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みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

無農薬ハツシモの稲刈り、ぶじ終了しました。/福井中2自殺 寄り添う心を欠く怖さ/いじめ認知件数が大幅増 子供の声くみ早期対応を

2017-10-28 18:31:47 | 有機農業/野菜&ハーブ
晴天が二日続いたので、稲刈りをすることにしました。

わたしは市民派議員塾の仕事がはいっていたので、
刈り始めだけ見に行きました。

まずは、いちばん小さい苗田の稲刈りからはじめます。

コンバインで稲刈りするので、前日までに四隅は手刈りしておいて、

あとはコンバインですいすい刈り取っていきます。

とはいえ、連日の雨で倒れている稲は、機械を止めて手刈りします。

米袋がいっぱいになるとコンバインからはずして付け替えます。

つぎは、ちょっと離れたところの一反の田んぼです。


仕事を済ませて4時前にまた見に行きました。



前の日に四隅だけ刈り取ってあった、畑の横の田んぼの稲も

すっかり刈り取られていました。



鶏小屋



あと残っているのは、鶏小屋の南西の一反分。

暗くなってから戻ってきたともちゃんに聞いたら、
昨日のうちに、稲刈りはすべて終わったそうです。

今朝は朝から雨。
晴れているうちに、ぶじ稲刈りが終わってよかったです。
おつかれさまでした!

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後半は、
昨日の中日新聞と毎日新聞の社説。
深刻ないじめはなくなるどころが、大はばに増えています。

  社説:福井中2自殺 寄り添う心を欠く怖さ 
2017年10月27日 中日新聞

 教師は絶大な権力を持つ。一方的に振りかざせば、生徒は追い込まれてしまう。福井県池田町で三月、中学二年の男子がその犠牲になった。生徒に寄り添う心を欠いた指導は、教育とは呼べない。

 精神的に追い詰められ、逃げ場を奪われたその男子生徒は、生徒会室前の廊下にかばんを残して校舎三階から飛び降り自殺した。

 自殺の原因について、池田町の調査委員会の報告書は「担任、副担任の厳しい指導叱責(しっせき)にさらされ続けた生徒は、孤立感、絶望感を深めた」と結論付けた。生徒の痛みを理解できない教師像を強くうかがわせる。

 母親は手記に「『教員による陰険なイジメ』で息子は尊い命を失ったのだと感じています」とつづった。生徒の声なき訴えに、全国の教師は耳を傾けねばなるまい。

 一学年一学級の小規模校。隅々にまで目が行き届くはずの環境下で、なぜ悲劇は起きたのか。報告書からは、まるで教師の暴言を当たり前のようにみなす独善的な学校の様子が読み取れる。

 マラソン大会の準備が遅れ、担任は校門前で大声で怒鳴った。周りが身震いするくらいだったという。職員室の前で「おまえ辞めてもいいよ」と、生徒会役員だった生徒に大声を出しもした。

 忘れた宿題を執拗(しつよう)にとがめる副担任の前で、土下座しようとしたり、泣きだして過呼吸の症状が出たりしたこともあった。だが、管理職にも家族にも伝えなかった。

 担任、副担任の双方から厳しく責め立てられては、生徒は心のよりどころを失ってしまう。校長ら管理職も二人の振る舞いを知っていたという。適切な対応を怠った学校の責任は極めて重大だ。

 福井県は全国学力テストで常に上位の成績を上げる。それは評価できるとしても、学力重視に傾き過ぎて、子どもの思いや気持ち、特性を蔑(ないがし)ろにしていないか。

 教師の体罰や叱責の犠牲となった子の遺族らは「指導死」とも呼ぶ。二〇一二年に大阪市の高校生が部活動顧問から体罰を受け自殺した。二月には愛知県の中学生が「担任に人生を壊された」とのメモを残して命を絶った。

 文部科学省調査では、教職員との関係に悩んで自殺したとみられる小中高校生は〇七年度からの十年間で十六人に上る。問題の担任は指導方法を助言した同僚に「手加減している」と返したという。

 子どもの身になって考え、感じる力が欠かせない。「指導死」という言葉などあってはならない。 


 社説:いじめ認知件数が大幅増 子供の声くみ早期対応を
毎日新聞 2017年10月27日 

 文部科学省が、昨年度の小・中・高校生などの「問題行動・不登校調査」結果を公表した。

 いじめを認知した件数は32万3808件と、前年度より約9万8000件増えた。特に小学校では約8万6000件増と大幅に増加した。

 文科省が、けんかやふざけ合いに見えても一方的なものは積極的に認知するよう通知した結果という。

 子供同士のトラブルの早期に、教員がしっかり目を配るのは大切だ。自殺など重大事態に至らぬよう、学校ぐるみで早めに手を打つ意識が浸透しつつあるなら評価できる。

 気になるのは、認知件数の割合が都道府県によってまだ大きく差があることだ。1000人当たりの件数では、最多の京都府が96・8件なのに対し、最少の香川県は5件と、20倍近い差がある。さらに、認知件数がゼロの学校が3割もある。

 京都府は、いじめの有無や種類を選択式で答えやすくするアンケートをしたり複数回の調査を基に教員が進んで面談したりしているという。

 早期に子供の声をすくい上げ、いじめを積極的に見つけることを評価する教育委員会の姿勢も大事だ。

 いじめ自体は、依然として深刻な状況が続いている。自殺や不登校といった重大事態に至った件数も、前年度から増えて400件に達している。深刻ないじめに発展しないように未然に防ぐ努力が重要だ。

 教員がひとりで問題を抱え込まぬよう、校内での情報共有の強化やスクールカウンセラー、家庭との連携を密にする体制作りが欠かせない。

 調査では、暴力行為の増加も浮き彫りになった。学校や有識者からは、感情のコントロールができなかったり、言葉より先に手が出てしまったりする子供が増えているとの指摘があるという。いじめにもつながりかねない子供の不安定さだ。

 こうした状況は、学校のみならず家庭や社会といった多様な環境が関わってくる。対応は難しいが、教員は子供をしっかり観察し、問題の背景を知るように努めるべきだ。

 福井県では、中学2年の男子生徒が教員からの強い叱責などが原因で自殺する痛ましい事案が発覚した。

 子供の信頼がなければ、教員の指導は機能しない。いじめや不登校などへの対応もまったく同じである。  


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10月27日(金)のつぶやき

2017-10-28 01:59:56 | 花/美しいもの
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