喉の痛み、異常の感じ方は様々だが、セッションで訴えてくる際、大抵の人はシンプルに「喉が痛い」とか、「喉がおかしい」という伝え方をする。
喉が広範囲にイガイガするのか、一部に刺すような不快感があるのか、乾燥がいきすぎなのか、相手と同期できれば僕の方でも同様に感じ取る。
正確な部位も同期される。
言われる前に僕の方で指摘することも当然ある。
ある女性のセッションでもそうだった。
喉を観察していくと、僕の胃の上部にキュッとすぼまるような感じがやってくる。
喉の異常の原因を、胃の不調だと僕が断言する理由である。
「胃の調子がここのところ悪かったのでは?」
と尋ねると、頷く人もあれば不審な顔をする人もいる。
だが、確かめれば胃に痛みや重苦しさがあるのは間違いないことなのだ。
指摘したら、再び観察するだけ。
僕の胃はすでにぐるぐると動きを始めている。
さらに活発になり、大きく動きそうと感じたと同時に、目の前の女性のお腹も大きく鳴った。
聞くと胃の不快感だけでなく、喉の痛みも消えている。
食べ過ぎが続くともちろん胃は重くなるし、そうでなくてもストレスでやられやすい臓器だ。
改善策としては食べ過ぎずに休ませることが第一である。
ストレスにどう向かうかも大きなテーマになるが、逆に胃が調子良くあれば、明るく前向きに過ごしてストレスにも鷹揚に向き合える。
自分なりの胃の扱い方を知っておくと便利だ。
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