マーク・フォスター監督の「君のためなら千回でも」を友人ふたりと観に行きました。
題名を聞いたときは、ラブストーリーかと思ったのですが、
原題は「The Kite Runner」(ザ・カイト・ランナー)。
この映画の原作は、アフガニスタン出身作家カーレド・ホッセイニのデビュー作で、
世界中で数百万部売れたベストセラーです。
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国連難民支援 日本UNHCR協会
(関連情報)映画「君のためなら千回でも(原題:The Kite Runner)」が、
2008年2月9日(土)より、全国ロードショーが始まっています。
かつて難民であり、UNHCR親善特使であるカーレド・ホッセイ氏によって書かれた、
世界的なベストセラー小説「The Kite Runner」は、
時代に翻弄され生きる少年たちの友情を通して
真実のアフガニスタンを感じられる感動作です。
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「君のためなら1000回でも」
「この誓いは今君に届くだろうか」
「もう一度やり直す道がある」。
ものがたりは、2000年夏の電話ではじまる。
主人公は、アフガニスタンの少年アミールと、召使いの子どもハッサン。
糸が切れた凧の落ちる先を読むことができるハッサンは、
アミールのために、相手のタコを拾いに行く。
凧合戦でふたりが揚げる凧が勝った日も、
「君のためなら1000回でも!」と言い残して、凧を追いかけていく・・・。
129分という長い映画だけど、ここからは涙、なみだ・・・・、
理不尽な暴力、差別、友情、愛、誠実、裏切り、償い、畏れ・・・
ソ連の侵攻とタリバーンの支配に翻弄される人々と平和への願い。
観ながらずっと泣き続けていました。
主人公はアミールのようだけど、少年時代のハッサンの演技が秀逸で、
息を呑むような展開に、あっという間の2時間でした。
「カイト・ランナー」は、落ちた凧をとりに走る少年ハッサンであり、
映画の最後の凧揚げの場面で、
ハッサンの息子のために走る成長したアミールだったのです。
「君のためなら1000回でも!」
このラストのせりふには、滂沱の涙。
映画が終わって明るくなるまで席を立てませんでした。
とはいえ、お腹も空いていたので、
「楮(こうぞ)」でおまかせランチを食べながら、
久しぶりに会った友人たちと、話はつきませんでした。
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映画館で見て感動しました。
あの空に舞う凧。
なんと知らない世界が多いのだろうと
感じました。