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銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

責任を果たす人

2007-09-23 21:19:31 | 大相撲観測日誌
 平成19年9月場所千秋楽。

 自由民主党の総裁に福田康夫氏が指名され、明後日には総理大臣指名を受ける見込み。
 わたしが生まれたときの総理大臣は、福田赳夫氏。約30年の時を経て、その息子が宰相になるわけだ。

  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


・幕下
 蒼国来(東5)勝ち越し。
 もと幕内玉飛鳥が休場、栃栄□で3勝目。


・十枚目
 東幕下4枚目の木村山は境澤(西11)に敗れ、4勝3敗止まり。十枚目昇進はお預けだろう…。
 把瑠都は13勝2敗で終了。2場所ぶり3回目の優勝を土産に、来場所はまた幕内へ。
 五分同士は栃乃花が旭南海を破って勝ち越し。
 同じく白馬が光龍を破って勝ち越し。
 豊桜勝ち越し。ちょっと幕内は遠いか!?
 若麒麟9勝目。
 若ノ鵬10勝目、幕内一ケタも!?
 寶智山に敗れ、将司負け越し。


・幕内
 昨日は結びで取った豪栄道。今日は中入り後最初の取り組みで嘉風に完勝。11勝で敢闘賞受賞。同期の3人が全員敢闘賞受賞である。
 旭天鵬は12勝目、白鵬の結果を待つ。敢闘賞は受賞決定。
 白露山に敗れ、岩木山は4勝11敗。東10枚目ながら、上がる力士が足りないので残留か?!
 五分で迎えた高見盛が、珍しく千秋楽に勝ち越しを決める。団扇が相手に上がる微妙さだったが、まあ勝ちは勝ち。
 土佐ノ海に敗れ、栃煌山負け越し。豪栄道にはちょっと離される。
 五分の両者は玉乃島が黒海を破って勝ち越し。黒海も段々下がってきたねえ…。
 序盤は4連勝だった春日錦。8連敗後は3連勝で7勝8敗で終了。
 五分同士、豊響の押しが通じず普天王が勝ち越し。豊響も負け越した。

 好調の春日王を倒し、鶴竜は7勝目。
 出島に叩き込まれ、西筆頭の豊真将8勝止まり。
 若の里は時天空に付いて行けずに10敗目。琴光喜が大関に上がる中で、同期の隆乃若が土俵を去る。そういう世代なんだねえ…。
 大関へ足がかりを作りたい安馬。琴奨菊に敗れたが、初日早々の殊勲もあり、殊勲賞。しかし、関脇には1番足りないか!?
 横綱や大関を倒したものの、勝ち越さなければどうしようもない豊ノ島。朝赤龍を落ち着いて押し出して、勝ち越し・殊勲賞。

 白鵬一人が我が道を行く“揃い踏み”。

 先場所は敗れた稀勢の里戦。今日は大関らしく内無双を決め、琴光喜10勝目。新大関ではあるが、すっかり“ハチナナ”の呪縛から逃れ、まあ良いでしょう。稀勢の里は6勝9敗で終わった。
 琴欧洲を簡単に寄り切った安美錦。前半を引っ張ったのだから、何か賞を上げたかった…。欧洲は8勝止まり。勝ち越しが続いているところが、逆に伸び悩む理由かも知れない。8勝だろうが9勝だろうが、勝ち越しさえ続ければ、何年でも大関は務められる。一方で安美錦、新関脇ながら10勝。来場所は!?

 結構強敵千代大海。しかし問題にせず、千秋楽にして今場所最高の相撲で白鵬13勝目。4回目の優勝おめでとう。「勝手に崩れる」と予想した千代大海、9勝6敗は悪すぎる。


 表彰式。二度と聴くことはないであろう「内閣総理大臣 安倍晋三」の声。
 去年の9月場所千秋楽の記事にはこう書いた。

内閣総理大臣賞は、自由民主党総裁に就任した、安倍晋三内閣官房長官が授与。…明後日には内閣総理大臣に就任予定

 今となっては懐かしすぎるが、たった1年前の記事である。そして、去年と同じく、千秋楽の2日後が新総理の就任。まさか1年後、後継総裁が選ばれるその日に当たるとは、分からないもんだねえ…。


 優勝・三賞の受賞者は下記の通り。
・幕内最高優勝
 白鵬(2場所ぶり4回目)

・殊勲賞
 安馬(初)、豊ノ島(初)
・敢闘賞
 旭天鵬(15年9月以来、4年ぶり5回目)、豪栄道(新入幕、初)
・技能賞
 該当者なし(17年9月以来、2年ぶり52回目)

・雷電賞(関脇以下の最優秀成績者を勝手に顕彰)
 旭天鵬(前12・12勝3敗、意外にも初)


 今場所はあまり観られなかったが、朝青龍不在で注目を集めている中での本場所ということで、まあまあ良かったと言えよう。


 幕内から十枚目へは、龍皇・北桜・春日錦、十枚目から幕内へは若ノ鵬・若麒麟・把瑠都か。
 十枚目から幕下へは大真鶴・玉力道・琉鵬、幕下から十枚目へは市原・磯部・芳東か。

 芳東はわたしと同い年。この歳で昇進する力士がいるのは嬉しいものだが、さて?

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