みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「アンチエイジング」大嫌い! 小泉今日子さんらの発言に共感の輪/耐震シェルター設置工事、完了しました!

2016-09-27 18:44:38 | ほん/新聞/ニュース
おび杉の床材も張り終えて、耐震シェルター設置工事が終わりました。
メーカーの担当者がやってきて完了の確認もすんだので、
きょうから晴れて、部屋として使えます。

テレビやパソコン、テーブルなどを戻す前に、
記念写真を撮っておきましょう。
   
寝ているとき以外は、ほとんどこの範囲で仕事をしたり、
食事をしたりしているので、この中にいる限り、
大地震で家が倒壊しても、隙間ができるので、いのちだけは助かるとか。
   
近くにいる子どもたちに、
いざという時は助け出してもらうように、よく頼んでおきましょう(笑)。

冬場は薪ストーブなので、太い梁が薪ストーブを直撃して、
火事になったら?という心配は残ります。

とはいえ、
工事が終わって、真新しい部屋にはいれるのはうれしいし、
やさしい杉の無垢材の感触も、ここちよいです。

クリック してね 


ところで、
昨日の毎日新聞の刊の特集ワイドは、テレビ面にドカンと載っていて、
小泉今日子さんと上野千鶴子さんの女性誌での対談の発言がテーマ。

もとになった対談は読んで共感しましたが、
この毎日の記事もとっても良いので紹介します。

  「特集ワイド アンチエイジング」大嫌い! 小泉今日子さんらの発言に共感の輪
毎日新聞2016年9月26日 

「美魔女」現象に反旗 若さより「年相応の美」 シワも「大切な自分自身」
 「アンチエイジングって言葉が、大嫌い」。女性誌の対談で、こうハッキリと時流に反旗を翻した人気女優の小泉今日子さん(50)と社会学者の上野千鶴子さん(68)の発言に、女性の共感が広がっている。テレビでは若づくりの「美魔女」がもてはやされてきたが、これに徹底抗戦する構えだ。一体何が起きているのか−−。【横田愛】

<小泉今日子>亡き父との思い出語る 「本当にウマが合った」
 小泉さんと言えば、アイドル時代の輝きが加齢とともに増すイメージで、2000年の化粧品コマーシャルのキャッチコピーは「さびない、ひと。」。アンチエイジングの女神にもなれそうな立場だが、表面的な「若さ信仰」にモノ申したのだ。

 注目の対談は、40代向け女性誌「GLOW」(宝島社)9月号に掲載された。「アンチエイジングって言葉が、大嫌いなんです」と切り出した上野さんに、小泉さんは日ごろの思いを爆発させるかのように、次のように語った。

 「私もです。ずっとアイドルの仕事をしてきて、30代の半ばくらいから『かわいい』って言われる中に、『若い!』という声が入ってくるようになって。これ違くない? 喜んじゃいけないんじゃない? って」

 実年齢より若く見えることを尊ぶ「美魔女」現象への批判にも小泉さんは同調し「これは抵抗しなきゃと。私は『中年の星』でいいんじゃないかと思ってます」と言い切った。

 GLOW9月号は22万部を完売。反アンチエイジング宣言は「女性セブン」などの女性誌やネットメディアにも転載された。女性の年の重ね方に「一石を投じた」と好意的な反応が多く「かっこいい! そもそも劣化や賞味期限なんていう言葉を使うこと自体がバカげてる」「年相応が理想」などの書き込みもあった。GLOW編集長の大平洋子さんは「おそらく皆さんどこか根底で思っていたことが、お二人の発言によって市民権を得られた気持ちになったのではないでしょうか」と語る。

 「こんなことが事件になるとは想定外。びっくりだわ」。発言を引き出した上野さんを訪ねると、開口一番、当たり前のことを言っただけなのに、という表情を見せた。

 上野さんは、反響の大きさは、アンチエイジングを強いる社会的な空気の裏返しだと分析する。「女性の価値は賞味期限付き。若さがなくなると女の値打ちが減るとみんな思い込んでいたからじゃないですか。日本の男が女にそう思わせてきたのだけど」

 ネット上では、育児などから復帰した女優の容姿が「劣化」したなどと心ない攻撃が今も相次ぐ。これに対しても上野さんは「私は逆のことを思っています。アイドルには同世代のファンたちと一緒に老いていって、老い方をちゃんと表現してほしい。表現者にはその責任があると思う。小泉さんにはこれからも中年の星、老年の星になっていってほしい」と力説した。


 40代前後の「アラフォー」女性を対象に「国民的美魔女コンテスト」が始まったのは10年。「年齢を感じさせない美しさ」が脚光を浴びた。GLOWの創刊はくしくも同じ年だ。「美魔女」とは一線を画し「加齢を否定しない」スタンスでスタートしたが、大平編集長は「当初は『年を取った自分が好き、とか負け犬の遠ぼえに聞こえて痛い』とも言われた」と振り返る。

 あれから6年。大平編集長は「大人の女性の美しさが、若さを競うのではなく年を重ねたなりの美しさを打ち出す方向に変わってきていると感じる」と言う。特にこの2〜3年、中高年向けのファッションや化粧品の新ブランドが次々生まれ、選択肢が増えたのが大きいと見る。

 資生堂が昨年から50代以上向けに発売した総合ブランド「プリオール」もその一つ。新設に先立って同社が55〜79歳の女性を対象に行った調査(複数回答)では、「実際の年齢よりも若く見られたい(23%)」「若さを取り戻したい(23%)」という若さへのこだわりに比べ、「いつまでも輝いていたい(53%)」「年をとっても新しいことにチャレンジしたい(47%)」と、年を重ねた今を充実させることに意識が向いていることが分かった。ブランドマネジャーの橘鷹(きったか)恵子さんは「『若くなりましょう』ではなく、等身大の美しさを出すことに重きを置いた」と話す。

88歳現役モデル「ありのまま」
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