今日は我が家の移住記念日。2006年12月17日に山口県からウドンタニへ移住したので、14周年になる。妻がやっている家業の観葉植物の栽培は、新型コロナ肺炎の影響で年前半の売上にかなりダメージを受けたが、9月頃から「コブラシダ」が人気化。タイでは以前から流通している品種だが、バンコクの園芸店が仕入れてシダの展覧会で販売して下さったそうで、今までバンコクで流通していた
のと比べると葉が立ってスタイルが良いと評価して頂き、注文が増えている。タニワタリと呼ばれるシダの突然変異種の一つで、タニワタリの変異種は元々フィリピンの富裕層の間で栽培が流行ったと聞いており、その本場フィリピンの農園へ納入するとバンコクの業者さんからも数千株の苗の注文を頂いて喜んだ。
バンコク近郊の農園からも苗の注文を頂いているが、元々地元での消費用に細々と作っていたので生産量が少なく、待って頂いているそうだ。
苗なので大儲けは難しいが、コロナの影響で落ちた売上がカバーされて助かった。
バンコク近郊の園芸市場へ行った妻の友人の話では、うちの卸値の5倍くらいで小売されているそうで、品薄らしい。
流行っている時に多く売りたいが、小さな胞子からの生産は苗でも半年以上必要で、一般のタニワタリと比べても葉が縮れている分は成長に時間が掛かるので、急に生産量を増やすのは難しいと妻は言ってる。
子供達の方は、娘が今年高校受験で、コロナの影響から3月から7月上旬までの4ヶ月と長かった夏休みもパパ塾で頑張り、11月下旬に志望校3校の一次試験が終わった。
年末に合格発表があり、通れば直ぐに二次試験もあるので、受験勉強を継続中。
今までのパパ塾は理科と数学だけだったが、二次に向けて英語の勉強も追加した。
息子は大学2年の前期終了。先日記事にした講座の単位を落としたそうで、得意と思っていた科目だけにショックは大きかったらしいが、来期再受講で救済策があるという噂。w
コロナの移動制限で帰省しそびれ、1年近く会ってないが、年末には帰れるそうなので楽しみにしている。
この数年健康に問題を抱えている私だが、尿路結石は大きな塊こそ出なくても、偶に小さな欠片や砂状のが出ており、尿の色の変化で石の排出が予想できるようになった。
草刈り機を使うと石が出る事が多く、やはり運動が大切なのだろう。
昨年3月から始まった腹の痛みは、痛みが無くなり違和感も感じない事が多くなったが、調子が良くなると薬を飲み忘れたり、止めていた食べ物にチャレンジしたりで、弱い痛みが再発する時もある。
良くなったり悪くなったりを繰り返しながらも良い方向へ向かっているので、生活に気を付けて完治を目指したい。
新型コロナ肺炎のパンデミックでどうなるかと心配した一年だったが、医療関係者に頑張って頂いたお陰でタイの感染は抑制され、経済的に大きな影響を受けながらも周囲の皆様の御支援のお陰で、我が家の経済はどん底まで落ちなくて済んだ。
一部の早い国では新型コロナワクチンの流通が始まっており、感染の第二波を乗り越えて春が来れば、ワクチンの接種率も上がって、普通の生活に戻れると期待している。
タイ移住15年目も怪我や病気の無い一年になる事を願っている。