みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

ハチク(淡竹)の花が咲いた!? 120年に一度咲いて枯れる、きわめて珍しい現象。

2014-05-08 20:48:08 | 花/美しいもの
日本ミツバチの箱を置いているうしろの山は、
淡竹がたくさん生えています。

昨日の夕方、ふと上を見ると、竹に変なものがたくさんついています。



鳥の巣かなあ、と思ったのですが、いっぱいついています。

   

アップで撮って調べて見たら、どうやら「竹の花」のようです。

と書きましたが、専門家に確認したもらった「竹の花」ではないことが判明しました。
淡竹の花ではなく「てんぐす(天狗巣)病」でした!/日本蜜蜂の分蜂群が入りました。(5/10)

 
   

 
 
裏山全体の竹の色が薄くなっていて、
よく見ると、あちこちのたけに花が咲いています。



竹の花は、数十年に一度咲いて枯れる、と知っていたので、
淡竹はどのくらいで咲くのだろう、と調べていたら、
昨年6月に京都府長岡京市で咲いた、という記事を見つけました。

記事によると「ハチクの開花周期は120年」とのこと。

竹の開花は、一人の人の一生よりも長い周期なので
きっと新聞に載るほど、珍しいことなのでしょう。

  長岡京 ハチク 神秘の花 120年周期 全国現象の前触れか
(2013年06月05日 京都新聞)

 京都府長岡京市の竹林で、ハチクの花が咲き、稲穂のような形状のふくらみが枝先に多数ついている。長年タケノコを栽培してきた竹林所有者は「花を見るのは初めて」と不思議がり、およそ120年周期の全国的な一斉開花の前触れでは、と専門家は推測している。

 同市井ノ内の農業橘敏一さん(78)が5月末、作業で竹林を訪れたところ、50本ほどのハチクの上部に黄緑色の花が大量に咲いているのに気づいた。イネ科のため花びらはなく、小穂(しょうすい)と呼ばれる鳥のくちばし状のふくらみからおしべなどが出ていた。橘さんは「ここでは戦後まもなくハチクの栽培を始めたが、今まで花が咲いたことはなかった」と話す。
 竹文化振興協会(京都市左京区)の渡邊政俊専門員は「ハチクの開花周期は120年ぐらいとみられ、明治期の論文などから2020年代後半に全国的に一斉開花すると予想していた。長岡京市のケースはその前触れだろう。珍しい現象だ」と話している。


去年の6月に京都で咲いて、今年5月には岐阜で咲いたハチク(淡竹)の花。
今年は、他にもどこかで咲いているかもしれませんね。

竹の開花はめったに見ることはなく、咲くと竹林が枯れてしまうので、
むかしは、不吉な予兆といわれていたようです。
120年に一度の開花を見られてラッキーとは思うのですが…(笑)。

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竹の花を最初に見つけたのは、みつばちの箱の上に垂れ下がっている、

この竹です。


  
 
5メートルほど東には、すでに立ち枯れ始めている竹。


裏山は、広い範囲で花が咲いています。
家の裏山だけでなく、つながっている山の他の家の竹藪も同じように見えます。



竹の開花について、いろいろ調べていたら、詳しいホームページがありました。

竹Bamboo Home Page

開花現象(Bamboo Home Page)    

竹類の開花現象は、「竹の七不思議の一つ」といわれるほど珍しいものです。竹の花にはめったにお目にかかれないと思いますので、 ここに、いくつかの例をご紹介しましょう。

  開花の正確な記録
竹類はイネの仲間ですから、発芽してから長い年月、地下茎によって繁殖を続けますが、 ある一定の時期に達すると、花を咲かせ、種子を実られて一生を終えます。
ところで、一般のイネ科植物は毎年、春に発芽し、夏頃に花が咲き、秋に実をつけて一生を終えるのですが、 竹類は花を咲かせるまでの期間が大変長く、その期間を「開花周期」と言われています。
この開花周期は種類によって異なり、またこれまでに開花が確認されていない種類があるなど、まさに神秘な状況にあります。
ちなみに、日本の竹の開花周期については、つぎのような記録があります。
竹   種  開花周期(年)   備  考
モウソウチク  67年 横浜市、京都大学など
モウソウチク  67年 東京大学、京都大学など
マダケ    120年 昭和40年代に全国的で記録

ところで、テレビや新聞などで時々「竹は60年に一度花が咲く」などと報じられますが、それは間違いです。
わが国では、モウソウチクが発芽から67年目に開花したという例が2つあるだけです。
ですから、たった2例だけでモウソウチクは67年周期で開花すると断言することは決して出来ません。
ただし、マダケについては、昭和40年代に日本だけでなく、世界中のマダケが一斉に開花し、 前回の開花からほぼ120年を経て起こったことから、マダケについては120年周期に間違いないとされています。
なお、最近、各地でトウチク、ナリヒラダケ、メダケなどの開花が確認されていますが、それらの開花周期については分かっていません。・・・・・・・・・・・・・・・
(以下略)・・・・・・・・・・


ところで、
日本蜜蜂は、まち箱とキンリョウヘンに探索蜂がたくさん来ていたので
期待したのですが、分蜂群はやって来ませんでした。



  


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