みどりの一期一会

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浅野史郎さん来週、都知事選に立候補表明。「教育、福祉の現場が荒廃している」

2007-03-03 09:05:37 | 市民運動/市民自治/政治
昨日に続いて、都知事選の浅野史郎さん関連の記事。

報道関係の方から「夕方浅野さんの記者会見がある」と聞いたので、
気をつけていたら、5時15分過ぎから緊急記者会見がはじまった。
会見は立候補表明ではない、とのことだが、民放はどこも生中継。

  
浅野史郎さん緊急記者会見の動画

「立候補表明はいい加減にはできないと思っている。
ちゃんと東京都のことを勉強して政策を準備して
(満点は無理でも合格点までにして)、
来週、できるだけ早く正式に出馬表明したい」とのこと。
かりに民主が候補者をだしても、立候補するとのこと。
立候補しない可能性は、ほとんどないと答えていました。

夜のNHKニュースでは字幕入り。
  

  

  

公約などの準備が整い次第、
来週中にも出馬表明。



夜遅くの「ZERO」には、中継で生出演していた。
現在、マニフェスト作成に向けて政策などを勉強中とのことだったが、
理路整然としていて、東京都の問題点をすでに把握しているようだ。
  

一期一会のクリックを


毎日新聞と岐阜新聞は、夕刊のトップ記事。
いずれも「浅野史郎氏、都知事選出馬へ」。

  

記事を書いているうちに配信になった、「河北新報」の最新情報。

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都知事選出馬 浅野氏「後戻りできぬ」基本政策早期に策定
3月3日7時2分配信 河北新報

 東京都知事選(22日告示、4月8日投票)に立候補する意思を固めている前宮城県知事の浅野史郎氏(59)は2日、都内で記者会見し、「ここまで来れば客観的にも主観的にも後戻りしにくい状況だ」と述べ、あらためて出馬の意思が強いことを表明した。早期に公約となる基本政策をまとめ、来週にも正式出馬表明する。
 民主党が独自候補を擁立すれば出馬しないとした先月28日の自身の発言について浅野氏は「勝てそうなら出る、そうでないなら出ないでは潔くない」と撤回。民主党の動向にかかわらず出馬する意向を強調した。民主党執行部は浅野氏支援を示唆しているが、浅野氏は党推薦を受けることについては否定した。
 浅野氏は、3選を目指す石原慎太郎知事(74)の都政運営について「職員が誇りを失うような仕事のしぶりになっているのではないか。危機感、深刻さを強く受け止めざるを得ない」と批判。「弱い人たちが生きやすい東京都でなければならない」と述べ、公約で福祉政策や地震など災害対策に力を注ぐ考えを示した。
 また会見に先立った同日午前のテレビ番組出演時は、石原都政を「秘密主義。恫喝(どうかつ)という人もいる」「教育、福祉の現場が完全に荒廃している」と評し、強い対決姿勢を見せた。
 選挙の争点となる東京への五輪招致については会見で「私だってやれたら面白いなと、無責任でなく思う。ただ、ものすごく最優先の方に位置付けるものなのかどうか疑問が生じている」と慎重な姿勢をにじませた。
 宮城県知事時代に県の負債を増やし財政難を招いたと石原氏サイドや自民党から指摘されている点については「国の施策に協力するということで県債残高が積み上がった。これはほかの県の状況も同じ」と反論した。
 都知事選では、石原氏のほか共産党推薦で元足立区長の吉田万三氏(59)、建築家の黒川紀章氏(72)らが立候補を表明している。

◎浅野氏都知事選出馬 「知事から知事異例」岩手知事

 前宮城県知事の浅野史郎氏(59)が東京都知事選出馬の意思を固めたことについて、岩手県の増田寛也知事は2日、「知事経験者が他の都道府県に行くのがいいのかどうか、有権者が判断することになる」と述べた。定例会見で質問に答えた。
 増田知事は「そこの県にかかわりがなければ、(選挙に)出る必然性がなく、通常は考えられなかった」と知事から知事への転身は異例であるとの認識を示した。その上で、今回の出馬には「勇気ある決断。適任だと有権者が判断すれば、どういう形でもいい」と、かつての改革派知事の盟友として理解を示した。
 「都民はもちろん宮城県民にも、具体的かつ詳細なマニフェストを発表して説明する必要がある」と指摘。選挙の応援については「浅野さんは(知事に応援を)求めずに都民と一緒にやるのではないか」とかわした。

◎浅野氏は透明、石原氏不透明/民主・鳩山氏

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は2日、4月の東京都知事選に来週にも正式出馬表明する前宮城県知事の浅野史郎氏について、「浅野さんは情報公開を徹底的に追求してきた方。『透明な浅野対不透明な石原(慎太郎都知事)』という面白い構図ができる」と述べた。
 都内で記者団に答えた。鳩山氏は「民主党の関係者に対し、浅野さんの方から出馬に近づいているという報告があった」と明らかにした上で、「一刻も早く正式表明してほしい。(党として)どういうことを協力できるのか考えなければならない」と述べた。
 また民主党の海江田万里元衆院議員が都知事選への立候補に前向きな姿勢を見せているとの一部報道については「(海江田氏本人から)事実ではないと聞いた」と否定した。
 浅野氏への正式な党対応については「(都連幹部が)心を合わせて一つの方向になることが必要。結論が出ておらず、もうしばらく時間がかかる」との見通しを示した。
(3月3日河北新報)

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東京都知事選 浅野史郎氏、出馬へ 民主動向と関係なく(毎日新聞) 

 前宮城県知事の浅野史郎慶応大教授(59)は2日、TBSテレビの番組「朝ズバッ!」に出演し、4月8日投開票の東京都知事選について「覚悟を決めなくちゃいけないという気が、かなり強くなっている」と述べ、立候補する意向を固めたことを明らかにした。民主党内には浅野氏支援の構えがある一方、海江田万里前衆院議員(58)の擁立を目指す動きもあり、調整が進められる。
 浅野氏は2月28日、民主党が独自候補を擁立すれば出馬しないと明言していたが、この日は「勝てるとか負けるとかで考えていいのかという気になっている」と述べ、同党の動きにかかわらず出馬の意向を示した。同党の推薦を受けるかについては明言を避けた。
 また、2期8年の石原都政について「都職員の心、教育や福祉の現場は荒廃している。震災対策、福祉、医療など力を入れるべきことがあり、16年五輪招致が都政で優先順位が高いものかは疑問がある」と批判した。
 浅野氏は民主党の出馬要請に対し2月16日、拒否を伝えた。しかし、都知事選出馬を求める市民組織の25日の集会に出席して態度を保留。28日に「市民の思いは受け止めなければならない。真剣に考えたい」と出馬に意欲を示していた。
 浅野氏は仙台市出身。70年に厚生省(現厚生労働省)に入り、93年に退官して宮城県知事に当選、3期12年務めた。昨年4月から慶応大教授。
 民主党内では、菅直人代表代行らが浅野氏の出馬に期待する考えを示したが、候補者選考を進めてきた円より子都連会長らは「浅野氏が出馬しても民主党の推薦を受けない可能性が高い」として、海江田氏に出馬要請していた。小沢一郎代表は「都連の人選メンバー4人の結論を待って判断する」と語っている。
 都知事選では、石原慎太郎知事(74)が3選出馬を表明、政党推薦は受けないが、自民党が全面支援する。そのほか、共産党推薦で元足立区長の吉田万三氏(59)、建築家の黒川紀章氏(72)らが立候補表明している。
(毎日新聞 2007年3月2日 東京夕刊)
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浅野氏、都知事選出馬へ 公約まとめ来週にも表明

 4月の東京都知事選に意欲を示していた前宮城県知事で慶応大教授の浅野史郎氏(59)は2日、取材に対し「覚悟を決めなくてはいけないという気持ちはかなり強い」と述べた。公約の骨格をまとめ来週にも正式に出馬表明する見通し。
 浅野氏は、民主党が候補を擁立した場合「勝つのは難しい」として出馬しない考えを述べていたが、この日は「勝ち負けではない。戦う意義があるかどうかで判断する」とし、同党の対応にこだわらず、立候補する姿勢を示した。
 都知事選には3選を目指す石原慎太郎知事(74)、共産党推薦の吉田万三氏(59)、建築家黒川紀章氏(72)が既に立候補を表明している。
 自民党は石原氏を支援する方針。民主党執行部は浅野氏を支援する考えを示しており、首都決戦の構図がほぼ固まった。
(共同) (2007年03月02日 13時50分)
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浅野氏、民主党の動向にかかわらず出馬明言 都知事選 
(朝日新聞 2007年03月02日15時34分)

 22日告示の東京都知事選に立候補する意向を表明している前宮城県知事の浅野史郎氏(59)は2日朝のテレビ番組に出演し、民主党が独自候補を擁立すれば立候補を取りやめるとした自身の発言を、「言い過ぎた」と撤回。民主党の動向にかかわらず立候補する意思を表明した。また、石原慎太郎都知事(74)が招致を進める夏季五輪には、「最優先で進めるべきか疑問を感じる」との考えを示した。
 浅野氏は、立候補の意向を固めたことを明らかにした2月28日、民主党が独自候補を擁立すれば「勝ち目がない」などと立候補を取りやめる考えを示していた。民主党都連の一部には、独自候補擁立にこだわる動きが依然としてある。
 しかし、浅野氏はこの日、民放の情報番組でこの発言を撤回。「調べると都政には相当問題がある。勝ち負けという私利私欲で(立候補を)考えていいのかと、まじめな気持ちになってきている」と語った。
 浅野氏は立候補の意向を固めた理由について、「(都の)教育や福祉の現場は完全に荒廃しており、放っておけない。医療問題や震災対策など、優先順位が高い課題は多く、金と時間と労力が限られる中、五輪を最優先でやるべきか、疑問を感じる」などと指摘した。
 さらに、「都政における秘密主義というか、都庁内に『恫喝(どうかつ)の政治』という人もいる」などと現在の都政を批判。情報公開を進める必要性を強調した。
 東京都知事選には浅野、石原両氏のほか、共産党が推薦する元足立区長の吉田万三氏(59)、建築家の黒川紀章氏(72)も立候補を表明している。自民党は石原氏の全面支援を決めており、民主党執行部も浅野氏を支援する方針を固めている。
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浅野氏、民主党の動向にかかわらず出馬明言 都知事選
(gooニュース2007年3月2日)

 22日告示の東京都知事選に立候補する意向を表明している前宮城県知事の浅野史郎氏(59)は2日朝のテレビ番組に出演し、民主党が独自候補を擁立すれば立候補を取りやめるとした自身の発言を、「言い過ぎた」と撤回。民主党の動向にかかわらず立候補する意思を表明した。また、石原慎太郎都知事(74)が招致を進める夏季五輪には、「最優先で進めるべきか疑問を感じる」との考えを示した。
 浅野氏は、立候補の意向を固めたことを明らかにした2月28日、民主党が独自候補を擁立すれば「勝ち目がない」などと立候補を取りやめる考えを示していた。民主党都連の一部には、独自候補擁立にこだわる動きが依然としてある。
 しかし、浅野氏はこの日、民放の情報番組でこの発言を撤回。「調べると都政には相当問題がある。勝ち負けという私利私欲で(立候補を)考えていいのかと、まじめな気持ちになってきている」と語った。
 浅野氏は立候補の意向を固めた理由について、「(都の)教育や福祉の現場は完全に荒廃しており、放っておけない。医療問題や震災対策など、優先順位が高い課題は多く、金と時間と労力が限られる中、五輪を最優先でやるべきか、疑問を感じる」などと指摘した。
 さらに、「都政における秘密主義というか、都庁内に『恫喝(どうかつ)の政治』という人もいる」などと現在の都政を批判。情報公開を進める必要性を強調した。
 東京都知事選には浅野、石原両氏のほか、共産党が推薦する元足立区長の吉田万三氏(59)、建築家の黒川紀章氏(72)も立候補を表明している。自民党は石原氏の全面支援を決めており、民主党執行部も浅野氏を支援する方針を固めている。
(gooニュース2007年3月2日(金)15:36 )
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マスコミは、「朝ズバッ!」の浅野さんに始まり、
浅野さんに終わった一日でした。
どんな政策をかかげて立候補表明されるのか、たのしみです。


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