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銀河後悔日誌、つぶやき

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素晴らしき不良品

2007-09-07 23:58:19 | ドラえもん
 『ドラえもん』9月7日放送分。「ドラえもん誕生日1時間スペシャル」と題し、「ドラえもんが生まれ変わる日」1本が放送された。


 テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

 「ドラえもんチャンネル」

 北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部



・「ドラえもんが生まれ変わる日

 前回の“ポンコツ病騒動”を受けてのオリジナル話。

 ここでの注目は、ドラえもん誕生の秘密。2112年9月3日、トーキョーのマツシバロボット工場にて製造途中、ちょうどドラえもんに落雷。そのため、“個性的”なロボットになってしまった…。

 ロボット学校のようなものも登場し、基本設定は、先代の最終設定である『2112年ドラえもん誕生』が、ほぼ活用されている。

 これは、今さら変えようがないし、ドラえもん自体がおっちょこちょいという理由も、変更するわけには行かない。


 さて、お話自体はドラえもんの欠陥を気に病んだロボット工場長が、ドラえもんを攫い、誕生日にあわせて欠陥を直す=記憶をリセットしようと画策…というもの。まあ、良くあるパターンとも言える。

 誕生日前日に開かれる同窓会に出席したドラえもん。その前に、ライバル(?)の「パワえもん」と再会。総理大臣の息子の子守りをしていると言う。お年玉が50円しかないセワシの子守りとは大違い。
 ちなみに、あとで登場したときにはヒデヨ(?)らしい子どもを教育していた。

 ノラミャー子さんも登場。声は野中藍さんである。藤子作品初登場は、先輩の神田朱未さんに先んじた。


 セワシ。のび太を「おじいちゃん」と呼び、しずかちゃんを「おばあちゃん」と呼ぶ。しずかちゃんはあとで「失礼ね」と怒っているが、その意味を分かっていないところがおかしい。

 さて、そのセワシ。普段は知的なキャラだが、今回は終始消極的。ロボット誘拐団に立ち向かうみんなにしぶしぶ加わるが、あまり役には立ってない様子。参謀タイプ?

 それはともかく、セワシが積極的になれないのも理由がある。
 のび太が命を落としてしまった場合、子孫のセワシも誕生しない。なので、セワシが消えてしまう可能性がある。そこまで考えていたかどうかは分からないが、大変な事態である。


 そう行った中で、誘拐団を追い詰め、実は関係ないことが分かると、ロボット工場長の元へ。工場長を補佐していたロボットは、某魔土災炎のところのロボットにそっくり(笑)。


 最後、ネジが抜けていたのはドラえもんではなく、自分だったことを悟り、ドラえもんを解放。

 そして、いつもの生活に戻っていく。



 確かに、ドラえもんは欠陥品かも知れない。しかし、それこそが子守りに適した、人間らしいロボットに必要な要素かも知れない。さて?



 次回は9月14日、「私のジャックをとらないで」と「のび太が育てたかぐや姫」の2本。後者のあらすじは聞いたことない話!?


 今日は、「ドラえもん絵描き歌」の新ヴァージョンが流れた。と言っても、水田さんが唄っているだけである。音頭は変わってしまったが、先代の“遺産”が残っているのは、素直に喜ばしいことである。

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