気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

人生

2016-11-29 20:19:36 | Weblog
昨日の夜、wowowの映画とNHKのドキュメンタリーを見た。

たまたま、見たのだ。

映画の方は、アメリカン人の58歳の男性が、仲の悪かった、自分は愛されなかったと思う父親から

パリの古いアパートを相続することになる。

そのアパートには、憎き父親とかつて、若い頃に不倫関係にあった老女とその娘がすんでいた。

アメリカとフランスという2つの国の狭間でロマンスの果てに、その影響を受けて育った子供、息子、娘の苦悩が

赤裸々に表現されていた。

もう一つのドキュメンタリーは、「今村 核」という冤罪を扱う弁護士。

歳は、52歳ぐらい。大きなからだと銀縁眼鏡。

彼は、昔気質の建前論の父親、会社の管理職までいったモーレツ社員だった父親に対して、反発していたそうだ。

弱者の気持ちを推し量らない態度。

自分は、東大に入り、司法試験に合格し、弱者のためになる仕事をしたいと考えたそうだ。

でも、行き詰まったり、苦しかったりしたことがあったそうだ。

彼の口から「孤独」という言葉が出てきて、胸をうった。

冤罪で苦しむ人を助けたいという思いがなければ、生きていられないというような言葉も発していた。

前者は、架空の話。後者は、リアルな話。

でも、両者とも、親との関係が今の自分につながっている、ということがわかる内容だった。

人生とは、?