■本
90 知に働けば蔵が建つ/内田 樹
引き続き内田樹さんの本にはまり中。文章の勢いというかグルーブ感のようなものが読んでいて心地よいです。2004年~2005年にかけてブログに書かれた文章だそうですが、靖国問題や反日デモなど今HOTな日中関係についての考察が多く、全然古びた印象がありません。「国益」についての考察もあり、私自身最近「国益」について考えること(そして政治家の方々が「国益」よりも、自分の「気持ちよさ」の方を優先して発言している傾向が強い気がして疑問を感じています)が多いので、自分の考え方を省みる上で参考になりました。「弱者が負け続ける『リスク社会』」という考察も5年後の現在を予言しているようで、その切り口の鋭さに感心します。
90 知に働けば蔵が建つ/内田 樹
引き続き内田樹さんの本にはまり中。文章の勢いというかグルーブ感のようなものが読んでいて心地よいです。2004年~2005年にかけてブログに書かれた文章だそうですが、靖国問題や反日デモなど今HOTな日中関係についての考察が多く、全然古びた印象がありません。「国益」についての考察もあり、私自身最近「国益」について考えること(そして政治家の方々が「国益」よりも、自分の「気持ちよさ」の方を優先して発言している傾向が強い気がして疑問を感じています)が多いので、自分の考え方を省みる上で参考になりました。「弱者が負け続ける『リスク社会』」という考察も5年後の現在を予言しているようで、その切り口の鋭さに感心します。