みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

中学生にピロリ菌検査 自治体の取り組み増加/国産小麦とフランス産バターでパンを焼いた

2021-03-04 22:34:05 | ほん/新聞/ニュース
昨日紹介した富澤商店のルガールフランス産バターは冷凍品なので、
冷蔵庫のチルドに入れて、軽く解凍。

(ルガールフランス産バター)
五gの小分けにして、プレスンシールでパックしました。
1つずつ切り離して冷凍しておけば、使いたいときにいつでも使えます。

お昼ごはんを食べてから、さっそくルガールバターを入れて、
北海道小麦「春よ恋」と米粉をミックスしてパンを焼いてみました。

イーストが古くなっているからか、ふくらみがちと足りませんが、
味は東京の名店のパンに似ていて絶品です。

いつもは夕ご飯では主食を食べないのですが、
焼き立てパンを二枚ずつ食べました。
米粉が入っているのでしっとりもっちりしていて、
けっこう白菜なべにも合いますよ。

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後半は、
一昨日の 中日新聞生活面の、
「中学生にピロリ菌検査 自治体の取り組み増加」を紹介します。
これで、少しでも胃がんの発症が減って、
将来がんで苦しむ人が少なくなるとよいですね。

 中学生にピロリ菌検査 自治体の取り組み増加
2021年3月2日 中日新聞

胃がんの主な原因とされるピロリ菌の検査を、中学生に実施する自治体が増えている。学校の健康診断の際の尿検査や血液検査などを活用するケースが多い。胃がんの発症が減れば、医療費の削減に結びつく効果も見込まれる。一方で、除菌は薬の副作用などをきちんと理解して判断することが大切だ。本年度初めて実施した三重県の自治体の例を見る。 (磯部愛)

胃がんリスク早期発見 陽性なら除菌も可能
 ピロリ菌は、胃の粘膜にすみつき炎症を引き起こす細菌。感染していても、多くは症状がなく気付きにくい。感染した状態が続くと胃炎が進み、慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍、胃がんなどの発症リスクが高まるとされる。離乳食を口移しすることなどで、大人から子に感染すると考えられる。

 昨年四月から、町内に住む中学三年の希望者への検査を始めた三重県朝日町。健康診断の尿検査で余った尿を使って調べ、陽性の可能性がある場合は便検査をして確定させる。便検査の精度は九割以上という。結果は自宅に届き、学校内で知られることはない。
 娘に検査を勧めた母親(47)は、胃がんで自分の父親を亡くした経験が大きかったという。一カ月後に受け取った結果は、陰性。「とても安心した」と笑顔を見せ、今後は自身も検査を受けるつもりだ。

 中学生へのピロリ菌検査は、佐賀県が二〇一六年度、同意を得た県内全域の三年生を対象に行ったことから関心が高まった。中部九県でも、一五年度から医療機関での検査費用を負担している岐阜県岐南町、健診の機会を利用する愛知県知多市や蒲郡市など実施する自治体は年々増えている。

 三重県では一八年度からの松阪、亀山両市に加え、本年度初めて実施した三重郡の朝日、川越、菰野の三町、四月には四日市市なども乗り出す。健診のついでにできる尿検査を導入する自治体が全国的に多い。検尿と検便で調べる三重郡では、対象生徒の九割に当たる六百三十七人が希望し、二人の陽性が分かった。

 胃がんによる国内の死者は毎年四万人以上。減少傾向だが、部位別の死因では男性が二位、女性は四位だ。世界保健機関(WHO)は一四年、「胃がんの80%はピロリ菌感染が原因」と指摘。「除菌で胃がん発症は30〜40%減らせる」として各国に検討を求めた。

 先行自治体によると、中学生の陽性率は5%前後。三重郡、四日市市での検査実施は、地元の四日市医師会が働き掛けた。消化器病専門医で、同医師会の理事を務める県立総合医療センター副院長の白木克哉さん(60)は「中学卒業後は県外へ出る生徒もいる。義務教育期間なら自治体が管理しやすい」と話す。体格が大人に近く、除菌のための抗菌薬を成人と同じ用量で使いやすいことも挙げる。

 「胃がんのリスクを下げるのに大事なのは、自分が感染しているかどうかを知っておくこと」と白木さんは強調する。三重郡の三町はいずれも便検査までの費用を自治体が負担。陽性と分かった場合の除菌は、本人と保護者の判断に委ねられ、費用も自己負担だ。
 治療は抗菌薬二剤と胃酸を抑える薬を朝夕二回、一週間服用。再び自治体が費用を持ち、八週間以上たった後の検査で除菌できたかどうかを確認する。ただ、抗菌薬を使うと、下痢やじんましん、味覚障害などの副作用が出る可能性がある。「中学生が対象の除菌で重い副作用が出た例はない」というが、症状のない状態で服用する以上、事前に配る資料や各医療機関で丁寧に説明している。「不安なら絶対すぐに除菌すべきだということはない」と白木さん。同医師会は、除菌は原則、医学的に成人として扱うことが多い「十五歳以上」とする。

 ピロリ菌検査は子ども本人のためだけではない。見つかると家族にも感染者がいる可能性が高く、両親らの除菌治療にもつなげられる。その結果、がんが減れば医療費を抑えることも期待できる。一方で、除菌で胃がん発症のリスクは低くなるが、ゼロではない。白木さんは「定期的な胃がん検診は必要」と訴える。  


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