のエスパルスユースは一から出直しなんだが…)。

リセットの季節

2007-12-29 02:46:46 | Works
渋谷で打ち合わせ。一応前向きに考えることにする。外向きには今年最後の仕事、終了。

アポは不発、んあー。想定外で年越えてしまう。しかし28日の夕方にもなると、もうどう足掻こうが、どうにもこうにもヨノナカは動かないのが確定する。と、腹を括ると気分的にはすっきりする。そして、街は(今年の)終わりの準備を始める。
終わるってことは何て魅力的なんだろう。年末は足掻く人間を強制的にリセットさせる。子どもたちのリセット願望はネガティブな感情かもしれないけれども、人間はリセットなしには生きて行けない(もちろんオレにとって、これはキープオンすることの大事さの裏返しだけれども)。

だから年末というのは大好きだ。子どもの頃の台風の夜のように、もはや年末のために生きているという気さえしてくる。やっぱり人間てのは終わりに向かって生きているんだな。年末年始といっても、晦日、大晦日で心地よい焦燥感とリセット感を味わいつつ、毎年毎年、元旦の、天皇杯の決勝が終わった途端に現実に引き戻されている気がする。毎日が年末だったらいいのにと思う。

例年通り御徒町の吉池で今年の酒と肴を買ってから帰宅。明日こそ腹を括って年賀状書きと残りの大掃除をする。

いろいろ年末

2007-12-26 23:56:46 | Works
昨夜、電話で嫌なニュースを聞く。ん~…どうしたものか。

仕事部屋の整理は今日でほぼ終了。来年も今年みたいなペースでモノが増えるかと思うと恐ろしくなる。

何件かアポ取り。年内に決めときたいが、どうなるか…。あと2日が勝負。

企画の後始末

2007-12-21 01:42:24 | Works
池袋で知野二郎さんと会う。毎月メールのやり取りはあるとは言え、お会いするのはほぼ1年ぶり。すっかり寝かしたままになってしまっている企画があるので、それを改めてどうするか。いや、その他にも同様の企画はいくつかあったりするのだけれども、それも含めて来年の話と世間話。来年はいよいよ、期するものがないとマズいお年頃なの…。

知野さんが制作協力しているキングの『片腕ドラゴン』を頂く。<オリジナルキャスト再起用による新録日本語完全吹き替え>が最大の売りとのこと。最近は深夜テレビで放送される映画も字幕だったりして味わいがないもんね。田中信夫さんも小林清志さんも叫び声を挙げて熱演しているそうだ。

ということで2005年に知野さんと作った『龍熱大全』はまだまだ発売中。

世に出てしまった本はあまり読み返さないのだけれども、改めて読むと、これがなかなか充実した良い本になっている(もう細かいところを気にしなくても、冷静に読めるようになっているからだろうけれども)。

ついでに知野さんと初めて仕事をしたのが、2002年に作った『少林サッカー読本』。これも我ながら、わりとよくまとまっている。映画本なのにクンフーとサッカーの企画ばっかりで一部映画ファン、香港映画ファンにはあまり評判がよろしくなかったみたいだったけれども、そもそも“読本”ってそういうもんじゃね? と思いながら編集したのだから仕方ないです(黙って見守ってくれたOさんには感謝です)。そしてオレが関わった唯一の“サッカー本”なのであります。倉敷さんや吉沢さんともこの仕事で知り合えた。まあサッカーについては趣味と愛の範疇で関わりたいのでこんなもんでいいのである。


いやただ、来年はサッカー系の企画も作りたいなァとは思っている。来年だからこそできる企画だと思う(非五輪)。オレが作りたいものと言ったら、それはまァ決まってるけれど。

ピースさん

2007-12-05 17:25:19 | Works
月曜日。ここのところ異邦人取材が続いている…ということで、昼から秋葉原でミステリ作家のデイヴィッド・ピースさんの取材。10月にリリースされた日本発日欧米同時発売の大作『TOKYO YEAR ZERO』も好評な気鋭の若手イギリス人作家。スターリンや裸のラリーズも好んで聴くというナイスガイ。いやーこちらも先週のピーターさん同様、駆け足取材だった。
え? 〆切? 今日中に何とかしますです。

年末感

2007-12-03 22:53:57 | Works
明日から連日取材なので朝から原稿、終日自宅作業。火・水は昼取材夜原稿。木・金は昼取材夜酒。土・日は昼原稿夜原稿朝まで原稿、だな。さすがに今週、桃スタまでは行けそうもない(行けっこない、しかし中継もない)。まァこの山越えちゃうと相当暇になっちゃうのだが、気がつくと年越してたりして…。

築地

2007-11-26 19:49:16 | Works
朝から、ナカスの特集に続いてまたもやピーター・バラカンさんをゲストに築地市場の取材。別の媒体でも取材に行ったことがあるけれども、今回の取材は水産部、青果部も含めた築地市場フルコース2時間取材。いや本当は、普通に築地市場の観光をしても2時間では終わらないのだけれども、NPOの方にガイドをしていただいて、その合間にピーターさんに話を訊いて、撮影して…の駆け足の2時間。ピーターさんも落ち着いて考えて話す暇もないほど忙しなかっただろうなァ。
画像は水産部にあるフグの除毒所。東京中の料理店からフグの毒が残らず集められるという、まさにフグのサンクチュアリ。外からしか見られなかったのが残念。

さて、さすがに何だか今年も年末進行ぽくなってきた。築地の場外がアメ横を思い起こさせたからか。

サバイバル

2007-11-06 20:52:46 | Works
半蔵門のぴあで打ち合わせ。最近エンタメからライフスタイル主体にリニュアルしたという『インビテーション』を初めて見る(最近読んでなくてすみません)。いろいろ大変なんだなあ。

錦糸町に寄ってから部屋に帰ってナカス次号のアポで東京文化研究所、何とか了解頂く。そのときちょうど、唐沢俊一×岡田斗司夫の鼎談『オタク論!』(創出版)がamazonから到着。そのまんまコピーになりそうな直言、諫言の嵐で面白い。オタク周辺は本当に魑魅魍魎なのがよくわかります。ページの少なくない部分を占めるオタクの老後問題(また、それ以前に30代、40代をいかにサバイバルするかと言った件)は本当に身につまされる。結局、それが現在の二人のメインテーマなのかもしれないけれども。

大人の

2007-10-27 13:03:59 | Works
木曜日。丸の内にあるライブ・レストラン「コットンクラブ」の取材・撮影。ここのところ仕事的にはヒキコモリ状態だったので、久々の店取材は結構気分転換になった。「大人のロック」「大人の音楽」というのは90年代後半以降の音楽業界のビジネスを動かしているテーマのひとつだ。ブルーノート東京と提携しているというコットンクラブは2005年オープン、最近同じようなコンセプトでオープンしたビルボードライブもあったりして(もちろん同じようなコンセプトでもっと小規模なライブハウスは山ほどあるが)、この業界の浮沈は少々興味のあるところである。まあ記事の内容(予定)は店紹介なんだけど。