みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

ニッポンの食卓 第3部 それって健康?/4 三角食べより順番重視/胡蝶蘭が開花しました。

2018-07-20 17:21:57 | ほん/新聞/ニュース
朝起きたら、胡蝶蘭が開花していました。

まだ一輪だけですが、白い大きな花です。


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八重大輪クチナシも前庭の高いところで開花。


カルディで買っておいたコンビーフハッシュを、

たくさんあるキャベツと玉ねぎで炒めましした。
  
簡単においしいチャンプルーの出来あがり。

モロッコインゲンとズッキーニはお揚げと炒めに。

野菜たっぷりのオウチごはんです。


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後半は昨日の続き。
毎日新聞の「ニッポンの食卓 第3部 それって健康?」の
「4 三角食べより順番重視」を紹介します。
いまどき、学校でもべジファーストなのですね。

  ニッポンの食卓 第3部 それって健康?/4 三角食べより順番重視
毎日新聞2018年7月18日

●積極指導せず
 茨城県下妻市立下妻小学校の給食の時間。6年生の教室で、栄養教諭の深沢郁(ふみ)さんが児童に向かって話しかけていた。「三角食べできたかな」「(1種類のもの)ばっかり食べていると栄養バランスが悪いよね」。児童たちが実践しているのが、米飯、汁物、おかずを少しずつ順番に口に入れていく「三角食べ」だ。1970年ごろに学校給食の現場で広がったとされ、食材を口の中で混ぜ合わせて味の広がりを楽しむ「口内調味」は、和食の特徴でもある。だが、最近見かけなくなったとの声が現場から聞こえる。
 数年前まで三角食べの指導をしていたという横浜市立小の女性栄養教諭は「児童から『テレビで三角食べは健康に悪いと言っていた』などと言われるようになり、いろいろな考え方があるので現在は積極的な指導はしていない」と明かす。深沢教諭も「最近は『野菜から食べた方がいいって聞いた』などとテレビを見た児童から質問されることもある」と話す。

 ●血糖値上昇に影響
 背景には、食べる順番と血糖値を関係づける研究が進んでいることがあるようだ。血糖値が高いと、糖尿病や肥満のリスクが上昇するなど体に不具合が生じることは知られており、順番に気をつけるべきだというのだ。
 関西電力医学研究所の矢部大介副所長(糖尿病学)らのグループは、2015年「米飯の前に魚料理や肉料理の順番で食べると、食後の血糖上昇が改善される」--との論文を発表した。矢部さんらは、ご飯を先に食べた場合と、魚か肉をご飯の15分前に食べた場合について、2型糖尿病の患者12人と健康な10人の血糖値の変化を調べた。すると、肉や魚を先に食べた方がご飯を先に食べた場合よりも、血糖値の上昇幅が3~4割小さく抑えられたという。
 炭水化物より先にたんぱく質や脂質を取ると、小腸からインクレチンと呼ばれるホルモンの分泌が増強される。インクレチンは血糖を減少させるインスリンの分泌を促す。中には胃の動きを緩やかにして食後の血糖上昇を抑制するものもある。また、食物繊維の働きで小腸での糖の吸収がゆっくりになるため、ご飯より先に野菜を食べることも効果的とされる。矢部さんは「食後の血糖値という観点では順番を考慮した食べ方が、三角食べに勝るというデータが出ている」と指摘する。
 ただ、順番は大切だが、バランスよく食べることも求められる。矢部さんは「食事を始めて約5分間は糖質を含む物を控えて、食物繊維やたんぱく質、脂質を中心にして食べ、その後は、三角食べのように、いろいろな食材を取ってもらいたい」とアドバイスする。
 また、最近、食後2時間を過ぎても血糖値が高い状態が続く(血液1デシリットル当たり140ミリグラム以上)「食後高血糖」が問題となっている。臨床栄養実践協会理事長で、管理栄養士の足立香代子さんは「健康診断では空腹時の血糖値しか測らないので、食後だけ高い人は見落とされがち。しかし、糖尿病に移行する可能性があり、心筋梗塞(こうそく)など心疾患による死亡リスクが高まるうえ、アルツハイマーの発症リスクも高くなるという研究結果がある」と警鐘を鳴らす。
 食後高血糖は、食べ方の順番を工夫することで予防することができるという。足立さんは「糖を多く含む食物が胃から小腸に届く速度がゆっくりになるような食べ方をすればいい。油を使った野菜や肉などのおかずから食べ始め、15分後にご飯などの糖質を食べるようにする」と提案する。その一方で、「子どもは大人と違って脳に十分な糖分が必要。いろんなものを残さずバランス良く食べる三角食べは適している」と給食での三角食べに理解を示す。

 ●ひと口目は野菜を
 東京都足立区は、17年度から全小中学校の給食で「『ひと口目は野菜から』」と指導している。区教育委員会おいしい給食担当の渋谷敏係長は「大人の間で流行しているダイエットを意識したものではなく、あくまで野菜を食べる習慣づけの一環」と説明する。野菜を食べる習慣がつき、摂取量が増えれば、結果的に主食の食べ過ぎを防ぐことにもなる。さらに、かみ応えのある野菜を選べば肥満のリスクを増やす「早食い」防止にもつながりやすい。
 だが、三角食べを一概に否定するのではなく、「ひと口目に野菜を食べさえすれば、後は三角食べなど各校の指導法に任せている」と説明する。
 学校給食現場での三角食べの役割は、まだ終わったとは言えなそうだ。【林奈緒美】=つづく  


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7月19日(木)のつぶやき

2018-07-20 02:00:34 | 花/美しいもの
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