納得を刻む理路がみつからないとき
宙吊りのまま情動の乱流に呑まれそうなとき
乱流に抗うのではなく
救命の筏を投げ入れるのではなく
乱流に呑まれて溺れるまま
そのままそこに留まる意志を行使する
どこかにある理路を探すのではない
どんなことばの修飾も介助もいらない
どんな詠嘆がこみあげてもいい
すべては内なる水面に現象している
完結を急ぐことばを黙らせ
泡立つ波紋が描くものにまなざしを凝らす
そうしたほうがいい時がある
そうするたしかな理由と根拠がある
みずからのbackstageの素顔
いまここをこのように構成して生きている
みずからの基底の意志と出会うべき時がある
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