唇体温計

私が子供の頃は、熱があるようだと母がおでこに口を付けて体温を確認してくれた。だから私も息子が生まれたら唇をおでこへ当てて体温を測って体温計と比較し、息子が１歳頃からは唇の接触で体温がほぼ正確に分かるようになった。温かく感じるのが３７度。最初は熱いが唇を当てていると少し温度が下がるように感じるのが３８度。熱いままなのが３９度というような感じだ。うちの子供だったら体温計との差は±０，２℃くらいで当たる。だから我家では熱があるかなと思うと先ずは私の出番。私の唇で確認して熱があるようだと体温計の登場。それが我家の習慣になっている。
先日自動車の点検にトヨタのディーラーへ行き、予約無しなので時間が掛かると言われて自宅へ帰ることにしたのだが、ソンテオを待っている時に妻が熱があるようだと言い始めた。いつものようにちょっとおでこを貸してと、妻のおでこへ唇を付けて体温測定。そんな時にちょっと他人が見てるよと妻が私を押しのける。近くでソンテオを待っていた夫婦の目が私達に釘付けだった。自宅ではいつもの事なので特に意識しなかったが、幹線道路沿いで中年ジジイが中年ババアのおでこに朝から口づけ。そりゃビックリするわなあ。（笑）

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絶妙なバランス感覚。やはりタイ人には敵わない。

子供を登校させてウドンタニ市内を自宅に向かっていると、いつも渋滞している市場横の交差点がスムースに流れている。あれ、どうしたの？と交差点へ近付くと、信号機のランプがが３つとも点灯。故障しているのだ。
交通量が多い交差点だが、信号機の故障でいつもと違うのは渋滞が解消されているだけ。何もないように車は通行しており、横から車が出てくれば減速して譲り合っている。
去年の１１月に「タイ人は簡単に出来て日本人には難しい事」と記事にしたのと同じ内容だが、この光景にやはり驚いてしまう。信号が故障しなければ、左折車線まで使って我先に行こうとするのに、故障するとスムースに流れている。日本とは逆なのだ。この感覚を身に着けた人は強いだろうなと思った。

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ウドンタニ発 タイの宅配便事情

家業の農園で直接配達しているのは、ウドンタニ、コンケン、ノンカイの３県。バンコクへは郵便局のＥＭＳ便と仕入れへ行かれる園芸店のトラックの空いた荷台利用だった。５インチ鉢の観葉植物が３０鉢で郵便局の６号箱（１辺が約５０ｃｍ）１つ。重さは約１７キロでＥＭＳだと送料は６００バーツ前後となる。１鉢分の送料は２０バーツだ。園芸店が運ぶと中間利益が入るので１鉢３０バーツくらう上乗せされている。、
ところが最近はＦＡＣＥＢＯＯＫを使って宣伝するので、タイ国内各地の園芸店や造園業者から問い合わせが入るようになった。そして配送は宅配業者を希望される方ばかり。宅配便業者について全く知識が無いので、ウドンタニ市内の業者を周って見ることにした。
まずは農園で使うプラ鉢等の資材を運んでもらっている業者。市内で大型トラックへ積み込んで配達する業者をご存知だろうか。直径８インチのプラ鉢４００個を大きな米袋へ詰めて約３０ｋｇ。これをバンコクからウドンヘ運び、配達までして６０バーツ。鉢がいくつか割れているのは毎回だが、安さでカバーだ。配送可能なのはナイムアン（市内）のタノン（大通り）沿いだけだ。うちは郊外なのでお友達の店へ降ろしてもらっている。営業所へ伺うと、バンコクからの荷物は屋根無しの大型セミトレーラーへ積んでシートを掛けて運ばれるのが分かった。これで植物は無理だろうと思ったが、ダメもとで尋ねると、運ぶのは壊れ難い物だけだそうだ。
次に伺ったのがバンチャン交差点の大きな壷のある敷地へテナントで入っているＴＰ。（ホームページはこちらから）１箱が１００バーツくらいから送れるそうで安いのだが、観葉植物を送ると言うと、遅い時は配達まで４日掛かりますよと言われた。そしてこの店の従業員が紹介してくれたのがＮＩＭ。（ホームページはこちらから）早く届くので評判が良いそうだ。スクンビットまで荷物をお願いすると、夕方４時に出した荷物が翌日の１４時に配達された。観葉植物なので早くお願いと頼んだら、頑張りますと応えてくれたので、手配してくれたのかも知れないが、受け取ったお客さんが驚くほどの早さだった。ＥＭＳだと受け取り局へ電話して急かして翌日午後配達。普通は翌々日配達だ。送料は２４５バーツと郵便局のＥＭＳ便の半額以下だ。バンコク方面行きのトラックは１７時に出発するので、それまでに営業所へ持ち込んで欲しいそうだ。ウドンの営業所の場所はこの周辺。
これらの宅配業者でタイ全土へ荷物を送れるのだが、困るのがチェンマイ等タイ北部へ送る荷物がバンコク経由になり遅くなること。そこで見つけたのがタイ北部直行の運送会社ジラサック（ＪＲＳ）。ウドンの新バスターミナルの敷地から国道へ出る手前のここに営業所がある。郵便局の６号箱（１辺が約５０ｃｍ）で１５０～２００バーツだそうで、翌日配達可能だそうだ。バンコク方面もモーチット２受け取りで宅配はしないそうだが、１００バーツと格安で配送を請け負うそうだ。
もう１つ面白いなと思ったのが、書類や高価格商品等を主に運んでいるＴＮＴ。料金はＥＭＳ便の倍が目安と高いのだが、安全確実だそうだ。営業所はウドンからコンケンへ向かって郵便局の配送センターの向かいにあるこの周辺。
以上ウドンタニ発　タイの宅配便事情。

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鎖へ繋がれた様な生活がしたいのか？

平日は疲れているので塾は全て土日に行きたい息子だが、キャンセル待ちの科目が有るので土日は塾の待ち時間が４時間もある。１年生の時に通っていた塾は大きな塾だったので敷地内に自習スペースや売店があり、現職警官数人で警備もされていたので、待ち時間も安心して自習できたのだが、今の塾は規模が小さいので塾のロビーでは落ち着いて勉強が出来ないし、学校周辺だと自称王室関連の寄付集めが寄って来たりもするそうだ。
居場所が無いと言う息子へネットカフェへ入って勉強したらと私は言った。遊びに行くようになると妻は文句を言うが、もう中学生だから任せてみようと思った。
日曜の塾の帰りの車の中で、いつものように塾の授業の進み具合を確認する私。そして気になるので待ち時間の使い方でネットカフェの出入りについて尋ねると、嬉しそうに３時間利用したと答えた。それから待ち時間の自習について尋ねると顔が曇る息子。帰宅して今日の自習の成果を見せるように言うと、出てきたのは宿題の読書感想文１つ。簡単に書くだけなので１時間もあれば出来るだろう。他には？と尋ねるとこれしかやってないそうだ。塾の鞄を開くと塾のテキストと読書感想文しか入っていない。お前、計画的犯行だな！と怒る私。
私は自称教育パパなのだが、実は子供の勉強は自主性を大切にしている（つもりｗ）。娘の幼稚園は私が決めたが、娘と同じ学校へ息子が入ったのは息子の希望。塾への通学も息子の要望で私が塾を探したのだ。貧乏しているからだと思うが、上昇志向が強い息子。良い学校や塾へ行きたければ親は協力するが、お金を使うからには一生懸命勉強するのが約束。
おい！どういうつもりだと詰め寄る私。息子は何も言えない。息子の財布を取り出して、翌日に使う最低限のお金以外は取り上げる私。そしてスマホも没収。
さっきまでは放し飼い。今からは鎖で繋がれる。野良っていうのもあるから選べ！と迫る私。鎖で繋がれて勉強して楽しいかと尋ねると、楽しくないと答える息子。だから放し飼いなのに約束を守れなければ繋ぐしかないじゃないと言う私。我家の犬も３匹が近所の鶏を捕るので鎖で繋がれている。あれと同じだと言ってやる。ネットカフェへ入って周りはみんなゲームをしているのに勉強だけしろとは言わない。やりたきゃゲームをやるが良い。しかし約束は約束だ。ゲームと勉強のどちらが主か分かるだろうと言うと、息子の目から涙が零れた。もう分かったようなので取り上げたお金やスマホを返してやった。
私は息子へ言うのだ。勉強はそこそこに遊びたいならそのような生き方はいくらでもある。現に私はそんな生き方を今でもやっている。だけどそんな生き方がしたいなら、毎日ムアンへ通学したりいくつもの塾へ入るのは止めて欲しい。可処分所得の大部分は教育費に消えている。外食は避けているし、服も可能な限り我慢、娘の勉強机も買えないし、私の晩酌は当然のように無くなって偶に飲んでも２５バーツのサイアムサトー（悲）、７年住んで日本には一度も帰ってない。自分が何をやってるか分かっているのか？嫌なら止めれば良いじゃないか！そう言うとまた涙がこぼれた。
夕食前に娘とシャワーを浴びていたら、台所で調理をしながら息子と話していた妻が来て、息子が軍もしくは警察士官学校の医学生を目指すと話していると言う。親の負担を抑えて勉強する方法を自分なりに考えたようだ。しかしながら今の成績では当然合格は無理。かなりの努力が必要だろう。また他の塾に通わせろと言うのじゃないか？と私がからかうと、息子が笑っていた。

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この歳から商売を教えるのも悪くないでしょう。娘の園芸店

毎週開催される園芸市へ妻がアンテナショップを出しているのだが、それを見て娘が私も出店したいと何度も言うので、お金を数えられたらと条件をつけたら、学校に先行して教えた２年生の算数の問題集でお金の数え方の項目をクリア。それならと娘が大切に育てている花からこぼれて発芽した苗を鉢へ植えさせた。
夏休みの間にと思っていたが間に合わず、ようやく売れるサイズに育ったので先週の土曜に園芸市へ店を出した。やる気満々だったが、いざ店を出すとやはり緊張するらしく、硬い顔をしている娘。ニコニコ笑って愛嬌を振り撒かないとお客さんは買ってくれないよと教える妻。不安なので横へ座ってくれと頼まれて私も横へ並んだが、そんな怖い顔をしていたら売れないでしょうと娘から叱られる始末。日本でお世話になった会社では新入社員研修で営業の経験もあるが、露店なんて若い頃に会社でやった納涼祭以来。お前の顔もまだ怖いと、二人で顔の掴み合いをしていたら、最初のお客様。娘の友達のお母さんが１鉢お買い上げ。それから一般のお客さんへ１鉢売れ、３番目のお客さんはウドンなら誰でも知っている資産家の奥様。ちょっと１鉢取っててと言って姿を消されたので、どうしたのかと思っていたら、わざわざ少し離れた事務所まで戻って小銭を持って買いに来られたのだ。百バーツ札なら持っておられたようだったし、娘もお釣りを準備していたようだが、お釣りが要らないように気を使われたのだ。それほどお金持ちでなくても、タイで中流以上の家庭で育たれた方は、自分より他人の都合を考えて行動される方が多いと感じる。郊外に住んでいると、そんな人とのお付き合いは少ないが、出会う度にほっとさせられる。それから同級生のおばあちゃんから小学校の担任の先生まで来られて、約２時間の売り上げは１３０バーツだった。
農園で使わなくなったプラ鉢に廃棄処分する古い植え込み材を入れて苗を植え、時々薄い液肥を撒いて育てた植物がお金に換わり、娘は大興奮。お金はノートパソコンの購入資金にするそうだ。最初は少し早いかなと思ったが、娘に物を作って売る体験をさせて良かった。これからも続けたいと言うが、次の植物の準備も出来てないし、６月からは塾も始まってしまう。チャンスを見つけて、また出店させてやりたい。

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タイで子供を育てるのに気をつけたいこと。 教育が格差を作り、教育レベルに住所が影響する

タイは階級社会であり、日本のように中間層が育ってないので庶民階級＝下層となるだろう。そしてその格差を作る道具の１つが教育である。何を当たり前の事を書いていると笑われるかも知れないが、格差が日本人が想定する以上に大きいのだから、親としてはのんびり構えてはいられない。
ウドンタニ県内には無数の公立・私立幼稚園や小学校があるが、良い学校として抜群の人気があるは、公立だとアヌバーンウドン校、私立だとドンボスコ校とセンマリ校（女子校）である。これらの学校への編入は紹介者や寄付等で条件があるので、入るならアヌバーン１からが簡単だ。そしてこの３校以外に進学校への合格実績が良いのは４校しかない。１校を除いては、全てムアンウドンタニの学校だ。だからウドンタニ周辺で子育てをし、子供へ少し良い生活を願うなら、ムアンウドンタニの学校へ通学可能な地域に住むべきなのだ。
タイ人の配偶者の実家近くに家を建てて移住する話は珍しくない。私も妻の実家へ家を建てたし、移住計画も最初はナコンパノム県の妻の実家近くだった。（詳細はこちらから。）そのまま住んでいれば、子供はバスでムアンナコンパノムの小学校へ通ったと思うが、中学・高校になるとナコンパノムにも進学校があっても、上を目指す生徒はバンコクやコンケン、ウドンタニの学校へ入り、学校近くのアパートから通学することになる。
幸い銀行からの購入が上手くいかず、妻の実家周辺だと値段を吊り上げられるので、そんな高いお金を払って田舎に住まなくても、もっと安い土地があると知人に薦められて住んだのがウドンタニだった。
そして事情を知らないで地元の公立小学校へ息子を通わせた話しはここへ書いているので読んで欲しいが、それは善悪の判断基準さえ異なったりして本当に酷い環境だと思った。それでもムアンウドンタニの学校へ通学可能圏内だったから良かったのだが、通学できない地域だったら、子供を寄宿舎へ入れるか、建てた家を売って引っ越すしか無かっただろう。
子供をどう育てるかは、皆さん色々考えがあるだろうが、もし子供へ良い教育を望むなら、人口が多い大きな県のムアン（中心街）にある学校へ通学可能な地域に住むべきだろう。
そして送迎業者を使っての通学では、課外授業や塾の対応が難しいし通学だけで疲れてしまい良い成績は取れないのも知っておいて欲しい。
最近郊外に家を建てる日本人の話をよく聞くので、郊外に住んで子育てに騒動している私の失敗談を書いてみた。大きなお世話なのだが、地域や学校によって格差が激しいので子供を連れて移住を考えておられる方には一度読んで欲しいのだ。

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タイで子供を育てるのに気をつけたいこと。 タイ語の習得

今日は妻の園芸仲間のお話。うちの娘と同じ学校へ子供をを通わせておられたIさん。アヌバーン３（年長組）の担任は、うちの娘のクラス替え前のダメ担任で、（詳しくはこちらへ）前期授業が終わった時に気が付かれたので、同じ経験をした妻がクラス替えを進めたが、力技なので躊躇してしまい、結局小１からアヌバーンウドン校へ転校された。お母さんはこれで安心と思われたようだが、学校が始まって１週間もしない内に、学校から呼び出されたそうだ。呼ばれた理由は、子供がタイ語の読み書きが出来ないことだった。
タイで付属等有名校以外の普通の公立幼稚園へ入れると、卒園までに憶えるのは、タイ文字の子音だけである。小１に入って母音との組み合わせを習い、１年生の終わりまでに簡単な読み書きが可能となるカリキュラムだ。これがそこそこの私立幼稚園や公立でも有名校へ入れると、幼稚園卒業までに簡単な読み書きが可能となるカリキュラムになっている。
しかしながら現実は、一般の公立小学校へ行くと授業時間が少なく、その上に先生不在で自習ばかり。肝心な勉強は全部宿題になってしまい、親が教えなければ読み書き計算も出来ないまま卒業するのも珍しくない。そして私立でも、学校や先生によって格差があり、今回のようにキキア（面倒臭がり）な先生に当たると、母音との組み合わせが分からないまま幼稚園が終わってしまう。
Iさんは小学校から子供をアヌバーン３（幼稚園年長組）へ入れるように言われたのが大変ショックで、どうしようと何度も妻へ電話を入れて来られ、塾を探して騒動しておられるが、どこの塾も１年生のカリキュラムは私立学校の授業に沿って進められるので、読み書きが出来る前提である。個別学習させるしかないだろう。それにしても子供が読み書きが出来ないのを知っていて、２ヶ月以上ある夏休みの間に何をやられていたのだろうと不思議に思う私だ。
タイ文字は発音の記述も含まれており、日本語のカタカナやひらがなよりハードルが高く、日常でイサーン語ではなくタイ語を使わないと正確な表記は難しいとも言われている。だから我家では妻は子供とタイ語で会話している。
当然だが文字が読めないと教科書もテストの設問も読めなく、全科目の学習に影響が出るのだ。私が住む集落には漫画でもスラスラ読めない子供がいくらでもいる。全て地元の公立小学校へ通う子供達だ。＜つづく＞

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放送室へ侵入者もあり初回から波乱。息子の校内放送。

今週から学校の校内放送で息子がDJを始めた。台本を作って先生にチェックを入れてもらい、本番前日は本番中の放送室へ入って様子を見学。校内放送とはいえ、全校生徒は５千２百人。やはり緊張すると言ってた。
放送当日は４時半に起床し、制服のアイロンかけから、犬の餌やりまで仕事をテキパキと済ませて６時過ぎには自宅を出発。学校へ着いたらはジュースを飲んで一息ついて、７時から放送を始めたそうだ。緊張しながらも順調に番組を進めて行き、曲を掛けている最中に放送室のドアが乱暴に開けられて侵入者。体操服を着た３年生の女子生徒だったそうだが、何て曲を放送しているのよ！と強い態度で言われたそうだ。困った息子は、日本語の先生の指導で日本の曲を中心に流していると答えたら、黙って去ったそうだ。放送室には担当の先生は居られなかったが、校内放送のDJの経験がある先輩や友人も居たそうだが、あまりの剣幕に驚いて、誰も何も言ってくれなかったから困ったそうだ。
日本嫌いな中国人や韓国人の生徒じゃないか？と冗談交じりに息子は言っていた。確かに息子の学校は進学校で、中間層以上の家庭の子供ばかりなので中国系タイ人が多いにしても、子供達の意識はタイ人だろう。日系も居るのだから、韓国系や最近来た中国系も居るだろうねと息子と話した。
それにしても日本の歌謡曲にそのような過激な反応は理解に苦しむので、その時に流していた曲を聞かせてもらった。耳障りにならない軽い曲だったが、歌詞の内容は車の遊びがテーマでも、「ラブチャンスだ♪カッコイイ女の子ガールハント♪サンオイル胸元に太腿にｗｗｗ」　オイ！誰だ学校の朝の放送にこんな曲を流すのは！！！（笑）息子は軽い曲が気に入って歌詞まで細かく気にしなかったようだが、私の指摘に顔を真っ赤にしていた。放送室に怒鳴り込んできたのは歌詞の内容を理解できた日系の生徒だったかも知れないだろう。
古い曲でも良ければと、息子のメールにZARDの曲などを送ってやり、もう少し気をつけて放送したらと話したところだ。

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これはタイでもマニアックな野菜 パクグー（ト）

今日はマニアックな野菜を紹介。私は木の新芽だろうと思っていたのだが、妻に聞くと湿地に生える草らしい。これだけ口にすると苦くて渋くて食べられないが、ラープ等と合わせて食べると口がさっぱりして美味しく癖になる。棘があるので、小さな葉は千切って、新芽や茎の柔らかい部分は硬い棘を避けてそのまま口へ。葉は柔らかく、茎はシャキシャキした食感。苦みや渋みを乗り越えた（笑）先には酸味があり風味が良くさっぱりした清涼感がある。
集落の市場で時々見かけるが、お年寄りや田舎者の食べ物らしい。妻が買って持ち歩いていると「あなたはこんな物を食べるの？」と驚く人もいるそうだ。（だって田舎者だからｗ）喜んで食べている日本人が居ると知ったらもっと驚くだろう。飲食店では出て来ないので旅行者が口にするのは難しいだろうが、地元の人達が買い物をする市場で探せば偶に売っている野菜。食卓に出たら、ちょっとつまんでみませんか？

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犯人と言われたらどうするか？日・英・泰を比較してみた。

夏休みに英語の読解力を鍛える為にSE-EDが子供向けに出版したシャーロックホームズを読んで気に入った息子。英語版は２冊しか入手できなかったので、タイ語のシャーロックホームズを読んでいる。そんな息子が学校へ向かう車の中で、シャーロックホームズに追い詰められた犯人は笑うが、アニメの名探偵コナンでコナンに追い詰められた犯人は驚いた顔をすると、日英を比較した。それならタイ人は犯人と言われたらどうするのか？と尋ねると、やってないと否定すると言う。よく分かっているじゃないと言うと、二人で顔を見合わせて大笑い。
夕方子供を連れて帰宅すると、家の床に２ヶ所べったり泥が付いたまま固まっていた。妻にお前かと尋ねると、私は子供たちが帰る前に１回も家へ入ってないという。それなら泥の足跡があるのは事実だから、誰かが侵入したということになる。家の周りに犬が６匹いるので、外部から気付かれずに進入するのは困難。・・という事は内部の犯行の可能性が高いから、雇ったばかりの従業員に手癖が悪いのが居るのだろうなと言うと、よく覚えてないが自分が泥足のまま入ったかもしれないと言い出す妻。悪意があると言うより本能的に自分じゃないと言うようである。身を守る習性なのだろう。普通は証拠を突きつけると逆切れがデフォだが、先日大きな喧嘩をしたばかりなので、我慢しているのかも。
その様子を息子が見ていて、朝の話しのままだねと私に言うので、そうだなと言って、また顔を見合わせて笑った。

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