『じィじ!みーちゃんウンチでたよ!』 2歳11ヶ月になる孫娘の明声である。
先月から保育園で始まったオムツ外しの”試練”に何とか耐えて最近は排尿・便をきちんと周囲に報せてお漏らしすることがなくなった。
幼児なりに達成感と自信の混じった高揚感のある言葉である。イワン・アサノヴィッチは『みーちゃん良かったね、上手だね!』と応えてあげる。
嫁は出身地の福島県の方言や擬音をないまぜにして幼児言葉を造るのが上手い。幼児に分かりやすい言葉を使うという嫁なりの努力であり見ていて素晴らしい。
みーに対しての語りかけも多く、言語の発達段階においては必要なことであるらしい。
『みーチャン可愛い!』と嫁。ママにも言ってくれと促され『ママ可愛い』と孫。『ううーん、みーちゃんの方が可愛い』と嫁。再度促され『ママの方が可愛い』と孫が返す。『みーちゃん可愛い!』『ママ可愛い!』延々と繰り返されている。
『やっぱり、みーちゃんの方が可愛い!』。 突然『ア・リ・ガ・ト』と無味乾燥な言い方で孫が会話を打ち切った。
『あれ?みーちゃんもうママにお返ししてくれないの?』と嫁。『うん。』とぶっきらぼうに孫。ギャルママにこれ以上は付き合っていられないと言わんばかりのジ・エンドで周囲は大笑い。
嫁は毎日の買い物の中でも『みーちゃん、このブドウおいしそう!』と言う具合に孫に語りかけをしている。
先日の日曜日、みー一家が浦安の水族館に出かけた時のことである。大きな水族館であり、様々な種類の魚が綺麗な水槽に照明効果が施されて色あざやかに展示されている。
みーにとっては初めての水族館。両親は孫の初体験の反応を楽しみに入り口のドアーをくぐった。
みーは目を丸くして『ワア~、お魚オイシソー!』と大喜びであったとか。流石のギャルママも赤面となり、きまり悪くてソソクサと次の展示室へと足早に移動したそうである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます