約100個の柚子の半分をゆずジャムにしました。
冬至の柚子ジャムには二日遅れて、イブの柚子ジャムです(笑)。
まずは柚子をきれいに洗って、
半分に切って、ぎゅっと握って果汁を絞ります。
今年の柚子ジャムは、なんてったってクリスマスの柚子ジャムだもの、
搾りかすやふくろは使わずに、
贅沢に、本格的に、皮と果汁だけで作ります。
(ふくろ使うと量が増えるし・・・)>
柚子の皮は、白いわたをスプーンで丁寧にこそげます。
こうすると苦味が減って、後味がすっきりとしたジャムになります。
あく抜きするために1時間ほど水にさらして、
(この間、自然薯堀利に畑へ)、
ざるに上げて、できるだけ細い千切りにします。
水にさっとさらしてもみ洗いし、余分なごみやわたを取り、
一度沸騰させて、余分な精油を取り除きます。
千切りした柚子皮に果汁をいれ、
ここに和三盆糖とはちみつを入れて火にかけます。
甘いジャムにするには同量以上の砂糖を入れるか、
酸味を和らげるために水を加えて煮るかしないと甘くならないのですが、
わたしは料理などにも使えるように、水も加えず甘みも減らして、
混ぜものなしの皮と果汁だけの、酸味の強い柚子ジャムを作りました。
冬至のゆずジャム2種作りました(2005.12.22)
ついでに、と言ってはなんですが、
子どもが送ってくれた山形の洋ナシ(ラ・フランス)と蜜入りのフジリンゴ。
たくさんありすぎて食べられないのでコンポートを作ることにしました。
リンゴは、生協で見つけて買ってきておいた紅玉とフジを半々。
コンポートやジャム、アップルパイや焼きリンゴなどの
熱を加えるリンゴ菓子には、酸味と香りのある紅玉がぴったり。
甘いだけのリンゴだと味がぼけるので、紅玉がはいると味が引き立つます。
出来上がったリンゴのコンポートの感想は
「アップルパイみたいでおいしいね」とともちゃん。
やわらかくなって、よい香りがしはじため洋ナシ、ラ・フランスも、
ちょっとぜいたくだけど、皮をむいて薄切りにして、
和三盆糖を半カップくらい入れて
そのまま、ことこと煮込みます。
触わると崩れるので、そっとなべゆすって、
仕上げにお塩ひとつまみとレモン少々を入れて、
ベッコウ色に透き通った、ラ・フランスのコンポートのできあがり。
こちらも洋ナシが大好きなともちゃんに味見してもらいました。
「おいしーい」
最後に、それぞれビンにつめて、湯煎して密閉します。
柚子ジャムは50個の柚子から5ビン。
リンゴはやはり10個から5ビン。
洋ナシにいたっては、たった2ビンのみ。
おいしさとビタミン・アイがぎゅっと詰まったコンポートとジャムは、
瓶詰めにしておけば日持ちもよいし、
果物が大量にあるときに、おススメです。
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