せみはどこへ？

今朝は、比較的すごしやすい天気だった。
家の外壁に蜘蛛の巣がはっていたので、庭ぼうきでとっていた。
そしたら、せみのぬけがらが、くっついていた。
昨日は、なかったと思うから、今朝かな？
いかにもその形状が、がんこで、長い眠りから出てきて脱ぎ去ったコスチュームといった感じだ。
素材は、何だろう？
私達人間の細胞で言うと、爪ほど固くないけど、皮膚よりは固そうだ。
原型をしっかりとどめているから。
タンパク質の一種だろうか？

蜘蛛の巣も庭ぼうきでとりつつ、この成分は、一体何だろう？と思った。
蜘蛛が自分の体内から吐きだした物質。これもタンパク質なのだろうか？
蜘蛛の巣は、ほうきでとると、まるで、接着力があるかのようにほうきにまとわりついている。

生物もこの暑い夏に、意志があるなしにかかわらずけなげに生きている。
生まれて、生きて、死んでいく。ただ、それだけ・・・・・。
人間のように心がないから、複雑ではなさそう。