土曜日の朝に届いた新聞を読まずに出かけてしまったので、
昨日、帰ってからまとめて読みました。
朝日新聞のbeを開いたら、上野千鶴子さんの
【悩みのるつぼ】の回答が載っていました。
いつもながら、粋なお答え。
「清く、正しく、美しく」生きてるつもりの人にこそ、
読んでほしいですね。

2015年2月14日 朝日新聞be
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今日届いた新聞各紙の折り込みには、
「寺町さちえの虹色リポート」が入っていました。

読みやすいニュースですね。
若い人たちにこそ、このまちを変えるために
がんばってほしいです。
最後まで読んでくださってありがとう
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朝日新聞のbeを開いたら、上野千鶴子さんの
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2015年2月14日 朝日新聞be
【悩みのるつぼ】姉の不倫相手の子供がふびん 2015年2月14日 朝日新聞be ○相談者 女性 21歳 21歳の女性です。 姉が、配偶者と子どものいるひとと付き合っています。 私の父は、私が中学生のころに不倫をしていました。母には知られていたのですが離婚はせず、しばらく家の中は険悪な空気でした。3人の姉妹でそれに気づいてたのが私だけで、雰囲気を変えるために明るく振る舞うのも母に当たられるのも私一人……という経験がつらく、秘密にできない、けじめのない不倫がとても嫌いです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私は、相手方の夫婦関係にはもちろん、姉の恋愛関係にも口を出すつもりはないのですが、過去の自分と同じ立場の子どもの存在が気になって仕方がないのです。どうにか子どもを助ける手だてはないのでしょうか。 自分の両親と和解するしかないのでしょうか。母に当たられたのが私だけだったことで姉を恨んでるだけなのでしょうか。不倫がばれないようサポートするべきなのでしょうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○回答者 社会学者・上野千鶴子 あなたのこれからが心配です 「姉の恋愛関係に口を出すつもりのない」あなた。実はとっくに「口を出して」しまっていますね。「別れるか、それとも相手に別れてもらってから付き合うか」と迫ることで。つまりあなたは不倫が許せない、のです。自分のも、自分以外の人のも。なぜなら、あなた自身が「不倫する父の娘」だったから。そのために不幸だったから。 「きちんとケアされた不倫」ってねえ。あるんでしょうか。「略奪愛」のように結婚をゴールにする婚外恋愛以外は、ゴールのない不倫は大人のゲームです。周囲の人間関係に一切影響せず、生涯にわたって「特定秘密」を解除しない「けじめのある不倫」をゲームとして楽しめるほどクールな「大人」が、この世にそれほどいるとは思えません。妻に感づかれているのは、妻をあなどっているか、感づかれてもよいと開き直っているからですし、その程度には夫婦関係が壊れているからです。夫婦関係が「険悪」なのは、不倫がばれたせいなのか、それとも険悪だから不倫したのか。どちらが原因か結果かはわかりません。夫の不倫を知っても別れない妻は、愛情があるからか、たんなる執着やプライドからなのかもわかりません。不倫をやめたからといって、両親の夫婦仲が回復したとも思えません。世の中には壊れた方がよい結婚もあります。 あなたの不幸は、父が不倫したことにではなく、夫婦関係の破綻(はたん)した両親のもとで、家族の綻(ほころ)びをとりつくろうことに腐心した孤独でせつない少女時代を過ごしたことにあります。不倫する姉を見ると、そのときのちっぽけな少女が思い浮かぶのでしょう。 妻も知っていた夫=父の不倫を、三姉妹のうちあなたしか感づいていなかったとは思えません。「不倫する父の娘」のひとりだった姉は「不倫する男の愛人」になり、父は「不倫する娘の父」になりました。両親は姉の恋愛をどう見ているのでしょうね。 あなたは「両親を許す」必要もありませんし、「姉をサポートする」必要もありません。それより結婚生活のルール違反を身近に見てきたあなたのこれからが心配です。夫婦にも結婚にも期待が持てなくなっていませんか? そのせいで恋愛に踏み出せないとしたら不幸です。不倫は苦い果実ですが、そこから味わう蜜もあります。もしかしたら潔癖なあなたより、「脇の甘い」姉の方が豊かな経験を味わっているかもしれませんよ。 |
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今日届いた新聞各紙の折り込みには、
「寺町さちえの虹色リポート」が入っていました。

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