みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

香り付き柔軟剤流行に悲鳴 「過敏症」の人たち(白井康彦)

2013-09-04 11:08:24 | ほん/新聞/ニュース
午後に名古屋高裁に行ったのですが、行きの西の空は真っ暗。
岐阜西濃で集中豪雨のニュースが流れていました。

かろうじて雨に降られずに車が駐車場に入って少ししたら、
モーレツな雨が触れってきました。
少し待てばやむかと思っていたら、雨は激しくなるばかり。
そのあと、三の丸会館でひとに会って帰ろうと思ったら、
道路に水が流れ込んで洪水のよう。

このまま下道を走るのはあぶない、と思って、
すぐに近くのインターから自動車道にのったのですが、
前も見えないくらいのモーレツな雨。
事故を起こさないように、そろそろ走って帰ってきました。

7時のNHKニュースを見たら、ちょうど車に乗った
午後5時の名古屋市中区の時間雨量109ミリだったそうで、
水のたまった道路のあちこちで車が止まっていました。
あのまま下道を走っていたら・・・いまごろは。
こわい思いをしましたが、無事に帰れてラッキーでした。

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ところで、
車のなかで、ワンセグを聞いていたら、豪雨情報の合間に、
「婚外子差別は憲法違反と決定」というニュースが流れました。
このニュースのことはまとめて明日、アップする予定゛。

きょうは、中日新聞生活蘭の白井さんの記事を紹介します。

  香り付き柔軟剤流行に悲鳴 「過敏症」の人たち
2013年9月2日 中日新聞

 香り付きの柔軟剤を使って洗濯して衣類に香りを漂わせることが流行しているが、こうした状況に化学物質過敏症の人たちが「普通に暮らすことができにくくなった」と悲鳴を上げている。近所の家から流れてくる柔軟剤や芳香剤などの香りをかいだだけで体調が急に悪くなったりするのだ。「香料公害」が起きているのか、当事者らの声を聞いて考えてみた。

 長野県に住む四十代の女性は「強い香料のにおいを発している人とすれ違ったりするだけで、めまい、ふらつき、震え、動悸(どうき)が生じます」と訴える。

 症状がひどくなったのは昨年夏。柔軟剤や洗剤、シャンプーなどの家庭用品で香りの強い商品が人気を集めてきたことが影響していると考えている。

 微量の化学物質によって、めまい、頭痛、吐き気、のどの痛みなどのさまざまな症状が出るのが化学物質過敏症。患者数は全国で七十万人とも百万人ともいわれる。一般家庭では、新築の家に使われた建材や農薬が原因になることが多いと考えられてきたが、香料を使った日用品による香料公害も問題視され始めている。

 この女性は、柔軟剤の影響が特に大きいと感じている。近所から強すぎる香りが漂ってくるだけでなく、職場でも他人の衣類から出る柔軟剤の香りに悩まされる。「たばこの受動喫煙と同様の『受動香料吸入』です。こういう問題があることを国民に知ってほしいし、国には対策を立ててほしいです」

 岐阜市に住む小沢祐子さん(68)は「香料自粛を求める会」の代表を務める。三年前の秋、生鮮食品を買いに行った店内で、女性とすれ違ったときに強い芳香臭をかいだ。意識がなくなってその場にうずくまった。顔面が蒼白(そうはく)になり、言語機能の極端な低下、筋肉硬直などの症状が出た。

 その後も同様なことが続き、外出を控えたり、外出の際に防毒マスクを着けたりするなどの対策を講じているが、最近では散歩もしにくくなったと感じている。道を歩いている人の服から出てくる芳香臭が耐えがたいのだという。

 消費者庁や国民生活センターなどが協力して運営している「事故情報データバンクシステム」には消費生活センターなどに寄せられた製品の苦情が蓄積されている。「柔軟剤」というキーワードで出てくる情報は八月末現在で百十六件。

 「隣の家から流れてくる柔軟剤の香りが強すぎて、のどや頭が痛い」「アレルギー反応が起きた」といった深刻な例がずらりと並び、国に対策を求める声も目立つ。

◆一部自治体「配慮を」
 香りが強い生活用品を好む消費者は多いが、健康被害の原因になることもある。また、化学物質過敏性の発症メカニズムは未解明。こうした中で行政は何ができるだろうか。

 岐阜市は二〇〇五年から市有施設に「香料自粛のお願い」というポスターを張っている。「健康被害の要因となることがあるので配慮をお願いします」と、市民に柔らかく呼び掛ける内容だ。

 小沢代表の訴えを聞いた市議が市議会で要望し、市が受け入れた。

 公共施設のポスターやホームページに同様の「お願い」を出す自治体は、岐阜県、岡山県、滋賀県野洲市、同県守山市などと増えてきている。ただ、健康被害を感じている側は、実態調査や何らかの規制など、より実効性のある対策を国に求めている。

 厚生労働省化学物質安全対策室の担当者は「うちの省にも健康被害の声は届いており、問題意識は持っている」と説明する。香料公害の対策づくりに政府がいつ取り組み始めるか注目される。
 (白井康彦) 


「柔軟仕上げ剤(柔軟剤)」に関する調査結果を発表【ネットリサーチDIMSDRIVE】
~お気に入り柔軟剤、1位「レノアプラス」、2位「抗菌ハミング」~(インターワイヤード 2013年8月23日)


【消臭・芳香剤に関するアンケート調査】室内用の消臭・芳香剤の使用率は6割弱。
選定時の重視点は「好きな香り」がトップ、「価格」を10ポイント以上上回る(マイボイスコム株式会社 2013年9月3日)



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9月3日(火)のつぶやき

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