タイへ来て最初に不思議に思ったのが上の写真の木。
「何だあれは?木へティッシの様な花が咲いてる。」と妻へ尋ねると、笑いながら「ドク・ケー(ดอกแค)」と教えてくれた。
蕾はタイの短いバナナの形。
詳細はウィキペディアを読んで欲しいが、和名は白胡蝶(シロゴチョウ)だそうで、花は白以外に赤やピンクがあり、タイでは花や若葉を食べる。
木はとても折れ易いので、手が届かない枝からの収穫は、竹竿で枝ごと引き落としてやる。
若葉や花を食べられ、高い枝は次々と折られてしまうが、一度植えると十年くらいは食べられる。
ゲーン(唐辛子の入った煮物)へ入れたり様々な食べ方があり、妻や私が好きなのは蒸してそのまま。
僅かに苦味があって、ほんのりと甘く、特に収穫して直ぐが美味しい。
娘はマヨネーズをつけて食べるのが好き。(マヨラーw)
今年の暑季は暑過ぎて雨も少なかったので花が遅れたが、例年だと地場野菜が少ない暑季にある便利な野菜代わり。
花にはビタミンCと葉酸が豊富に含まれているそうだ。
家の前の道路沿いに植えているので、竹竿を置いて近所の人達も収穫して食べれる様にしており、この木は苦味が少ないと好評だ。