庭にゼニアオイが咲いたので聞くと、この花はハーブの「コモンマロウ」だと教えてくれた。ゼニアオイと言えば、近くの野々池貯水池の草捨て場に咲いているのを最初見たのが2011年の初夏で、その後も無くなっては同じ場所に度々咲いていた。枯草の中に赤い花が咲いていたので気にはなっていたが、まさか同類が家の庭に咲くとは思いもしなかった。ハーブティにして飲めるとかで苗を買って植えたとのこと。知らなかったが、ゼニアオイは「コモンマロウ」というハーブとして市場に出回っているが、正確には「コモンマロウ」はウスベニアオイのことを指すので、ゼニアオイはコモンマロウ・モルチアナって亜種になるとのこと。庭に咲いたのは「コモンマロウ」のウスベニアオイの方。ハーブとしての薬効は両方とものどの痛み等に効くらしい。マローの中でも最も一般的な「コモンマロー」の花を乾燥させハーブティーを入れると美しい青色になり、更にレモンを加えるとその青色がピンク色に変わるため“夜明けのティー”、または“サンライズティー”という素敵な名前が付いているとのこと。下段は採取した直ぐの「コモンマロウ」の花弁、それを乾燥させると青色になる。
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で、ハーブティと言えば、超高価なサフランティーも飲んだことがある。娘たちが経営している「フライングカーペット」というペルシャ絨毯屋でサフランティをサービスしてくれたのを飲んだが、サフランの、確かにその効果を実感した経験がある。サフラン茶の味や香りはと言うと、一般的な紅茶とは異なり、ほんの少し干草に似た香りで少々クセのある味わいで、強いサフランの香り(私はもともとどんな香りかは知らない)はどれがそうか分からない。どちらと言えば、不可思議な紅茶だが、家庭でよく飲む紅茶より柔らかく素朴な味で何杯も飲めそうな感じがした。むしろ、おーっと感じたのは血流が改善されるせいだろうか、飲んで1時間ほどたつと、顔がほてってきたのだ。だから、ハーブティというのは体への実効があると信じている。