みどりの一期一会

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総務省接待問題 隠蔽、改竄しないよう/長男の官僚接待 菅首相 人ごとではない/トマトパスタとたらちり

2021-02-08 23:11:16 | ほん/新聞/ニュース
お昼ごはんはパスタにしようと思って、
冷凍庫をみたらすいすいパスタがあったので、
まずニンニクと玉ねぎとトマト缶でパスタソースを作りました。
イザすいすいパスタを茹でようと思ったら、
なんと、冷凍の蕎麦でした(笑)。
というわけで茹でたそばをお皿の下に入れて、
トマトマパスタは低糖質麺とこんにゃく入りにして、
その上にかけました。
蕎麦パスタは、意外においしかったです。

夕ご飯は、冷凍のタラと大根、人参の薄切り、
白菜、ネギ、キノコなどを入れてたらちりを作りました。

ホクホクしたタラが美味でした。

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森氏の女性差別発言への怒りは収まらないのですが、
国会では、菅首相の近親者が総務省官僚を接待していた問題が追及されています。
菅首相はのらりくらりと他人事のよう。
いまこそ、政治家の言動に厳しい目が必要です。

  社説:総務省接待問題 隠蔽、改竄しないよう
2021年2月6日 中日新聞

 こんな官僚接待がいまだに行われていたとは、驚きと怒りを禁じ得ない。しかも、接待した側に菅義偉首相の長男がいた。政官癒着の典型ではないか。徹底的に調査し、真相を明らかにすべきだ。

 総務省の谷脇康彦、吉田真人両総務審議官と秋本芳徳情報流通行政局長、湯本博信官房審議官の幹部四人が昨年十〜十二月、衛星放送事業や番組制作などを営む「東北新社」幹部の会食接待を受け、手土産やタクシー券も受け取っていた。週刊文春が報じた。

 国家公務員倫理規程は、利害関係者との会食について、自ら飲食代を負担する場合でも一万円を超えるときは倫理監督官への事前の届け出が必要としている。

 会食は無届けで、当初は利害関係者との認識がなかったとしているが、総務省は放送事業を所管する。衛星放送事業を営む同社を利害関係者と認識していなかったのなら職務怠慢にほかならない。

 それとも利害の有無にかかわらず、官僚が接待されるのは当然と思っていたのか。そのいずれでも国民感覚と著しく乖離(かいり)している。

 首相によると、長男の同社入社には「いろんなご縁」があった。首相は総務相を務め、長男は大臣秘書官だった。首相は長男と「完全に別人格」と強調するが、「完全に無関係」ではあり得ない。

 同社は首相やその長男という立場を利用し、事業許認可などを有利に進めようと考えたのではないか。総務省側も首相の長男だから断れなかったのではないか。国民にそう見られても仕方がない。

 一連の接待によって、総務省が同社に何らかの便宜を図ったか否かは現時点で分かっていない。

 ただ、政治家と官僚との関係や癒着、双方の倫理観、不祥事に対して、国民の厳しい目が注がれていることを忘れてはなるまい。

 安倍晋三前政権時代には森友・加計両学園や桜を見る会を巡る問題など、権力者と近しい関係者を優遇する政治が横行した。総務省官僚への接待は菅政権でもそれが続いていることをうかがわせる。暗澹(あんたん)たる気分だ。

 国会は予算案審議やコロナ対策など課題山積だが、この問題を闇に葬ってはならない。関係者の招致を含めて、国政調査権を駆使して徹底的に究明すべきである。

 総務省は接待が法令に違反しないか調査しているという。自浄能力は示すべきだが、調査結果を隠蔽(いんぺい)したり、改竄(かいざん)したりという、財務省が犯した愚を二度と犯さないよう、くぎを刺しておきたい。


  社説:長男の官僚接待 菅首相 人ごとではない. 
2021年2月6日 朝日新聞

 自助を重視し、親の威光や社会的地位を後ろ盾にした政治家の世襲に反対してきたのが、菅首相ではなかったか。長男は「別人格」と人ごとを決め込んでいては、その政治信条まで疑われかねないと心すべきだ。

 放送行政を所管する総務省の谷脇康彦総務審議官ら幹部4人が昨年10~12月、衛星放送や番組制作を手がける東北新社に勤める首相の長男らから接待を受けていたことが、週刊文春の記事で明らかになった。手土産や帰りのタクシーチケットも受け取っていたとされる。

 総務省は国家公務員倫理規程に違反する可能性があるとして、人事院の国家公務員倫理審査会とともに調査を始めた。

 倫理規程は、利害関係者から供応接待を受けたり、金品を受け取ったりすることを禁止している。自分の分の費用を支払う会食は認められるが、1回1万円を超える場合は事前の届け出が必要だ。しかし、幹部らが届けを出したのは、週刊文春の取材を受けた後だった。

 4人のうちの1人、秋本芳徳・情報流通行政局長は衆院予算委員会に出席し、東北新社側の負担で会食をした事実を認めたが、当時は利害関係者が同席しているとは思わなかったと釈明した。到底納得できない。今になって費用を返金したというが、調査中を理由にその金額を明かすこともなかった。

 行政の公平性・中立性への信頼を傷つける事態である。なぜ接待に応じたのか、報じられた4件だけなのか、政策判断に影響はなかったのか、総務省は徹底的に調査し、厳正な処分を下さねばならない。

 解せぬのは首相の対応だ。

 事実関係の確認はすべて総務省任せ。長男とは直接、電話で話したというのに、会社の調査に協力するよう伝えただけで、報道内容の真偽をただすこともしなかったという。

 首相は小泉政権で総務副大臣、第1次安倍政権で総務相を歴任し、省内に強い影響力を持つ。大臣時代はこの長男を、大臣秘書官に起用もした。今は公的立場にない「一民間人」というが、総務官僚の側からみれば、その背後に首相の存在を見るのが当然だ。

 安倍前政権下の森友学園、加計学園、桜を見る会をめぐる一連の問題に共通するのは、時の首相と親しい人たちが便宜を受け、全体の奉仕者たるべき官僚までがそれを支えたのではないかという疑いである。

 首相の威光を背景に、一般人には及ばない影響力を行使していたのだとしたら、政治や行政への信頼は揺らぐ。首相はそのことを重く受け止め、疑念の解消に指導力を発揮すべきだ。 


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