チシオモミジの紅葉があまりにきれいなので、
車を降りて撮りました。

上野千鶴子さんを招いての講演会・フォーラム
「さまざまなマイノリティが生き延びるために」は、
愛知県のウイルあいちで午後1時から開催。
10時からプロジェクトスタッフ6人+2人が集合、
11時には当日スタッフ20人が集まって準備開始。
スタッフではない小浜の3人も駆けつけてくださいました。
12時に受付開始、30分を過ぎたころに、
上野さんから(なんと地下鉄で)到着されると連絡があり、
あわてて道に詳しい名古屋のスタッフと駅まで走りました。
午後1時、いよいよ開会。

上野さんのパワーポイントを駆使しての基調講演、
「市民セクターをつくる~さまざまなマイノリティが生き延びるために」は、
周到に準備された濃密なお話。
先にデータが届いていたので、上野さん自身の最新の研究テーマで
ちょっと専門的で難しいかなと心配したのですが、
素人にも分かりやすい言葉で説明され、高齢者介護の具体的な事例も満載。
終わってから駆けつけた友人も「目が開かれる思いだった」との感想。
期待通り、すばらしい講演でした。
第2部の「変えるのはわたしたち」は、わたしがコーディネートしたのですが、
心配していたとおり、参加者から36枚の質問票がどさっと手元に届き、
質問・意見は多岐に渡り、テーマに沿ったものが少なくて一苦労。
上野さんがフォローしてくださったのですが交通整理で手一杯。
わたしは、上野さんの「市民セクターをつくる」の講演を受けて、
準備していた話をして、高齢者介護から、
他のマイノリティ当事者の話につなげて、
当事者や実際に活動している人たちに話を聞きたかったのですが、
けっきょく、わたし自身が聞きたかったことも聞く時間がなくて、
テーマを深めるところまではいきませんでした。
準備から本番まで、なんとか終わりましたが疲れました。
楽しみは、講演会後の上野さんとプロジェクトスタッフとの交流会。
会場は名古屋・栄の禁煙で静かに話せるお店「今昔物語」。
名物は、お豆冨と、和牛の炙り焼きと、美豚(ビトン)料理。
手作り豆冨と、生湯葉の刺身と、黒ゴマ豆腐、蟹あんかけ豆冨、
一番左は、上野さんが頼んだアンキモです。



名古屋名物の味噌串カツと、車えびの天むす、各種サラダモあるでよー。



和牛の炙り焼きとか、ほかにも色々頼んだのですが、
写すまもなくみんなのお腹のなかに。
締めは、ビトンのしゃぶしゃぶです。



スイーツと言うよりは、ちょっと甘い卵焼きみたいな、不思議なお味でした。
帰ってから、さっそくアンケートの集計をしました。
参加者アンケートは、上野さんは講演会が終わってすぐから、
丁寧に目を通していらっしゃったのですが、
わたしたちは読む余裕がなく、わたしが集計するからと持ち帰りました。
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参加者アンケート 回収枚数 74枚
何で知ったか?
新聞 9
チラシ 21
18 その他 26
基調講演
とてもよかった 47
よかった 23
普通 5
よくなかった 0
第二部
とてもよかった 33
よかった 25
普通 13
よくなかった 2
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上野さんの基調講演はとっても良かったのですが、
第2部はわたしとしては不本意なできで、内心かなり落ち込んでいたのです。
上野さんの講演会はわたしがやりたかった企画だし、
KJ法までやって準備した仲間にも、上野さんにも申し訳なくて、
そのまま寝る気にもならず、アンケートを読み始めました。
「普通」「良くなかった」には案の定、厳しい意見もあったのですが、
とはいえ、「とてもよかった」と「よかった」の順に多くて、
まずは大きなトラブルもなく、無事終わったことにホッとしています。
今日は一日、たくさん書き込まれたアンケート意見を集計しており、
報告もこんな時間になってしまいました。
とにかく、
どこか静かなところでゆっくりと休みたい気分です。
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最後まで読んでくださってありがとう

「一期一会」に




