Menkarm World

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タイでも緩いばかりではない 厳しく指導される息子

2013年03月20日 06時00分00秒 | タイで子育て
タイは日本より規則等が緩いとよく言われるが、息子が通うスイミングスクールと理科の塾が、タイにしては厳しいのだ。
先ずはスイミングスクール。4時間練習して、バタ足から手を使って泳ぐ練習が始まった。まだ息継ぎを習ってないので、小さなプールでも端から端まで泳げば呼吸も乱れるが、呼吸が乱れれば必ずプールにしゃがみ込んで水中で息を吐き、顔を上げては息をするの繰り返しで呼吸を整えさせる。水から顔を出したままハーハーと息は出来ないのだ。そして個別レッスンなので前半30分もやれば、泳ぎっぱなしなので疲れてくるのだが、当然のように休憩は無いし、疲れた顔をコーチに見せれば、逆に厳しさが増してくる。学校の体育の時間以外にスポーツの経験が無い息子。最初は私の方を見て助けを求めるような顔をしていたが、ダラダラするなと私からも叱られたので諦めたのか、コーチの指導に必死に付いて行く様になった。弛んだ体も締まってきたし、水への恐怖心や、思い通りに呼吸が出来ない事へも我慢が出来るようになったようで、泳げるようになった以上に得る物があるようだ。あと6時間でどこまで伸びるか楽しみである。
もう一つ厳しいのが理科の塾。生徒が50人も集まれば静かに授業が出来ない塾が多いのだが、息子が新しく通い始めた塾は私語が一切無い。紹介してくれた知人の話では、授業中に話せば、鉛筆が飛んで来るくらいではなく、冗談抜きに本気で蹴り出されるそうだ。土曜も分数の計算が出来ない生徒が居たそうで、
(先生)こんなのが分からないのはどこの学校だ?
(生徒)ウドンピットです。
(先生)どうやって入学した?
(生徒)・・・・
(先生)何組だ?
(生徒)○組です。(寄付入学クラス)
(先生)こんなのが分からないなら、うちの塾に来るな!
と、本当に教室から追い出したそうだ。
当然こうやれば苦情を言いに来る父兄も居るそうだが、レベルが塾の対象外と突っ撥ねてしまうそうだ。そうやって強気で対処しても、2ヶ月先に始まる新学期のコースは既に満員。高校受験対策ならここと言われる人気の塾だ。息子はまだ一度も怒られて無いそうだが、気を付けている様で、毎日の塾の予習・復習を欠かさない。理由はどうであれ良い習慣だと思う。
優しい先生も素晴らしいが、厳しい先生に付いて勉強するのも良い経験だろう。もう一つ数学の超厳しい塾も見つけたが、息子の友達が塾の入試で落ちて入れなかったそうで、息子はビビッて、そこだけは勘弁してくれと言っているが、嫌がれば余計に入れたくなってしまう私。面白そうじゃないと勧めているところだ。

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コメント (8)    この記事についてブログを書く
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (ハシビロコウ)
2013-03-20 08:21:10
ホント、読み応えのある記事でした。
しっかり対応していて、初めて見えてくる実情ですね。
よい友達も出来そうです。
返信する
タイの子供は大変… (jabba)
2013-03-20 09:46:28
タイの子供は、何をしても大変ですよね。
いやいや~住めば生活する事すら大変ですよね。タイと縁切れてる人はサバイサバーイなのかなぁ~っと思う今日この頃です。
返信する
厳しい‘塾’。 (NAO)
2013-03-20 12:33:09
メンカームさん、お早うございます。
へ~!‘塾’にも厳しいところがあるんですね。
でも、親に、そんな‘厳しい塾に行かされてる’子供も、ちょっと可愛そうですね。甘いかもしれませんが。
メンカームさんも、息子さんの学業には、厳しいですね。
まあ、息子さん可愛さの余りだとは思いますが‥。
私も、ちょっとは、メンカームさんを見習った方が良いのかも
‥。
返信する
成長過程での環境 (ぺんぺん草)
2013-03-20 13:00:55
『6歳児頃までは親の躾が最重要、6歳を過ぎると”付き合い”が広がり置かれた環境に左右され易い・・・。』と、中学3年の頃、「孟母三遷の教え」について”音楽”の先生が放課後のクラブ活動の合間に話してくれたのを思い出しました。

私の父親も早くから、これを意識していた様子で、環境・教育については私達3兄弟に心を配ってくれましたが、母親は父親の考え方を理解できてはいませんでした。
言い換えれば、母親は一般的タイ人型・・・つまり、自分が無教養である事すら自分では分かっていない。

そこでgoogle を覗くと次のの文章を見つけました・・・http://www.epochtimes.jp/jp/2007/11/html/d88377.html

しかし、何で”音楽”の先生が国語の先生以上に深い話をしてくれたのか・・・今でも謎である。(笑)
返信する
闘魂入った~~! (muga)
2013-03-20 15:59:41
う~~む、今日の記事は力作!
そして、素晴らしい先生ですね。
武道場にいるかのごとき緊張感が走ります。

萩の吉田先生なんて、もっと厳しかったらしいですね。
生死と隣り合わせですから、甘い事は云ってられません。
その分ついて行けない人は脱落すると。
長男君、もう一段高いところで戦いますか?
お父さんの御希望ならばしょうがないでしょう(笑)

ところで、ぺんぺん草さんのご紹介にある孟娘、じゃなくて孟母の逸話、大変勉強になりました。
教える方の覚悟や心構えが身に沁みます。
そんな音楽の先生のお話を覚えてるなんて、さすがアンテナ感度が違いますね。感服つかまつりました。
今回は、お二人の秀逸なお話に、ナイス☆!
返信する
コメントありがとうございます (メンカーム)
2013-03-21 16:38:55
ハシビロコウさん
厳しい塾に入って本人も驚いたようですが
良い影響を受けているようなので
私も妻も満足してます。
他校の友人もできたようです。

jabbaさん
教科書は日本の中学校のより細かくやりますし
今のところは知識を増やすのが主体。
こんなに勉強していれば先進国になっていてもおかしくないのですが
教科書も階級化されているのですよ。
タイのお金持ちの子供と同様に
うちもタイと縁を切って勉強させたいですが
うちの経済力ではフィルピン人の先生のところも難しいです。

NAOさん
子供に甘い塾も多いのですが
やはり成果が出なく時間の無駄になるような塾もあります。
今回のところは勉強がしたい生徒以外は排除される仕組みがあり
授業に真剣に取り組めると息子は喜んでます。
勉強については、お金を使うならそれなりの成果を出せ、
遊びたいなら地元の学校へ行けと
低学年の時から言ってます。
酷い親なんです。(笑)

ぺんぺん草さん
「孟母三遷の教え」ありがとうございます。
タイでは人によって常識まで異なります。
子供に良い環境で勉強させるには
まず親が努力しなければなりませんね。
ダメなお手本なら簡単に見せられるのですが(笑)

mugaさん
優しく甘く育てられる子供が多い中で
厳しく接し、最後まで貫き通す。
なかなか大変だと思いますが
実績が全てを語ってます。
息子の夢は金持ちに成ることです。
どうやって金持ちになるかは知りませんが
他人より賢く強くなければ金持ちには成れないと言ってます。
そして学校の勉強だけで金持ちには成れないと教えてます。
目標に向かって真っ直ぐ突き進んで欲しいです。
返信する
ご近所ならば (海外暮らし)
2013-03-21 22:07:00
私もうちの子にこの塾通わせたいです。

↑ぺんぺん草さんの話も凄く響きますね。
自分の子育てを振り返り胎教に悪いことが多かったと反省ですが、

『朱に交われば、赤くなり、墨に交われば黒くなり、青に染まれば青くなり、黄色に染まれば黄色くなる』

良い中学に入れたいのは、お勉強以上に向上心のあるお友達を作って欲しいから!という思いで間違いないだろうとお墨付きもらった気がしました。

頑張った甲斐があったのか、長男は今回オール4でした。1クラス8人の小規模小学校だから、というのもあるでしょうが、やっぱり嬉しいです。
返信する
コメントありがとうございます (メンカーム)
2013-03-21 23:13:33
小学校の時から通っていた塾へ行きたいと言ってた息子ですが
数回通ってこちらが良いと言いましたので
新学期から1年分の申し込みをしました。
高校受験で難関を目指す生徒が集まってますから
良い影響があると期待してます。
御長男のオール4おめでとうございます。
本当に頑張った甲斐がありましたね。
5年生も頑張りましょう。応援してます。
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