マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

良くも悪くもならない

2016年10月15日 09時42分52秒 | むびょうそくさい
生温かい日はうつらうつらでもしたいがそういうわけにもいかない。

毎日のリハビリ運動に週一ペースの器械運動も欠かせない。

この日も午前中は自宅周辺を歩いてリハビリ。

前週に伝えられた速度は時速4km。

力を込める必要性もなく巡行速度である。

急ぐこともない毎日を暮らしながらのリハビリに気負いはない。

車で行けるようになってからは精神的にも安定しだした。

余裕をもって家を出る。

受付を済ませていつもの通りの血圧測定は132-71。

脈拍は57拍。

これには驚く。

外来棟に着いても、まだリハビリはしていない。

なのに57拍もある。

毎回がこうであれば良いのだが、先はまだまだ見えない。

リハビリ室に入ってこれもまたいつもの通りの準備体操。

直前に装着した心電図の波形は申し分のないような綺麗な波形。

P波はくっきりに、不整脈はどこへ行ったやらも脈拍は51-52拍辺り。

さっきに測った脈拍は何だったのか、である。

伸びるゴム道具を使ったスクワット運動。

このときの脈拍は53-55拍。

最近はだいたいがこういう数値である。

そして自転車に跨いでペダル漕ぎ。

いきなりの40ワークでスタートする。

回転数は60ぐらい。

血圧は128-61で脈拍は59-61拍。

40ワークでも60拍台になるのはやや早め。

負荷はかかっていない初速でもあるがなかなか良い数値の脈拍になれば嬉しいものだ。

10分過ぎにワーク10からのアップは50ワークに。

血圧は148-54になるが脈拍は61-62拍。

これまではぐぐっと上昇したが僅かしか上がらない。

負荷がかかっていないのだ。

汗ばむこの日の最大気温は28度。

夏日はすぐそこまでやってきた。窓は開放、室内空調真下で器械運動に心地よい風が吹き抜ける。

気持ちが良いのだ。

運動を終えてスローダウン時点の脈拍は47-51拍。

良くも悪くもならない、こんなもんだ。

すべての運動を終えて表彰式が始まった。

なんでも5カ月前からリハビリをされてきたご婦人は健康を取り戻されてリハビリ運動を卒業。

目出度い卒業に修了書を読みあげるK循環器医師。

受け取ったご婦人の嬉しそうなお顔。

目出度い日に同席された私たち一同は揃って拍手喝采。

私もこういう日を迎えたいものだ。

会計処理の間に再度測る血圧測定。

113-60も驚いたが、脈拍は来たときより下がって47拍だった。

良くも悪くもならないと思うのは測るたびに思うのだ。

この日の会計整理番号は1324。

だいたいが15分から20分待ち。

何回も来ているとだいたい判る。

(H28. 4.26 SB932SH撮影)

深夜に発症した異常

2016年10月15日 09時39分11秒 | むびょうそくさい
大病を患ってから寝つかれない日は極端に減った。

減ったどころか、一日、二日ぐらい、あったかなと思えるほど少ないのだ。

逆に多いのが深夜に目覚める日が増えた。

目が覚めてトイレに行くこともある。

毎日ではないがやや多い方かも知れない。

もよおせば目が覚める。

健康的だと思っている用足しの目覚め。

戻ってすぐに寝ることがほとんどだが、稀に寝つかれず悶悶とする場合がある。

そのときはテレビをつける。

深夜番組は時間帯によって多種多様。

思わず録画のボタンを押すこともある。

大病前にもあったそういう日。

すぐさまメモってブログタネにしたこともある。

この夜もそうだった途中目覚めの後処理。

2月初めまでは一人部屋ですやすや寝ていた。

ところが心室細動に陥る可能性が高くなったと診断された。

その夜からはかーさんが隣に敷いた布団で寝るようになった。

夜中にぐっと起き上って呻きを上げても一人部屋では気がつかない。

起きてこんなあと思って部屋の扉を開けたらぐったりする私を見つけて・・・・。

ということにはなりたくないと云ってそうしたから夜中に目覚めたときはそろりそろりと音を立てずに障子の開け閉め。

気がつかないように布団にもぐる。

もぐってから寝つかれなかった場合はどうするか。

同じ部屋ではテレビを見るわけにはいかない。

リビングで退避ということになる。

2月初めからあった深夜の目覚めに2時間ほどリビングに滞在したことがある。

この夜もそうしようと思ってリビングに身を寄せた。

時間帯は午前2時半だ。

30分もすればBS放送でニュースが報道される。

思考がなくともそれが良い。

ギラギラするようなミュージック番組では落ち着かない。

映像だけが回遊するネイチャー番組も心地いいが、どうせ見るならネタ的に使える番組も良い。

とかなんとか考えもなしにあっちゃやこっちへとチャネルの回遊。

前回はなんともなかったが、今回はおかしい。

頭がふらっとした。

揺れのように感じたが地震ではないようだ。

食卓テーブルに顔を伏せるほどしんどい。

横にあるソファにも顔をうずめる。

終いには暖房カーペットに横たわる。

マクラはソファにあった軽めの座布団。

二枚を二枚に折ってマクラ代わりにするが気持ちの悪さは治らない。

悪寒がするのだ。それは足元から。

足のつま先から凍るように冷える。

そんな感触だが、実感する脈拍は40拍から45拍辺り。

38拍以下ではないから心配はしないが、緩やかに感じる目眩に足の冷たさの悪寒に何かを感じた。

そう思って測った血圧計の値は193-97。

脈拍は43拍だ。

かーさんは高血圧症で薬を手放せない。

92歳で亡くなった私の祖母は玄関を出た地道で倒れたことがある。

ふらっと来ただけやと云っていたが高血圧であったのだ。

昨日までの診断、或は日常においても発症したことのない高血圧状態に悪寒は止まらない。

寝床にもぐっても足の冷たさは解消されない。

冷たくてよけいに眠れない。

しかたなく音声を消してテレビを見ていた。

寝床について1時間弱。

足はほっこりと温まったと感じた瞬間に寝ていた。

たぶん4時半ころだろう。

朝の目覚めは午前8時。

ふっと目が覚めて身体を起こす。

しばらく経ってもふらつきはない。

目まいも感じない。

(H28. 4.19 記)

(二重人格)ダブルスタンダードをもつ生身の身体ペースメーカー

2016年10月15日 09時24分34秒 | むびょうそくさい
今年度、初めて診察してくださる循環器内科のⅠ医師とご対面する。

これまで担当だった医師は退職されて大学病院に戻られる。

引継されてこの日が初対面。

たぶんに時間がかかるであろうと思って出かける途中のスーパートライアル大和小泉店で売っていたパンを買った。

午前中に血液検査や両足、両腕に各1本ずつに心臓部は6本のリード線がある心電図計装着した心電図検査をして医師の内診を受ける。

予定されてしている内診時間は血液採取してから1時間後。

検査を終えてから長いこと待つ。

受付した血液検査時間は9時56分。

検査の結果報告がでるのは11時30分。

予定している内診時間とぴったり合う。

例月通りに受付後は血圧・脈拍測定。

結果は147-75で39拍だった。

測定は差異を確かめたく、外来棟に到着した時点でしている。

そのときの結果は142-73の48拍だった。

日増しによくなる傾向にあったと思っていたが、1時間半も外来棟に在室しているだけで値が大きく変動した。

血圧はさほど変わらないが脈拍は起床時に戻った。

そう、何もしなければ心臓は元のさやに戻る。

運動をすることで脈拍が上昇する。

ここ数か月はそのように改善していたが30台数値の脈拍は相変わらずだ。

それはともかく、疲れがでたのか内診待合室の椅子に座っていたらうつらうつら。

安眠状態に陥っていた。

おそらくこのときの脈拍も39拍以下であると思う。

たいがいは血液検査結果報告がでて数十分も待てばお呼びがかかる。

ところがだ。

この日はやに遅い。

待てど暮らせど、お呼びがかからない。

呼び出しがあった時刻は、なんと、なんとの午後12時55分。

1時間20分も待った。

呼び出されても診察室内待合室で数分間。

それからやっと、ということだ。

対面したI循環器内科医師は見覚えがある。

そうだ、入院中に他の患者さんに対応されていた医師だった。

そんな他愛のないことを伝えたら心臓エコーをしていたでしょと返された。

毎週のように来診して行っている心臓リハビリの情報も伝えられている。

その結果やこの日の検査結果を診られて伝えられた言葉は順調です、だ。

ヘモグロビンは13.8。

前回、3月15日の状態は12.3だった。

さらに上回っていたことに歓びを感じる。

そういえば内痔出血はほとんど止まっている。

値的にもクリアーしているヘモグロビン値。

調子が良いのはそれもある。

もう一つはBNPだ。

1月の診察時では496.1。

2月の状況は約半分の253.1。

3月は大きく下回って二桁台の87.4。

この日は68.4。

さらに下回ったが微妙である。

BNPの標準基準値は18.4以下。

まだまだ先は遠いが、感じる心臓の負担感はまったくない。

もう一つは心電図の状態だ。

本日の計測をするときのことだ。

装着した直後の脈拍は38拍。

その後はやや上がって40拍台前半に落ち着く。

その状態を看られた技師は驚かれた。

脈拍が38拍を示せば異状なこと。

心配そうに顔を観る。

これは服用していたアンカロン錠の体内残存作用。

未だに溶けなくて・・と伝えたら、頷かれた。

2か月前までは随分と心配していたP波は、今回の測定結果ではくっきりはっきり出現している。

安静状態の脈拍は低いが、不整脈も見られず、運動をすれば60拍以上の脈拍になる。

ペースメーカーの対応はまったく必要なしと、I循環器医師がから云われたのがとても嬉しい。

では薬の量は・・と聞けば、もう少し、様子をみようということだ。

前任の主治医は結果によってワーファリン錠の量を換えるつもりだった。

引継ぎされた医師は今回の内診だけでは断定する怖さがある。

もう少しの様子を診るというのはそういうことだ。

PT-INRの値は1.32。

標準基準値は0.86-1.12。

ワーファリン錠を服用することで血液の凝固を抑制、防止しているということで継続。

思いは却下された。

内診を終えた時間は心臓リハビリ運動が始まる予定時間の5分前。

急いで会場に向かう。

これほど長引くとは思ってもみなかった。

5分でもあれば事前に買ったパンでも食べようと思っていたが叶えられなかった。

心臓リハビリ室の受付も大慌て。

いつも持参する記録ノートを忘れたことに気がつく。

忘れたのはたしかなことで持ってきたのは前回まで使っていたノートだった。

見誤って、持っていくべき最新版のノートを忘れたのである。

今回は久しぶりに体力測定をするという。

前回の測定は1月21日。

前々回は3月1日。

1カ月も過ぎたということで始まった。

長椅子に腰かけて足の蹴りや握力などを測る。

右足の蹴りは29.7kg。

前回の39.6kgよりもダウンした。

左足の蹴りは38.2kg。

これもまた前回の40.5kgからややダウン。

蹴りは伸びていない。

握力測定は右手が39.7kgで、左手は36.4kg。

前回は右手が41.2kgで左手は34.7kg。

右手がダウンで左手はややアップだったが、特に問題なしということだ。

高さ40cmの席に座って片足で立ちあがる脚の筋肉測定。

全体重を右足に載せてぐっと立ちあがる。

この高さはなんとかクリアーできるが、一段と低い25cmでは浮き上がることもままならない。

体力はあっても筋力はない。

若い時からそうである。

Gリハビリ療法士から筋力トレーニングでもと云いかけたが、筋力どころか腕力もない。

滅相もないと断った。

蹴り、握力、筋力測定の次は歩行能力測定。

5mの歩行時間は通常速度の歩きで2.9秒。

最大限の力を発揮した速度は1.8秒に特に問題はない。

これらの測定を終えて5本のリード線をもつ携帯型心電図計を身体に装着する。

このときの脈拍は38-39拍。

ストレッチ体操をすればすぐに効き目がでて50拍。

そして始まった自転車エルゴメーターのペダル漕ぎ。

初速は40ワークに設定されてペダルを漕ぐ。

脈拍は50拍だ。

40ワーク程度ではラクラク。

前回の心臓リハビリ用エルゴメーター運動負荷試験によれば適量基準値の脈拍は63拍だったとGリハビリ療法士が伝える。

今回はそこまでを目指しましょうということで5分後には50ワークに引き上げられた。

切替え直後からの脈拍は50-56拍だったが、それから5分後には63拍に上昇した。

以前はワークを55以上にしなければ上がらなかった。

今回は早めに上昇する。

良くなっている証拠だとGリハビリ療法士やK循環器医師も云う。

そのときの血圧は139-59。

ラスト2分前は上が140。

最後の最後はいつも上がる。

ラスト2分間の脈拍は66-67拍に汗が吹きだす。

エルゴメーターから降りたら脈拍は50-51拍。

急激な落ちはない。

リハビリ運動を終えてK循環器医師より前週に行った運動負荷試験の結果が伝えられた。

運動処方せんに基づいて説明される資料に疾患名は「心不全・僧帽弁閉鎖不全症」とある。

昨年の12月には電極カテーテルアブレーション処置をしたが、継続的「心不全・僧帽弁閉鎖不全症」の治療である。

運動負荷試験検査はおよそ20分。

前後の処置を入れて30分程度だった。

検査に終了は自己決断による停止でもあるが資料にあったのは下肢疲労である。

Gリハビリ療法士が云う脈拍基準の63拍は、K医師が診断したリストによればAT時心拍数であった。

今回の試験は有酸素呼吸である。

運動をすることで酸素量を増やそうとする自身の身体。

頂点までいった最高心拍数は107拍。

すごい値に気合が入っていたことを覚えている。

そのときの最高運動負荷量は108W。

つまり、毎回漕いでいるペダル漕ぎ自転車で云えばワーク108に相当する。

いつもなら最大が65ワークまで到達したことがあるが、試験は下肢疲労が起こる手前で停止。

限界値を身体で知るということだ。

ただ、最高心拍数までは順調なカーブラインではなかった。

その手前辺りで急激に上昇していた。

上昇のグラフ線はカーブでなく直覚的に直進するような状態である。

一般的にはなだらかなカーブラインになるが、私の場合は特異的な上がり方。

そういう人もあるらしいが事例的には少ないようだ。

前回の試験中にもK循環器医師が云った私の生身の心臓ペースメーカー。

発信部は少なくとも2カ所ある。

40拍以下を示す遅い脈拍は遅いペースメーカーが発している。

運動をすれば50拍台レベルまで達する早い脈拍は早いペースメーカーが動きだす。

つまり二つの発信器が体内にあるというのだ。

つまりは体内発信器が二つ。

自分自身がそうしているわけでもなく体内で勝手に動いているから自覚症状はない。

自覚しない私のペースメーカーはいってみれば二重人格。

私の意思とは別に動いているわけなのだから人格はあると思った。

そういうことも考えれば、現況でいえば遅いペースメーカーと早いペースメーカーはどちらも基準である。

つまりはダブルスタンダードなのである。

そう思ったことをGリハビリ療法士に話したら、患者さんに判りやすく教えられるから使わせてくださいと云われた。

そんな二重人格・ダブルスタンダードをもつ身体のペースメーカーであるが、特に心配するものではないとK循環器医師が話す。

とにかく頂点に達した動くほうのペースメーカー。

そこからもっと漕いで体力造りをするのはスポーツ選手。

つまり無酸素呼吸でパワーをつけるのであるが、超人でない私は有酸素呼吸以内で停止したのである。

そのときの最高酸素摂取量は20.6ml/kg/分。

一般人と比較した場合は86%。

つまり100%までもうちょっとだったということだ。

また、基準値のAT時心拍数が63拍におけAT時酸素摂取量は11.1ml/kg/分。

一般人と比較した場合の割合は68%だった。

力はまだ出し切っておらず、もっともっと上げる必要性があるという。

そういう試験結果を踏まえて今後のリハビリ運動の目標心拍数は63拍に設定された。

日常生活の歩行速度は時速4km。

車の洗車や窓ふきに階段の上り下りも推奨されたが、今回の試験コメントは「最大体力はまずまずであるが、有酸素運動能力は低い状況。いっときは脈が非常に遅く、しんどい時期もあったが、徐々に動けるようになってきた。今後は30分以上の活動を継続的に行っていただき、有酸素運動能力の向上に期待できる」とあった。

ガンバローである。

こうした内診、運動、試験結果通知などを終えた時間は午後2時50分。

お腹がぐうぐう言い出した。

でかける途中に買ったパンがやっと口に入る。

買った店はスーパートライアルの小泉店。

24時間営業のお店は助かる。

トライアルで焼いて販売しているパンはいずれも美味しかった。

コンビニで売っているようなパンは大手製造会社の製品。

袋に入れているし薬剤もある関係で何日間も日持ちする。

買い置きするには良いが味が好みになるのは少ない。

トライアルのパンはようもって2、3日。

他店舗でも買っておく場合もある。

美味しいパンはあるかなと思って陳列棚を見てがっくりきた。

半分以下の商品なのだ。

これこそ食べたいと思うパンがない。

困ったものだが、買うしかない。

そう思って物は試しの半額パン。



130円のガーリックフランス201を1個と99円のクイニアマンを1個。

それぞれ買って外来棟を目指した。

内診、リハビリとこの日の診断のすべてを終えたのは午後2時50分。

受け付けた会計の整理番号は1326番。

受け取った時間帯の番号は1290番だ。

すぐにやってくる会計支払い。

待つ時間は10分ほど。

大慌てで口にいれた二つのパン。

一度に二種類を口にいれるわけではなく、クイニアマン、ガーリックフランス201を順に食べていく。

最初に食べたクイニアマンは飴を煮たような食感があるパン。

お菓子パンに相応しいが、ガーリックフランス201はまったく違う。

袋から取り出した瞬間に香ったニンニク香。

食欲が湧く香りにがぶっとくっついた。

堅いの一言である。

なんせ名前通りのフランスパン。

歯で食いちぎるのも難儀する。

食べていくには多少の時間がかかる。

はっと気がついて会計処理を終えた番号が出た。

これもまた大慌てで自動支払機で支払いする。

駐車場をでたのは間一髪。

1分間の差で2時間越えに至らず、で脱出した。

(H28. 4.19 SB932SH撮影)

喜びもつかの間のストレステスト

2016年10月15日 09時16分28秒 | むびょうそくさい
毎週一回は外来棟でリハビリ運動。

そうでない日は自宅周辺の約2km弱を早足で歩く運動を続けている。

戻って測った脈拍はだいたいが45拍。

朝食を済ませて落ち着いているときは38拍。

測ってがっくりする毎日である。

ところで週一ペースのリハビリに測る血圧計が示す値は若干高め。

高めと云っても気休め程度。

ところが器械運動すれば脈拍は60拍にも上がる。

これが正常値であるが、停止したらとたんに下がって45拍程度。

相も変わらずに一か月も経過した。

体力的に戻りつつあるから身体的状態を検証。

循環器内科医師やリハビリ療法士の立会診断の下で心臓リハビリ用エルゴメーター運動負荷試験をすることになった。

検査名は呼吸機能検査。心臓リハビリ用エルゴメーター運動負荷試験である。

心臓手術の際にもしていた心肺呼吸器マスクと同じようなマスクを装着し酸素および二酸化炭素濃度を調べる。

血圧計に心電図計測器も身につけてペダルを漕ぐ。

スローから始まってロードワークを徐々に上げながら身体状況を計測する前は安静状態をデータ収集される。

計測時間は4分間。

始まってからすべての計測を終わるまでは声をだしてはならないと指示がでる。

声をだせば心臓に負荷をかけて正確なデータが収集できないということだろう。

では、スタートと云われてペダルを漕ぎ始める。

初期値のワークは10W。

小刻みに1Wずつ上げられる。

上げても、上げても負荷はまったく感じない。

ラクラクなのだ。

ワークは上昇するが体力変化はまったく感じない。

足は、息苦しさはと云われても快適そのものだ。

10分、過ぎたころでいつものワーク60になった。

やや感じるがまったくしんどさはない。

足も軽やかだ。変化があったのは80ワーク辺りになってからだ。

ペダル漕ぎに重量感がある。

それが負荷なのだが、足はまだまだ・・・。

こりゃいかんと思ったのは100超えのワークになるころだ。

急な坂道を漕いでいるような負荷である。

ここら辺りを過ぎてからは付き添う医師の掛け声が邪魔になる。

自分のペースが守れないからだ。

身振りで伝えるが伝わらないもどかしさ。

あと1分の声が上がったときの負荷は107にも達していたのだ。

さすがに足は怠くなったが、息苦しさはない。

身体的にはなんともしんどくなかったのだ。

週一ペースではMAX60ワークであるが、今回は限界値を知ることにある今回の負荷試験。

ワーク100を超えた辺りで達したリミット。

脈拍は110拍にもなっていたと医師が伝える。

呼吸器を外して安静を保つ。

我が身体が感じるドックドクの心臓。

指で抑えて脈拍を測らなくとも身体、特に頭辺りで感じた脈拍は72拍だった。

心臓というか鼓動はまさにドックドクである。

さらに数分間を待って血圧計と心電図計測器を外された。

徐々に冷やすような持ち方の安静状態にされた。

終わればなだらかなカーブで落ちた脈拍は58―56拍だった。

K循環器医師が云うには自分自身の身体が発する心臓ペースメーカー発信部は何カ所かにあるそうだ。

朝は脈拍が遅い。

それは遅いペースメーカー。

運動をすれば脈拍が上がるのは、早いペースメーカーがあるという。

それらが競い合うのか、しのぎを削っているのか判らないが、いずれであっても運動をすることでペースメーカーが目覚めたというのだ。

普段は遅いペースメーカーが動作していることがこれで判ったようだが、処置は・・・・。

すべてを終えたらGリハビリ療法士が顔をだした。

今回の詳しい結果は次回のリハビリに伝えるという。

それにしても手術後・退院後の身体状態は今から思えばそうとうしんどい状態だったと云う。

私もそう思う。

元気で軽く会話をしていたのは口。

ところが身体は動いていなかったというのだ。

口だけで身体はついていけなかった9月~12月の状態である。

そんな身体であったが患者さんの送迎はしていたし、伝統行事の取材もしていた。

ただ、歩く速度はおそろしく遅かった。

足がほとんど上がらない状態。

僅かな坂ともなればたいへんだったことを覚えている。

村の人から頼まれたゾーク(造営事業)の記録写真撮り。

やらなければいけない気力というか、気負いだけで作業をしていたように思える。

だが、疲れはなかった。

今では足取りも軽くしんどさもない。

気力も体力も身についてきたと思うのだ。

会計を支払って再度測った血圧計が示した脈拍は59拍。

嬉しかったのはこの一時だけ。

帰宅して測ったら44拍に落ちていた。

たぶん明日の朝は38拍になっているだろう。

3月22日、29日、4月5日、そして本日の13日のデータ。

来週はどういう状態になるのか・・・楽しみはあっても期待しない。

むしろ毎日の朝がコワイ。

夜寝ている状態の脈拍が37-39拍であれば、いつ心臓が停止するかも知れない状態。

眼が覚めたときの歓びはひとしおだ。

という具合の外来棟。

本日の会計も時間がかかった。

負荷試験を終えて会計に提出する。

受け取った整理番号は1402番。

15時の時間帯に発表された番号は1300番。

待つ人は100人越えになった実際の待ち時間はきっちり30分だった。

(H28. 4.13 SB932SH撮影)

巡る季節に気分(身体)は追いつくか

2016年10月15日 09時05分28秒 | むびょうそくさい
この日も歩く自宅周辺。リハビリ運動でどれほど心拍数が上がるのか。

上がってはいるものの家に戻って計測した血圧計の数値を見てはガックリする。

2月9日よりは週一ペースで出かける心臓リハビリ運動も欠かせない。

この日もそうだが、器械利用の運動は外来棟。

午後からの診断である。

リハビリ運動はあくまでも診断の一貫。

リハビリ療法士はつきっきりに循環器内科医師も診てくださる。

そういう日であっても毎日の運動は欠かさず1.7kmから1.8km程度を歩いている。

出発して戻ってくるまでの時間はおよそ25分~27分だ。

数週間前から気にかかる樹木があった。

近所になる七条西町の家屋だ。

目につくのは家屋でなく、その向こう側、突きだすように枝を伸ばす樹木である。

その姿から枝垂れ桜に違いないと思っていた。

花が咲けば明らかになるであろうと毎日の歩行に留意して通っていた。

右手に見えるその樹木に花が付いていた。

逆光であるがややピンク色。

小粒の花が枝垂れるように咲いている。

家屋の前に一台の車が停まっていた。

そこにいた男性に声を掛けた。

もしかとして・・・と伝えたら気いようどうぞ、どうぞだ。

お許しをいただいて奥庭に入らせてもらう。

綺麗に整えている庭に一本木。

間違いなく枝垂れの桜だった。

近めで見ればなんとなくヒガンザクラのように思える。

樹齢はどれぐらいか判らないが空から降ってくるように咲いていたヒガンザクラに感動する。

庭を見ればすでに散った花びらが落ちている。

いつの間に季節がやってきて遠ざかる。

巡る季節に心が躍る。

4月は年度始め。

それとも関係する月換わりの保険証確認。

これもまた新保険証に切り替えたばかりのほゃほや。

受付で確認してもらう。

前々回より血圧計測定の場を替えた。

そこで測るリハビリ運動前の状態は血圧が133-67。

脈拍は45拍だ。

リハビリ運動脈拍は48-49拍。

この日は下三橋の国道の信号交差点で大型トレーラー2台の衝突事故で大渋滞。

道路事情に巻き込まれて若干遅くなった。

しかも4月初めの受付も多いのか、駐車場に受付も行列ができるほどだ。

慌てて到着したのでそれなりの運動量。

そういう状況だったので脈拍が上がっているのだろう、と思う。

準備体操からストレッチ運動。

そしてスクワット運動。

このときの脈拍数は53-54拍に上昇する。

心電図の波形は不整脈も見られない綺麗な状態が続く。

この日の器械運動は自転車エルゴメーターのペダル漕ぎ。

いきなりスタートのワークは55拍だ。

ぐいっと力を込めてペダルを漕ぐ。

そのうちに慣れてラフ状態。

回転数を52-57rpmに保ちながら漕ぐ。

血圧は120-63。脈拍は一旦上昇して61拍。

そのうちに落ち着いて52-56拍程度。

その後も漕ぎ続ける55ワーク。

回転数は61rpm。

自然に力が入って血圧は130-66。

脈拍は57-59拍になった。

ペダル漕ぎの時間は26分間。

残り5分に設定を上げられた。

ワークはプラス5の55。

踏ん張る力が加わるがしんどさはない。

脈拍は62-64拍に昇った。

良い調子は終わった直後の状態でも判る。

脈拍は50-52拍。

そのうち48-49拍に落ち着く。

このような状態は喜ばしいこと。

Gリハビリ療法士より次回は初めての負荷試験をしましょうということになった。

運動で脈拍が上昇しつつある身体能力はどれくらい持続できるのか。

呼吸器マスクを装着して計測するという。

K循環器医師が詳しい説明をされる。

検査名は呼吸機能検査。

心臓リハビリ用エルゴメーター運動負荷試験である。

毎回している心電図や血圧計に加えて呼吸器マスクを身体に装着する。

呼吸器マスクは心臓手術の際にもしていた心肺呼吸器マスクと同じような形だが酸素、二酸化炭素の濃度測定をするので空気が逃げないように密着するようだ。

スポーツ選手がするような無酸素状態に引き上げて限界値を探し出す。

極限を越えたらエライことになる。

その手前までペダル漕ぎの負荷を徐々に引き上げる。

小刻みの1分間ごとにワークを上げて濃度状態を計測する。

これによって身体能力が判るらしい。

稀に事故が発生するらしい。

手術する際もあった同意書にサインを求められる。

医学リスクはある時期からほぼなんでも同意書があるようになったんだと思った。

リハビリ運動、説明、同意などを終えて測った血圧は121-67。

脈拍は48拍だった。

これまでは運動を終えた直後からぐーんと減りだして数分も経たないうちに元の木阿弥だったが、この日はどことなく違う。

ゆったり落ちていくのだ。

測定場所まで移動する時間とかを考えればデキの良い脈拍数にニッコリした。

朝、起きてしばらくは新聞読み。

顔を洗って歯も磨く、トイレに籠って身を綺麗にする。

それからゆっくりと朝食をいただく。

それから測る家の血圧計。

この日の朝は141-78。

脈拍は38拍である。

だいたいがいつもこんな状態で毎回がっくりくる。

明日の朝はどういう結果になるのか、期待していいのやら・・・である。

ちなみの本日の会計番号は1356だったことを付記しておくが、やはりの翌朝だった。

いつもの通りの朝食後の脈拍は37拍。

ほんまに気落ちする拍数にがっくりする。

この日も食後の散歩を兼ねた歩行リハビリ。

帰宅して測った拍数は39拍。

どないもこないも・・・。

(H28. 4. 5 SB932SH撮影)