気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

老いの境地

2011-11-20 18:43:17 | Weblog
久々に、実家の父に会いに行く。

一人暮らしも3年目になり、何とか元気に過ごしている。

人に話すのは、久しぶりなのか饒舌に語りだした。

とはいっても、今後の余生のこと。

4月で75歳になる父は、80歳まで生きるとして、生活費がいくらかかるとか。

仕事場だった工場の建物をどうするかなど。

父の性格上、情に厚い人なので、スパッと工場を売るとか譲るとかはできない人だ。

工場は、自分の命の次に大事だと言うのだから。

そうそう早く、決着をつけれないようだ。

そのうちに、家を出て行った弟夫婦のことについて、話しだした。

この話は、もう、何十回も聞かされている。

この話が出ると、そろそろと帰る。

なんで、昔のことを引きずっているのか。

もういいではないか。

弟夫婦も自分たちでやっているのだから。

一人だと不安で、心細いのだろう。

でも、生かされている命。

大事にして楽しく生きていけばいいのにと思う。