気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

多動の原因

2012-04-13 22:13:19 | Weblog
ここ何日か、1年生の子どもたちが、少しもじっとしていない行動に

不思議に思い、原因はなんなのか、ずっと考えていた。

すると、今日は、その回答となりそうなヒントを2人の方から得た。

お一人目は、転入生のお母さんだ。

転入生は、ADHDの疑いがあるということで、前の学校で、個別支援級に1週間の一度通級して

障害を克服してきたそうだ。

そのお母さんによると、子どもが、きちんといすに腰掛けていられないのは、

「膝のあたりがむずむずしてきて、それを抑えるために、腕をパタパタふっちゃんだよ。」と、

お子さんが言ったとか。

つまり、自分では、体が動き出すことをコントロールできないのだと。

そして、その一時間あまりの面談の後、ことばの教室のN先生にそのことを話すと、

「多動のお子さんは、脳細胞の神経や分泌されるホルモンのせいで、動かずにはいられない。

むしろ、動くことで、自分を保ち、起動させているのだ。」と。

つまり、私は、重大な認識不足だった。

多動とは、本人の意思とは無関係に、脳細胞で、そのような指令が出されているということ。

体の部位を無意識に動かすのと、同じことなのだと。

じっとしていることが、彼らにとってかなりきついことだということ。

医科学的だと思った。

明らかに、教育というより、病理の世界だと。