タイの中学では入試があると知って、慌てて始めた塾探し。失敗談ばかりだが簡単にまとめ、今の私から見た感想や後日談等のコメントを付けた。失敗談ばかりだが、失敗は成功のもとと信じて・・www
子供の教育 5(中学受験)2012年06月26日
息子が小6になるので受験勉強をさせようと、3月の夏休みに入って塾探し。どの塾が良いか全く情報がないので、塾が集まっている地域のコピー屋さんで、どこの塾が人気か教えてもらったり、塾通いする志望校の生徒を見つけては、小学生の時にどこの塾だったか尋ね、出身者が多い塾へ見学に行った。
<コメント>コピー屋で教えられた塾でやった小5までの総まとめが息子へ有効だった。しかしながら夏期講習の受講生は十名以下で、進学校の合格者が数人なのに不安を感じ、路上インタビューで見つけた塾へ入れ替えた。新しい塾は小6の塾生が二百人を超え、合格者は約3割で70名程度。当時はこの塾ともう1校が流行り。この塾は小4から受講でき、学年に応じたカリキュラム。算数と理科はウドンピット校ギフテッドコースの有名教師。英語はAUAと掛け持ちで評判良。タイ語も人気教師。算数の授業レベルが普通科向けで、ギフテッドに対応してないのが残念。塾内に売店があり、昼食も近くの食堂から配達されるので、塾から出る必要がなく、塾内は経営者親族の警官が警備しており安心できた。受講料は年間4万バーツ程度。受験科目がセットで学べるので塾の移動がなく、朝に行かせて夕方連れて帰れば良いので親は楽。息子は志望校の理数コースは落ちたが、普通科へ合格。コピー屋で教えられた塾の経営者の孫は寄付入学(裏口w)。ウドンで当時流行りのもう1校は、年間2万5千バーツと安いのも人気だが、授業は半日だけ。小5から受け入れるが、授業は小6しかなく、教室の環境もあまり良いとは思えなかった。当時はウドンピット校理数系コースへの合格者を出していたが、今は別の塾が合格者の大部分を占めている。
子供の前期の成績が出た 2012年11月11日
英語の成績が悪いので、中学校のネネオ(道徳や相談を担当)の先生へ相談しに行くと、「英語の成績を上げたかったら英語の担任の先生が開いている塾へ行きなさい。但しそれで評価が良くなっても実力は伸びないので、良い大学へ行きたかったら○△□という英語塾へ行きなさい」と言われた。
<コメント>教師など公務員の子供が多い塾だった。他県からも学びに来ている。学校を管理されている講師の授業は素晴らしかったが、講師が多く選べないのが難。
英語の成績UPを目指して・・ 2012年11月25日
中学校のネネオ(道徳や相談を担当)の先生から教えられた英語塾へ入った。
<コメント>息子の成績は少し良くなったが、塾のランクは松竹梅の竹。オックスフォードのテキストで学ぶが、受験向けではないようで、息子は1年通って別の人気の塾へ移った。
格差社会を見て育つ子供達 2013年02月26日
息子が中2になって数学の成績が落ちたので、中学校のネネオ(道徳や相談を担当)の先生から教えられた数学塾へも入った。
<コメント>難解な計算問題もやるが、ウドンピット校に加えてラシヌー女子校の生徒も多く、彼女は出来ても実力が付かないので転校させた。タイは学校によってレベルの差が非常に大きいので、どの学校のどのコースの生徒が学びに来ているか、しっかり調べて入れるべきだった。
今回も災い転じて福と為す。知人に助けられた。 2013年03月03日
知人から教えられた入るのが難しい人気の塾もコネで入る。
<コメント>人気の塾へ入るのは、もしかすると有名校へ受験で入るのより難しいかもしれない。人気の塾は殆ど空きが無い上に、出来る子しか取ろうとしないので、ダメ学校や低位クラスの生徒は特に入れない。そんな時にはコネを駆使して入る。タイはコネ社会。顔が広く影響力を持った知人が多いと何かと助かる。タイで生活するならタイの人達とのお付き合いは大切。
餅は餅屋と言いながら、餅屋の子供は別の餅屋へ 2013年03月05日
副業で自分でも塾を開いている中学校の先生は、自分の子供を実績がある人気の塾へ通わせる。
<コメント>私が知る限りは、学校の先生が経営の塾で、受験勉強に向いているのは滅多にない。それでも生徒が通うのは、試験問題の漏洩や提出した課題の甘い評価が目的。
タイでも緩いばかりではない 厳しく指導される息子 2013年03月20日
タイにはスパルタな塾も有る。
<コメント>マイペンライなタイにも厳しい世界が。
分からなければ何をやっても良い そんな塾には通えないぞっと 2013年03月22日
難関を突破した生徒の名前を借りて、嘘の宣伝をする塾。
<コメント>塾同士の競争が激しいので、一度でも塾へ来た子供の名前を合格者名簿で見つければ、合格した塾生として宣伝に使うくらいは普通。
娘の初めての塾 2013年06月02日
低学年は理解度を確認しながら進める少人数の塾が良いと思う。
<コメント>センマリの先生の塾だったが、小1から小3まで通わせた。小学校低学年向けの塾は少ない。
タイの学校の保護者会に出席。うちは無事だけど、知人は地雷役員で地獄。 2013年06月23日
難関コースの生徒だけで、人気の塾へそのクラスの生徒専用のコースを作ったり、バンコクから先生を呼んで受講させたりもある。
<コメント>そのクラスから10名がマヒドン大附属高校へ合格。一緒に塾へ行かなかった知人の息子はどこにも通らず。そういうスペシャルなのは高くても行くべき。
子供の後期授業が始まる・・ご褒美は8番ラーメン 2014年11月02日
中学の英語の担任教師が経営する塾に通うと成績アップ?
<コメント>教え方が良かったのかw確かに成績アップ。
バンコクの塾はウドンに有ったw 2016年05月08日
偶々見つけたギフテッド(理数)コース対策が出来る塾。
<コメント>5月から小5になる娘が、仮入塾で渡されたのが小6の黄色い問題集の1分冊。必死にやらなくても良いからと言われるが、実は本入塾の条件が3月から4月末までの2ヶ月での問題集1分冊終了。小4までしか勉強してない娘に小6の教科書よりレベルが高い問題集だから、親の手助けが必要な問題もある。これで塾が見ているのは、面倒がらずにさっさと勉強できるかと、親が子の学習を覗き込んで関与しているからしい。成績アップに必要な最低条件かも?
姿が見えない子供達を探す。どこの塾へ行ってんだ? 2016年08月12日
ギフテッドコースを狙う受験生が勉強する塾を下級生から聞き出す。
<コメント>成績上位の生徒がどうやって勉強しているかを知るのは、本当に難しい。良い塾の噂はいろいろ耳に入っても、塾を教えてくれる人の成績は様々で、どのレベルの人が良いと言うかだ。私の情報もそういうことなので、真に受けないように。w
オカマちゃんのビデオを観たがる我が家の子供達 2016年08月27日
バンコクで人気の塾をウドンタニで受講する。
<コメント>この方はチュラ大の講師だそうで、経営しておられる塾では生物と化学を教えられるのだが、息子は生物を習おうと思えば、ウドンの塾が権利を買われたのが中学と高校の化学のみ。小6向けコースも無いので、残念ながら娘も受講できなかった。何度かバンコクの本部にも問い合わせの電話を入れ、息子はビデオのご本人らしき早口のオネエさんとも話したそうだが残念。この記事にも書いたが、良い塾の講師を簡単に見分けるポイントは、力が込もった授業ではないだろうか?我が家の子供達が行くビデオではないリアルな講師の塾は、熱血講師が暑がるのでエアコンがガンガンに効いており、座って聴いていると寒くて堪らないそうで、塾へ行くのに上着は欠かせない。
教育は格差を作るため? 2016年08月28日
学校では教えず、塾でだけ教えられる算数があり、塾へ行かない子供は入試でお手上げ。
<コメント>解くのは簡単だが、解くパターンを知らないと出来ない問題があり、これで合格が決まったりする。教科書では決して教えない。中学受験でそういう出題があるのを知っていれば、対応した問題集もあるので親が教えるのも可能だが、知らない人が大部分で私もそうだった。ウドンタニには小学生へ算数を教える塾は多いが、そのような問題へ対応した塾は数ヶ所しか無い。
塾関連の記事が増えたので、まとめてみようと書いたのだが、情報らしい情報は無いような。www
塾の情報は同学年のライバルでなければ教えてくれる人も居るのだが、塾を見学したり経営者から話を伺っても、これだというのは本当に見つからない。
息子へ理科の質問に来る下級生の情報で、塾の入れ替えを進めている娘の塾はかなり見つかったが、最後に困ったのが英語。息子の友人の1人に中学も高校も一番成績が良い1組の生徒が居て、今年コンケン大医学部へトップで入った学生が通った英語塾の隣でお母さんが菓子を売っておられる。私も息子も娘も菓子を買いに行くので顔見知りだ。息子さんの成績は良いし、娘の理科の塾も良い所を勧めて下さったので、息子へ頼んで英語の良い塾を訊きに行かせた。お母さん曰く、「隣の塾Aは、最近生徒が増えて全部へ目が届かない。Bは文法しか教えない。Cはスパルタで怒るからダメ。Dは少人数で丁寧だから、息子も行かせている。」と教えて頂いた。Aは息子が中学の時にお世話になった。Bは娘の算数の塾から教えられた。CとDは初耳。子供の成績が良い人は情報量も多いのだ。
娘が通う算数の塾は、数学オリンピックへタイ代表として出場し、マヒドン高へ入ったJ君が中学卒業まで通ったところで、今はJ君の妹が学んでいる。彼女は昨年小6のO-NET(統一学力測定試験)で、算数と英語が満点であり、ウドンピット校へ一番の成績で入学している。彼女がどこの塾で勉強しているかはとても興味があり、訊いてみたいところだがスクールママも一緒。w 息子がかつて兄のJ君に尋ねたそうだが、返事をしたのはお母さんで、当然教えて貰えなかったそうだ。こうなったら、送迎の車でも尾行するかと冗談を言っていたのだが、ある日のこと娘を算数の塾へ迎えに行くと、目をキラキラさせて勝ち誇ったような顔をしていた。
車へ乗り込むと「わ~かった♪」と言うので、「え?何を?」と尋ねると「聞い~ちゃった♪」と言う。何だかよく尋ねると、J君の妹が通う塾を全部訊いたと言うのだ。小学校の算数は今と同じに加えて、医師が教える定番の塾なのは娘と同じ。理科も娘が入ったところに加えてバンコクのビデオは想定内。英語は息子が友達のお母さんへ訊いたBとC。・・・ 「え~J君の妹はお母さんがついてるでしょ?」と尋ねると、休憩時に教室内で尋ねたそうだ。
娘が塾で小6のコースを終えると、次は高2のコースだが、J君の妹は中1でも高2のコースを学んでおり、教室内に残って宿題をやる娘が近づいたようだ。物静かで賢い彼女に興味を持ったらしく、3週間くらい前から話し掛けており、普通にお喋り出来るようになったので、「お姉さんのように賢くなりたいから勉強方法や塾を教えて欲しい」と直球ストレート勝負を仕掛けたらしい。まだ10歳で恐れを知らないのもあるだろうが、いい根性をしているのだ。
ウドンタニの英語塾の情報も集まり、娘は最初にBへ入ると言うので、塾の見学も済ませた。他の塾より学費は数倍だが、個別指導で実績もあるようだ。タイ語は今の塾で教えている先生の電話番号を貰ったので、塾の入れ替えの準備完了。
9月末で受験科目をセットで教える塾を止めたが、娘は頼みが有るという。塾でトップ争いをしていた同じく小5のNちゃんのお母さんへ電話して、入れ替え先の塾の話をして欲しいと言う。本人へ話したが、本人は今の塾がお気に入りで乗ってこないそうだ。本人が行きたくないなら仕方ないじゃないと私は言うが、今の塾のままではウドンピット校の理数コースは絶対入れないし、Nちゃんとは親友なので、中学では同じクラスへ入りたいと言うのだ。但しNちゃんには英語でいつも負けるので、英語の塾は教えるなと言う娘。親友でありライバルなので、負けたくないのだ。妻がNちゃんのお母さんへ電話を入れると、理数コースへ入学する定番の塾があるとは知らなかったそうで、知らせてくれてありがとうと大変喜ばれた。
さてNちゃんが塾を入れ替えるのは良いが、どの塾も順番待ちで入るのは非常に困難。紹介してくれと言われたが、娘も無理を言って入ったばかりで様子が分らない。じゃあ名前を使わせてねと言われたので、妻は了承したそうだ。
数日後に電話が入り、Nちゃん入塾完了。医師が教える算数の塾は60人以上が待っており、先日入った子供も9ヶ月待ちだったそうだが、どうやって入ったか尋ねると、アヌバーンウドン校(小学校)のギフテッドで6番であり、塾では私の娘とトップ争いをしていたと言うとOKになったそうだ。理科の塾はOKになるまで帰らなかったとか。入塾を許されたが、うちの娘とは時間が違い、同じ小6コースでも低学年グループだったそうで、再交渉で時間帯も変更したそうだ。うちの娘が入る時も席がないと言われたのを紹介者が無理に押し込んで下さったのだが、そこへもう一人入れてしまうとは驚いた。
算数の塾がもう一つあるのだが、そこはNちゃんのお姉ちゃんが小学生の時に仮入塾で半年通い、見込みが無いとはっきり言われて追い出されたそうで、お母さんもNちゃんもビビってしまっている。この塾の目標は数学オリンピックの代表になることで、理数コース入学が目標というと小さいと叱られてしまうのだが、テクニック満載で計算がかなり早くなるので受験に有利。娘はNちゃんに6年生になる前に入るように言ってるそうだ。
ウドンタニではどこの塾へ行かせるのが良いかと、息子が小6になる前から6年間探っているが、ようやく分かったのがこのくらい。まだまだ良いやり方や塾があるだろうが、次々と新しい塾が出来て、これだと言われる勉強方法は進化していく。地方都市でこのくらいだから、バンコクだともっと激しいのだろう。
私は田舎の山口で生まれ育ったが、私が知らなかっただけで、日本でも都市部は同様なのだろう。山口県で会社員だった頃に、出張で早朝の新幹線に乗ると、ランドセルの子供が数人乗っていたのを思い出した。田舎へ住んでも情報を持つ親はそうやって子育てをしているのだろう。知らなければ何とも思わないが、知ってしまうと我が子可愛さに何とかしようと一生懸命になるに違いない。難関と言われる中学校の算数の受験問題を見ると、考えて解くと言うより、解き方を知ってる知らないで勝負がつくような問題が多い。だから入試に対応した問題を教える塾が求められるが、ウドンタニだと理数系の定員百名程度のコースに対応した塾は限られるので、なかなか見つからない。受験戦争と言いながら実は情報戦争じゃないかと私は思う。子供の能力として求められるのは真面目に勉強するくらいで、「子供の勉強方法に多くの選択肢を持ち、その中から正確に選べる人」=「情報を多く持った人」の勝ちかも知れない。ウドンタニの一部を調べるのも大変だったが、その範囲をイサーン、タイ、アセアン、アジア、世界に広げるとどうだろう?優秀なナビゲーター(案内人)無しには難しいのではないだろうか?
私の経験だと、進学校や塾の先生とか、単に進学校へ通う子を持つ父兄では、BESTな情報は得られなかった。一番正確なのは目標とする学校でトップグループを走っている生徒とその親だろう。そういう人たちと知り合うのも簡単ではないし、もし知り合ってもなかなか教えてもくれないのだ。
子育て中の皆様は、優秀なナビ(案内人)をお持ちだろうか?
貴方の
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