神々が降りてきた。

２５日、大和郡山豊浦八幡神社と生駒山口神社へ出かけた帰り。

生駒山系の十三峠を見上げると山と雲の間に美しい夕焼け。

二つの神社では神さんのお仮屋が作られ、神事を終えてここ降り立ち坐いまされた、と思わせる情景であった。

奈良では貴重なお仮屋。

二週間後には頭屋宅でお仮屋住まいを終えて戻っていく。

お仮屋の形態の違いは見られるが、戻られる深夜の神事は頭屋が稲束をかぶり、集落全体の灯りを消した道中を静かに戻られるところは同じ。

見ることどころか様子を伺うこともできない秘儀で神秘的な神事。

そのとき神さんは戻っていかれる。

もちろん撮影は禁止されています。