本、CD、映画日記

目標は年間読書100冊。その記録と目標管理をかねたブログです。

生きるコント 2

2012-03-26 05:57:20 | Weblog
■本
23 生きるコント 2/大宮 エリー
24 ソーシャルメディアマーケター美咲 2年目/池田 紀行

23 東大薬学部から電通に入り、フリーのクリエイターとなったユニークな経歴を持つ大宮エリーさんのエッセイ集の2作目。とにかく笑えます。大宮さんが天才であることは間違いないのですが、このオープンさが人を惹きつけるんでしょうね。次々と魅力的な人を惹きつける大宮さんをうらやましく思いますが、ここまで自分をさらけ出すことは僕にはできないです。ただ、常に外に自分を開いておくようにする努力は必要だとも思いました。仕事に取り組む上での悩みなんかもサラっと描かれていて、会社で働く人が落ち込んだときに読むと元気が出てくると思います。

24 先週読んだ「ソーシャルメディアマーケター美咲」の出たばかりの2作目を続けて読みました。今回はネット上の炎上を含むソーシャルメディアと付き合う上でのリスク対策、単なるマーケティング施策を超えて企業がソーシャルメディア時代に対応するための専門部署の開設、ソーシャルメディアマーケティングの効果測定、がテーマとなっています。かなり本質的な議論がなされていて読み応えがあります。それだけに、お茶らけたパートのある小説形式ではなく、講義形式の方がよかったのでは、という気もしました。ソーシャルメディアを一過性のブームにしないために、マーケッターからクライアントに対する啓蒙的な意味合いが強い気もしますが、書かれている内容はリーズナブルなので参考になります。特に効果測定の部分は極めて具体的に書かれているので、漠然と認識していた「何ができて、何ができないか」の頭の整理に役立ちます。


■映画
18 映画ドラえもん のび太と奇跡の島/監督 楠葉宏三
19 DENGEKI<電撃>/監督 アンジェイ・バートコウィアク

18 最近、子ども達がドラえもんにはまっているので、家族で観に行ってきました。平成版ドラえもんの映画を観るのは初めてなのですが、若干テーマの提示が直球過ぎるのと(今回は親子の絆)、ドラえもんがコミカル過ぎて、シズカちゃんが小悪魔的なのに違和感を感じましたが、ストーリー的にはそれなりに楽しめました。映画版のジャイアンはやはり少しいい奴ですし、のび太も少し勇敢です。今回はのび太のお父さんが活躍するのですが、こちらもちょっと格好よすぎますね。ポケモン映画などと比べると遥かにクオリティが高く、大人でも楽しめる内容だと思います。

19 久しぶりにシンプルなアクション映画を観たくなったので、スティーヴン・セガール主演作を観ました。ご都合主義なところは否めないですし、主人公の掘り下げも甘いですが、味方と思っていたキャラが敵になったり、悪人と思っていたキャラが実は善人だったり、一筋縄でいかないストーリーがそれなりに楽しめました。スティーヴン・セガールの演技はいい意味でも悪い意味でもいつも通りで安心して(けなしながら)観ることができます。他に観るべき映画はたくさんあると思いますが、疲れたときに気楽に観るにはよい映画です。

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