野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

台風10号はどこに向かう

2024-08-31 05:42:01 | 日常生活
今日(30日)の午後、女房は娘と孫と一緒に神戸ポーアイのイベントに出かけた。ここ数日、台風の進路とその規模を心配しながら、JR神戸線の運行状況をこまめにチェックしていたが、当日の神戸は特に風もなく、雨も小ぶり程度に収まってよかった。しかし、前日の夜、NHKの台風情報を確認していると、突然、「兵庫県南部に竜巻発生のおそれ」とか「淡路に線状降水帯発生」とテロップに出たので、すわっ大変と慌てたが、開けて今日30日は晴れ時々雨程度で良かった。

台風がやってくると反射的に何処に、中心気圧は、と見る癖は治らない。
今回の台風10号、鹿児島に上陸する前の中心気圧が935hPa と強大な勢力になっていたので、気になって仕方なかった。鹿児島の指宿・川内あたりから島原半島に移動し、その地に暫く停滞。島原はわが故郷につき心配で仕方なかったが、島原に居座り移動しないからなおさらだ。その後、熊本の玉名辺りに移動し九州を抜けたのが30日の朝。1時間毎にGoogleMapで進路を確認するが念のためにウエザーニュースや気象庁の予報も見てみるも微妙に変わっているので(進路が住居に近いほど、その進路を知るのは重要)、その度に一喜一憂している。各出典機関の進路が違う場合、更に確認するのが米軍の「Joint Typhoon Warning Center (JTWC)」で、何時も最後に見て確認する。台風が過ぎ去って進路を確認すると、この米軍のJoint Typhoon Warning Center (JTWC)の台風情報がほぼほぼ正解に近い進路であった事が度々あった。

米軍の台風情報は「アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)が発表する台風情報です。この台風情報は、本来は米国の政府機関による利用を意図した情報ではありますが、一般の人々もアクセスすることができます。通常は6時間おきに情報を発表します」とある。30日の午後3時ころの米軍「Joint Typhoon Warning Center (JTWC)」の進路が下記図。  

ところで、台風の進路を確認する場合、ウエザーニュースや気象庁情報と「Joint Typhoon Warning Center (JTWC)」の予測進路が微妙に異なることがしばしばある。その理由は良く分からないが、今日(30日)日経記事に面白い分析「台風10号の進路予想、気象庁と米軍でなぜ異なった」があったので、すごく参考になった。その内容が下記。
「台風10号が日本列島を縦断する可能性がある。気象庁によると29日午前8時ごろに鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。台風経路図によると進路を東に変えて西日本に接近する見通しだ。ただ、ほかの気象機関の進路予想は速度が遅かったり、進路が異なっていた。機関によって台風の進路予想が異なるのはなぜか。

気象庁の台風情報は、赤道から北緯60度、東経100〜180度までの範囲で発生する熱帯低気圧のうち中心付近の平均風速が17.2メートルを超えた場合を対象とする。気象庁によると、九州地方を通過中の台風10号は、マリアナ諸島付近で8月22日に発生した。当初はほぼ真っすぐ北に進み、27日ごろに四国から近畿地方に接近するとされていたが、次第に進路を西に変えた。29日午後9時時点では九州に上陸しており、今後日本列島を縦断するとみられる。

進路予想は米軍合同台風警報センター(JTWC)や欧州中期予報センター(ECMWF)などの海外機関も公表している。米軍は海上行動に生かすため風速の定義など独自の方法をとるが、欧州の気象機関などは世界基準にのっとって予想している。

台風は日本列島から遠いところで発生するため、発生直後の予想は誤差が大きくなりやすい。接近したり上陸したりするまでに時間がかかり、大気中の状態が変わってしまうためだ。日本以外の機関でも同じ理由で進路の精度は高くなく、予想が外れることも多くなる。発生当初には、おおむね真っすぐ北上する予測をしていた気象庁やJTWCに対し、ECMWFは一度西に反れて四国の南まで進んでから、東に向きを変えて日本列島に上陸する可能性を示していた。結果的にこの予想が台風10号の実際のルートに近くなった。

欧州中期予報センター(ECMWF)では22日午前9時の時点で一時西に進路を取る予測が多かった=ECMWFの資料を引用29日午後9時時点で各機関の今後の予想はおおむね一致し、31日〜9月1日にかけて近畿地方に向かうと見られる。ただ、九州上陸前後の各機関の予想は、速度の見通しなどに違いがあった。

29日午前時点の予想では、気象庁は9月3日に関東を通過し太平洋に抜ける可能性を指摘していたが、JTWCは東海地方周辺に位置すると予想した。進路の予想にも違いがあった。気象庁は29日午前には、9月1日ごろに近畿地方周辺で一時蛇行すると予想した。ECMWFは大きく蛇行して、一時的に日本海に抜ける予想を示した。香港の気象庁にあたる香港天文台も、蛇行時に四国沖で円を描く可能性を指摘するなど各機関で異なる予想がみられた。

予想の違いには、台風予測の手法が影響している。気象庁では、スーパーコンピューターを活用し「全球アンサンブルモデル」などを使って台風の進路を予想する。全球アンサンブルモデルは、予想のスタートに使うデータを加工して複数の結果を出す。台風の中心が入る確率が70%の範囲を示す「予報円」が大きくなるのは、それぞれの分析結果が大きく異なるためだ。各国はほぼ同様の仕組みで進路を予想するが、分析に利用する①気象データ②計算手法③スーパーコンピューターの性能――が機関によって異なる。そのため、同じ現象の予想でも大きく結果が変わってくる。

誤差は台風が日本列島に近づくと小さくなる。上陸や最接近までにかかる時間が短くなり、行き先がある程度限られて予想がしやすくなる。29日午前に比べて午後の方が各機関の予想が一致したおおむね理由はここにある。台風が日本列島から離れているときの予測は、どの機関の予想がより正確なのか。台風に詳しい名古屋大学の坪木和久教授は「現状はドングリの背比べのような状態だ。それだけ台風の進路予想は難しい」と指摘する。台風の気圧などの予想に使う基礎データは直接観測が難しいため、人工衛星の画像を基に予測しており、「世界のどの機関も精密なデータを取得できていない」(坪木教授)。

台風は災害に直結する可能性が高い。気象庁は台風情報の解説をする場合には「気象庁の情報の解説の範囲にとどめる必要」があるとしており、単一の発信元からの責任ある情報提供(シングルボイス)を重視している。坪木教授は「台風予想は接近すると精度が高まる。気象庁の情報をマメに確認するのが大事だ」と話す」と書いている。

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台風10号、再び関西方面に向きを変えた、2024

2024-08-28 06:41:59 | 日常生活
小さい時からの習慣だろうと思うが、台風とか大雨とかの報道があると、何処に、どのくらいの規模で、と気になってくる。小さい時、有明海の沿岸に住んでいたので、何もない普段の時は波が砂をこする音が聞える程度のまことに住みやすい地域なのだが、年に数度、大なり小なりの台風の通路に当たり、それは大変だった。台風の海は大波に荒れ、塩風がどす黒い空を舞う様子は、それは怖いものだった。いつ来るかさえ予測もできない大地震に比べると、台風は予測された道を必ず通るので心構えの準備はできる。

で、今回の台風10号、8月23日の朝見たときのその進路は名古屋方面で、関西地域は特に影響なしだった。それが24日の昼過ぎに確認すると大阪と神戸方面へと進路を変えて25日の朝、朝6時の予報では姫路に上陸するとなっていた。そうなれば我々の住んでいる地域は台風の目玉の即右側で、しかもその台風の強さ955hpaにまで下がっており、”非常に強い”になっている。これは大変な事態になったと心配で、今一度、周辺の片付けを行った。しかし、26日になると、台風10号は九州方面に向かい鹿児島から宮崎あたりに上陸する予定だと報道され、その後は広島か岡山あたりを通過し、日本海に抜けるとあった。明石方面は台風の進路から大きく外れるも進路の右側に位置するので、注意が必要ぐらいの程度だと理解していた。

ところが、27日の朝みると、10号の進路がかなり変わっている。
台風10号は鹿児島の奄美地方に接近し、29日〜30日頃には鹿児島辺りに上陸し、熊本を北上、その後、急右折して神戸・大阪方面に向きを変える予報となっている。
  台風10号:デジタル台風(Google Map) 27日午前7時予報」 
  
1時間毎にGoogleMapで進路を確認するが、最も気になるのは、自分が住んでいる地域にくるかどうかで(誰でもそうだと思うが)、その後の進路が岡山方面から日本海に抜けるか、あるいは大阪よりも下の方向に来るかで、時間が過ぎる度に進路が目まぐるしく変わる。再確認に、ウエザーニュースや気象庁の予報も見てみるが微妙に変わってくるので、その度に一喜一憂しながら寝てしまった。

開けて今日28日、朝起きると即デジタル台風(Google Map)みると、台風10号は同じ近畿方面でも和歌山方面に進路を変更している。当地からかなり離れた。念のため、ウエザーニュースで再確認すると同じルートになっている。
  台風10号:ウエザーニュース 28日午前6時」 

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台風10号がやってくる、2024

2024-08-26 06:09:44 | 日常生活
23日、朝見たときの台風10号の進路は名古屋方面だった。
台風の進路予報を確認する場合、いつもデジタル台風(Google Map)とウエザーニュースを両方見ながら進路と強さをチェックしている。それがだ、24日の昼過ぎに確認すると大阪と神戸方面へと進路を変えつつあると分かったが、25日の朝、朝6時のデジタル台風(Google Map)の予報によると、台風10号は姫路に上陸する予報となった。そうなれば我々の住んでいる地域は台風の目玉の即右側で、しかもその台風の強さ955hpaにまで下がっており、”非常に強い”になっている。これは大変な事態になった。
  「台風10号、デジタル台風(Google Map):25日午前6時予報」
その後、今朝(26日)の朝6時頃のデジタル台風(Google Map)をみると、台風10号はかなり西寄りに移動し、進路方向も変わりつつある。もう少し要観察。

この台風10号の進路、覚えがあるな~と当ブログをめくってみると、2018年の8月と9月、台風20号、21号の進路と酷似している。2018年の台風21号は関空台風と呼ばれ、関西空港連絡橋に空の小型タンカー が衝突し関空が一時孤立した台風だ。今回の台風10号はそっちの方ではなく、8月の台風20号の進路に酷似している。

2018年8月23日、2018年の台風20号は四国上陸後北上し兵庫県の真上を通過した。その際の当地区の状況を当ブログに書いているので、再投稿するとこうだ。
「8月23日、台風20号の様子だが、外は良く晴れているが蒸し暑い中、神戸市に朝11時20分、暴風波浪警報が発令された。晴れているので野々池貯水池からは草刈の音が変わらず聞こえる。次第に風が強く吹き始め、気温は35、36度で雲が多くなったが晴れ。だが、午後1時頃になると、JR西日本は23日中の特急の運休が計119本に上ると発表。JR神戸線の新快速・快速については、午後5時ごろから順次運休する見込みと発表、これは本格的に猛烈台風だ。

午後9時過ぎ、徳島県に上陸したが、神戸市西区は雨もそんなに降ってもおらず、ポツンポツンと言う程度。しかし風の音がすごい。いつもそうだが、台風がくると、野々池上空を流れる風の音は煩く、今回も同様に鬱陶しいほどうるさく、加えて樹々の揺れる音も重なってざわざわと煩く聞こえてくる。午後10時現在、雨が雨戸と叩く音は全く聞こえず、雨戸を開けてみるも雨は左程のこともなし。

午後10時半ごろから、突然雨足がかなり強くなる。特に南東からの風が雨戸を強く叩く。夜12時頃、姫路に上陸した。雨足と風がすごい。風が猛烈に吹いて何か飛ぶ音がした。もう夜中の1時だが寝る気も湧かないので暫しTVの台風情報を確認する。開けて24日は4時に目が覚め、早速、新聞とりと家の周りを確認した。車庫の屋根のアクリル板が道路側2列飛んで無くなっていた。道路にでると、近隣の車庫の屋根が数か所飛んでいる。それ以外の被害はない。とにかく、こんなものすごい暴風は久しく経験がない。九州に住んでいた経験でも、九州は台風の通路にあたっていたが、こんな暴風はあまり記憶がない。野々池に上がって被害状況を再確認するが、家の周りは問題なし。ただ、野々池の上がり口の「ねむの木の大木」が半分に折れている。
   
   


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コメが不足している

2024-08-23 06:08:29 | 日常生活
先日、コープの宅配の注文書に”コメ2個”と書いて提出しようとしたら、配達の女性担当者から「コメの注文はありますか?」と先に質問を受けた。あるよと回答すると「抽選になります」とのことだった。今まで、30年前後、コープの地域宅配に加入して毎週注文を提出してきたが、コープから先に注文内容を聞かれることなどなく、その前にコメをコープの宅配に注文すること等なかったが、今週のコープの宅配注文品目一覧にコメがあったので(あるところにはあるんだと思い)、念のためにコメと書いたが、やっぱりコメは不足しているんだと実感した。追記:4日後、コープからメールあり⇒抽選の結果、落選とのこと)

以前は九州からコメを度々送ってきたので買うことは少なかったが、九州でコメを作らなくなってから近くの販売店で30㎏の地元産の玄米を買っていた。それを10㎏ごとに近くの精米機で精米して食べていた。2ヵ月ほど前、その玄米を買いに行くと、これが最後で次は新米が出るまで在庫はありませんと言う。毎年、その販売店から玄米が無くなることはなく、新米が出るころになると昨年米を値引きして販売していたのに、今年は早々とコメが無くなっていた。今世間でコメがないと騒ぐだいぶ前の話だったので、なんで今年はコメがないんだろうと不思議に思っていた。

コメが無ければ無しで他の物を食べれば良いのだが、新聞等を読むと、インバウンドが増えたのでコメの需要が増えたともっともらしく理由を書いてあるが、外人旅行客がコメを食べたので、我々日本人の主食のコメが無くなったとは一方的に信じられない。毎年、政府は補助金を出して減反を勧めてきただけに、インバウンドが増えたからコメ不足になったとは理解できないのだ。

 「NHK」
NHKの「“米がない” 米不足はいつまで続く?」を読んでいると、「農林水産省は、インバウンドが好調だったことに加え、パンや麺など、ほかの食料品に比べると値上がりが緩やかだったことなどから、需要が伸びたのではないかとしています。」とか「去年の猛暑などの影響で供給が見込みより少なかった一方、消費は順調で、その結果、在庫が今まででもっとも少なくなり、品薄になっています。ただ、農林水産省は「主食用のコメの需給がひっ迫している状況ではない。消費者は安心してほしい」と白々しく説明している。 

もう少し別の記事を読んでいると、「昨年の猛暑による不作やインバウンド(訪日外国人)の増加でコメの消費が増えたためだと言われていますが、両方とも主要な原因ではありません。」とも書いている新聞や記事もある。一方、日本米に比べアメリカ産のコメや長細いタイ米のコストを記載している記事もあって、どうも今回の米騒動には胡散臭ささがあるような気がしてきた。

新米が出るまでのコメはないので、それに代わる食材を食べれば当面は良いのだが、今回の米騒動につられてコメの売価が上昇している、懸念は、それが新米そしてその後も価格が上昇したまま高止まりになる気配があることだ。危機を利用して値上げする、よく聞く話だ。「我々日本人の主食であるコメ、値段が安くて安定供給」こそが政府のもっとも重要な政策でありかつ役割だと思うが、新総理にはその責任をとって頂きたい。

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やっと雨が降った

2024-08-21 06:14:04 | 日常生活
今日(20日)の朝6時ころには昨夜からの雨も上がり、7時ころの車が示す外気温は25度。25度と言うのはこんな気温だったのかとしみじみと女房が言う。雨が降った後なので湿気は多いが今までの朝の気温29~30度に比べると断然涼しい。朝7時ころの玄関の敷石には雨水が溜まり、その横のあるイランのバラの葉っぱには雨水が丸くなってキラキラと光っている。 やっと雨が降った!
 
結局、天気予報の通りになった。毎日、気象庁の天気予報を眺めながら、今日も35度かと嘆いていたが、天気予報は、ここ神戸市西区も雨が降ると予報していたので待っていた。テレビの報道には、台風7号の余波で関東地方はかなりの雨が降ったとか、また関西でも大阪や神戸はゲリラ豪雨だと報道されて騒いでいたが、それを横目に、ここ明石地区に隣接した神戸市西区は7月中旬以降、雨が全く降っていない。しかも最高温度たるや34~36度が続いていた。少しでも風があると、少し高台に位置する当方の家にも風が通って暑さも少し和らぐが、風が止まるとどうしようもなく暑い。それがだ、一月振りの雨だ。雨が降らない、その間、狭い庭の、家で食べるだけの野菜の水やりが大変だった。女房は朝起きると、一番の仕事は野菜の水やりで、蚊に刺されながらの水やりは大変だったようで、今日は水やり不要だと女房が一番喜んでいた。

毎年、7月、8月に雨が全く降らず暑い日が続き相当うんざりしてきた。今年も複数台のクーラーを付け続けたので先日、電気料金を見てびっくり、ここ数年で最も使用量が多かった。料金をみてもう少しセーブすべきだったかと後から反省してももう遅いが、エアコンに慣れると、体はどうしてもエアコンに頼って今日の朝方は逆に寒いほどになっていた。気象庁の「tenki.jp」で明石市のこれからの一週間予報をみると、この一週間は雨が降り続くようなのでエアコンを止めて扇風機(先日、一台買い換えた)を多用するか。
 「tenki.jp]

 



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2024年8月中旬、阪神はどうなっている?

2024-08-19 06:17:33 | スポーツ
2024年の8月、盆も過ぎペナント争いに目が離せない。
阪神タイガースは広島戦に1勝2敗、続く東京ドームの巨人戦も1勝2敗でシリーズ戦ゲーム差4.0の3位から抜け出せないまま、16日から最下位の中日との3連戦に入った。16日の東京近辺の試合が台風7号の影響を受けた早々と中止を決めたので、中日の初戦に勝てば0.5ゲーム差に追いつくと、新聞には期待を寄せられていた。

それがだ、セリーグ最下位の中日との初戦、返り討ちにあって逆転負けで4カード連続初戦黒星スタートとなった。期待は失望に変わり広島とのゲーム差は4.5に広がる。中日との初戦はNHKのBSが放送するので、大いに期待したが、阪神タイガースは本当にダメだな。翌朝のデイリースポーツの表紙が今の阪神タイガースの苦しさを上手く表現していた。
  「2024年8月17日:デイリースポーツ記事」
「中日2-1阪神」:デイリースポーツが現状の阪神の状態をうまく書いている。
「わずか2時間29分での敗戦だった。得点は“スミ1”で、二回以降は1安打。球場の左半分を埋めた阪神ファンの弱々しい嘆き声は、あっという間に中日ファンの大歓声にかきけされた。 岡田監督も言葉に力がない。淡々と試合を振り返った。「つないでいかなあかんのに。大振りして、そんなんでヒット3本でどうする言うねん。ホームランばっか狙ってるんちゃう?そういうスイングに見えるよな。誰か知らんけど」。怒りや悔しさを通り越したような苦笑いに、もどかしさがにじんだ。・・・・中日が継投策に入った二回以降が誤算だった。五回まで出塁は四球による1人だけ。岡田監督は小刻みな継投に対して「そんなん関係ないよ」と対応できない打線の現状を嘆いた。・・・ツキにも見放された。七回は2四球で1死一、二塁とし、代打・渡辺。しかし、鋭いゴロは一塁の正面へ飛んでしまう。併殺に終わり、一瞬で好機が消えた。「当たりとしては悪くなかったけど、あそこでゲッツーを打ってしまったっていうことを反省したい」 現状の悪い流れを象徴するシーンだった」と。  そして17日の阪神タイガース発表の公式順位表が下記。 
岡田阪神は窮地に立った。8月2日から始まった長期ロードは5勝7敗に終わり。広島、巨人との直接対決でいずれも負け越した。

一方、昨季の今頃は10連勝だった。2024と2023の阪神の勢いの差は明らかだ。その昨年の今の時期の阪神タイガース、昨年2023年のセリーグの覇者で日本チャンピオンに輝いた阪神タイガースは、この時期どうだったかと言うと、8月16日の阪神は広島戦は5:3で勝って、なんとマジックM29がついた。その好調ぶりに、当時は、え~もう点いたんかと不思議な感じがしたが、マジックなんて物は点いたり消えたりするものだから、別に気にもしないが、2023年の阪神タイガースは、それだけ強かったと言うことなんだと思う。2位広島とのゲーム差は8。残り試合数は37。8月17日のデイリースポーツFS表紙の岡田監督の笑顔は頼もしかった。
 「2023年8月17日:デイリースポーツ記事」
岡田監督の目の前の試合を勝つために、最終的には優勝するための采配は、結局勝ったのだから、しかもM29にまでもってこれたんだから二重丸。結局、勝つために、選手は駒でしかないし、その時点でのベストメンバーをスタメン表に並べ、しかも勝つんだから問題なし。熊本済々黌出身の大竹投手が8勝目、桐敷、岩貞、岩崎の3投手が大竹の後を受けて各回を0点に抑えたのは見事だった。NHKの「ニュースウオッチ9」のスポーツコーナーを見ていた女房が「阪神29M点灯」の画面を見て手を叩いて喜んだ記憶がある。

*昨年2023年は本当に楽しかったな~。

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庭のヒイラギ、剪定途中

2024-08-16 05:47:35 | 
道路沿いに植えている庭の「ヒイラギ」を今、剪定している途中。
最終的には根元からバサッと切ってしまう予定だが、その途中の剪定工程の写真が下の姿。「ヒイラギ」の下半分の葉っぱが無くなったので風通しが良くなって、近くに寄ると涼しいと気が付いた
     
剪定開始する前の「ヒイラギ」が下記の写真だが、下の方まで枝が伸びまん丸とした姿で、直径約2.5m、高さも3mを少し越した程度の大きさになっている。ヒイラギの頭部分は成長も早いせいかよく伸びるので、秋、甘美な白い花を咲かせ終わる頃、伸びた葉っぱを剪定するが背が高いので脚立作業が大変で、危ないから止めろと女房から言われてきた。一本だけ残った植木、好きな剪定作業なので元気なうちは自分で剪定すると決めていたものの、狭い空間に脚立の設置を工夫しながらの剪定作業は年寄りには重労働だった。 しかも、毎年夏冬の剪定を引き継ごうとするのが誰もいないし、終活もあって、この際、伐採してしまおうと決断したのはいいものの、我々年寄りの素人にとっては、これがとてつもなく難作業で、ここまで来るのに45lゴミ袋で15枚。汗だくの重労働で時間が掛かかった。
     

植木の剪定は好きな作業なので、毎年、盆前と正月前に、庭の植木は外注せず自分で剪定してきた。剪定ばさみも、大中小から高さが2m強の剪定ばさみも含めると7本ほど持っている。勿論ダイヤモンド砥石もある。その殆どをゴルフ大会やガーネットゴルフ練習場の途中にある、三木の金物センターで購入してきた。

自宅を持ってから、近くの植木屋で直接見聞きして買ったり、はたまた植木市や舞子にあった当時の明幸園から購入したものを含めると、かれこれ10本以上の植木を購入して庭に植えていた。ところが植木が成長するに従い、場所を取りすぎ、毎年の剪定や消毒に相当な時間を喰ってしまう事もあって、数年も経つと、今度は逆に邪魔になってきたので、伐採したり、違う場所に植え直したりと順番に整理してきた。近くの明石・松陰の植木屋から購入した高価なバベの樹2本も、植木屋が言うに「庭の主木にするといいですよ」と勧められたこともあって最後まで残していたが、年取ってくると、高所選定が危なくなってきたこともあり剪定作業が次第に億劫となってきた。それで、いままで家の周りに植えていた植木をバベの樹も含め大方10本強を順次整理してきた。今残って居るのは、この「ヒイラギ」と「八重桜」の2本だけ。八重桜も一時整理しようかと迷ったが、ソメイヨシノのように大木にならずこじんまりとした大きさのままで、かつ豪華な花を咲かせてくれるので、このまま残そうと決めた。そこで、毎年の剪定作業が必要な、この「ヒイラギを」を今回、整理することした。

この「ヒイラギ」、10月も中旬になると、上品な香りを放つ白い花を咲かす。
毎年そうだが、金木犀の自己主張の強い匂いが過ぎて一週間もすると、ヒイラギの匂いが漂う。ヒイラギの匂いは、金木犀の様な頭痛がするような強烈な匂いなどなく、いかにも自然で上品な匂いが漂うから気に入っていた。ヒイラギは金木犀に近い仲間でありながらトゲトゲの葉が目立つものの、よく見ると、純白の花には何とも言えない清楚な美しさがあって、ほのかな香りとともに捨てがたい魅力でもある。家を建ててから、玄関脇に植木を植えるべく近くの植木屋周りをしていたのだが、近くの大久保松陰にあった、山口造園の傍をたまたま通りかかったところ、丸く剪定された大きなヒイラギが2本あって、気に入った一本を購入した(これが結構髙い値段だった)。ついでに、家の周りを囲む植木数本をまとめ買いした。ヒイラギには棘があるので、古くから邪鬼を払うと教えられたので玄関脇に植えることにした経緯がある。
    
「庭のヒイラギの花」        

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日向灘地震は南海トラフ大地震には発展しないようだ 「改定:8月15日」

2024-08-14 05:45:07 | その他
「本日(8月15日)17時をもって、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」発表に伴う政府としての特別な注意の呼びかけは終了しました」

8月8日、宮崎県の日向灘で地震が発生した。
震度6弱、M7.1と言う大地震なので、おおいにビックリした。更に驚いたのは「南海トラフ地震注意報」なるが気象庁より発令され、テレビは各局とも一斉に報道し始めた。特にNHKは台風5号情報に置き換わるまで毎日終日、パリオリンピック報道の最中も「南海トラフ巨大地震注意」のテロップを張り付けていた。しかも、同日、岸田総理は中央アジア訪問予定を中止すると報道があったので、何も詳細情報持たない我々年寄りは、これは大地震に発展するかもしれないと恐れた。
  「NHK」
気象庁発表は「(南海トラフ地震との関連について) • 今回の地震の発生により、気象庁は8月8日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大 地震注意)を発表しました。政府では、南海トラフ地震防災対策推進地域に対して、地震 発生から1週間、日頃からの地震への備えの再確認や、揺れを感じたら直ちに避難でき る態勢をとるよう呼びかけています。引き続き、政府や自治体などからの呼びかけ等に 応じた防災対応をとってください。」とある。

日向灘地震発生と同時に流れた情報は、海水浴場閉鎖、花火大会中止、新幹線徐行、買い占め、旅館やホテルのキャンセル等が相次いで報道されてきたので、M7.3(だったと思うが)の阪神淡路大震災の恐怖を経験した身にとっては、それは恐怖の一歩手前だった。

で、2022年の日経記事「南海トラフ地震、必要な備えは 家具固定や備蓄の確認」を再度読み直し、早速、タンスや本棚の上に置いたままの不用品を再整理し、不要な物は「燃えないゴミ」として、今日、ごみとして廃却した。阪神淡路当日、近くのホテルに宿泊していた友人が「テレビが空中を飛んだ」と語るのを聞いていたので、まず危険物の廃却から始め、阪神淡路のあと着手しその後中断していた家具の固定や食器棚の扉の開放防止の再確認も始めた。日経も書いているが「まず確認しておきたいのが家具の安全だ。東京消防庁の調査では地震でケガをした人の3〜5割が家具の転倒や落下が原因だった。家具は転倒時にドアや避難路を塞がない場所に置き、寝る場所や座る場所、ストーブなどの近くも避ける事が望ましいという。タンスなどはL字金具や突っ張り棒で固定し、食器棚には扉の開放防止の器具やガラスの飛散防止フィルムを設置することが効果的だ。いずれも市販されており、家具が地震時に「凶器」となるのを防ぐことができる」

8日から約一週間弱、南海トラフ大地震に発展することはなかった。
地震直後の神戸新聞に日向灘地震の研究者が「日向灘を震源とするM7級の地震は約30年毎繰り返し発生している。南海トラフに発展する可能性は低い」等の解説していたので安心はしていたが、あれから約1週間経ち「その後も危険は無くなりはしないが、」と、その通りになった。そして、今日の読売新聞ネット誌は「気象庁が注意を呼びかけている1週間のうちに大きな地震が必ず起きるわけではない。「高まっている」という表現にとまどう人も多いと思うが、この機会に足りない備えがないかを再確認してほしい」とか「 個人レベルでは、日常生活を送りながら、お金や時間があまりかからない範囲で、やって損はないことをしておくといい。私は臨時情報の対象地域である名古屋市で暮らしているが、家具の固定に甘いところがないか確認している。家の中での避難経路がふさがれることはないか、高い所から落下するものがないかなどにも気を配ってほしい」と専門家は書いている。日向灘地震はほぼ30年周期で発生しており 、今回の日向灘地震が即南海トラフ大地震に発展しない、と言うのが現状の結論のようだ。日向灘地震に関連して政府は騒ぎすぎと言う意見も多く見られたが、阪神淡路大震災を直接経験した身にとっては、備えだけは忘れるなと言う合図だと素直に考えている。
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驚いた! パリ 女子やり投げ、金

2024-08-12 06:04:41 | その他
今の時期、新聞やテレビはパリオリンピックの報道が多く、我々も大半の時間をパリを見て過ごしている。今日(11日)の産経新聞には「日本の金メダル数、豪と3位タイ18個で「銅メダル圏内」に パリ五輪第16日終了時点」と言うのがあった。産経は「パリ五輪の競技終了まであと1日となった第16日の10日、日本は前日に続いてメダルラッシュに沸き、金メダル数は2個増えて計18個となった。この結果、10日終了時点で、金メダル数の国・地域別で豪州と並び3位タイに浮上。開催国フランスを2個上回り、韓国には5個差をつけた。メダル総数は6個増えて43個となり、オーストラリアの50個に次ぐ6位を維持した」と書いているが、 なにせ主催国フランスの金獲得数16個より多いのだからびっくりものだ。

日本の金獲得種目の中でもっともびっくりしたのは、やり投げの北口選手。予選も難なく通過し、決勝は日本時間夜2時半ごろ放送とあったのでLIVEは見れなかったが、翌日のパソコンを立上げて”いの一番 ”に見たのは女子やり投げの結果で、優勝の文字だった。そこには「パリ五輪第16日の10日、陸上女子やり投げ決勝で北口榛花(JAL)が65メートル80で優勝し、マラソン以外では日本女子初となる陸上の金メダルを獲得した」とあった。世界の強豪が世界一を競う1投目で、65メートル80の記録。この記録以降、だれも65mラインの超える選手はいなかった。
  
世界の最強豪が争う競技では、これまでマラソンなどは世界の強豪と戦えても、体力的に劣る日本女子がオリンピックのパワー競技で金を取れるとは考えもしなかった。だから、筋力隆々とした海外女子選手を一投目からギャフンと言わしめて勝った北口選手には心底驚いた。陸上競技で、知っている範囲ではマラソンの高橋尚子選手の金メダルがあったものの、陸上の本流であるパワー競技そのものを代表する「やり投げ」で筋力とか瞬発力において劣る日本人が通用するとは思いもしなかった。柔道、レスリングやボクシングのような重量別に勝負しているわけでもない、無差別級の戦は体力やパワーが勝負に大きく影響すると思われる、その無差別級の戦いである「やり投げ」で日本人女子が金メダルとは本当に恐れ入った。まさにアメリカMLBの大谷選手と比べても、互角以上の評価ではないだろうか。恐れ入りました。

その金メダル勝者「北口選手の一問一答産経新聞)」
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今日も暑い!

2024-08-09 06:03:34 | 日常生活
 毎日咲く、庭のモミジアオイ」
今日(8月8日)の朝、一番予約の歯医者にでかける時間帯は風も涼しく感じられたが、帰る頃になるとムシっとして暑くなり始めた。
こうも暑い日が続き、熱中症患者数が毎日の話題となると、当方も熱中症になったような感覚に陥り、なんとなくボーッとしている。なにせ、テレビや新聞の話題はパリオリンピックの勝者と最高温度が40度近くまで上昇している地域はどこそこだとの報道ばかり。40度に比べると当地区の最高温度34、35度なんか”屁の河童 ”ではないかと言われそうだけど、外に出て少しでも体を動かすと汗がドバーと出てくるから、すぐに着替えねばならないし、ここの地域で過去何日も35、6度の日が続いた記憶もないので、こう毎日だと気が滅入る。テレビのテロップに、大阪に大雨警報とでる日もあるが、当方、神戸と明石の市境には雨は一滴も降ってこない。気になって、過去の天気を調べると、ここ明石地区に隣接した神戸市西区は7月中旬以降、雨が全く降っていない。しかも最高温度たるや34~36度が続いている。少しでも風があると、少し高台に位置する当方の家にも風が通って暑さも少し和らぐが、風が止まるとどうしようもなく暑い。

今日の空は、にょきにょきと勢いよく立ち上がる入道雲ではなく、一面青空だから余計に暑さを感じるが、そんな酷暑の野々池貯水池のジョギングコースに、上半身裸でパンツ一つのジョガーが真っ黒に日焼けして走っている。熱中症なんかまったく気にもしていない。しかも、こうも雨が降らないと、野々池貯水池の雑草も水分の蒸発を防ごうとしているのか葉っぱを丸く閉じて、既に枯れてしまった雑草も多い。先日来、野々池の草刈りも再開されたが、暑いものだから稼働時間は少なく、しかも半自動のローンモア機を使用しているが、刈った後は虎刈り。綺麗さでは手動の刈り払い機 に到底及ばないが、草を刈った後など誰も気にしていないのだから良いのだろう。

それにしても、毎日暑い!
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