https://www.youtube.com/watch?v=DEBKksupBVA&index=1&list=PLE42D7A899D79AE16
知覚と情動は走り、〝世界〟はさまざまに色めき立ち、知(言葉)はおくれて動き出す。
〝世界〟とはおのれが切り結ぶさまざまな関係とその展開の総体を指している。
おのれが関係をむすぶ自己、他者、社会、自然、社会という項をまとめたメタ項としての〝世界〟。
〝世界〟は「価値アリ/価値ナシ」「意味あり/意味ナシ」のランドスケープの構成として存在する。
知覚と情動は〝世界〟の意味と価値の様相、感触、変化についてのセルフレポートとして生成し、
そのつどのメッセージを告知するように意識の水面において現象する。
知(言葉)はメッセージを受信し、一歩おくれながら再帰的な記述を行う。
記述は自己と他者との関係、変化しつづける関係に一定の結節を与えるように推移する。
記述はつねに一定の、いまだ非在の「納得」あるいは「了解」をめがけるように動いていく。
この間、つねに感覚と情動は走りつづけて、セルフレポートが聴かれつづけている。
──「納得」「了解」をそれとして審議・評価するある水準器が内的経験には埋め込まれている。
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