7月頃からブログの更新が怪しくなった理由を今日は紹介。
昨年10月にコブラと戦って負けてしまい、やはり農園経営に蛇対策は必須と猫を飼い始めた。
1匹目は店で飼ってた妊娠中の成猫を持ち帰ったのだが大型蛇にやられたようで姿を消して死体が出ないまま。
2匹目も店から1匹目の子を持ち帰ったが、これは大変活躍して農園から小動物を一掃。餌がないので蛇の姿も消えたが、成猫になった頃に交通事故で死亡。可愛がっていたので涙が出た。
3~5匹目はウドンタニの公立小学校アヌバンウドン校の倉庫の猫。倉庫の取り壊しに伴い子猫2匹の引取を頼まれたのだが、親も人懐っこいので一緒に持ち帰った。我家で放し飼いにしている小型犬が入れないポンプ小屋へ住まわせたのだが、2週間後に親猫はまた大型の蛇にやられたのか死体が出ないまま消えた。残った子猫がポンプ小屋から出歩き始め、犬にやられて1匹は死亡、もう一匹は左膝の脱臼。自由に出入り出来ない倉庫で暮らしてもらう事にした。しばらく足を引き摺っていたが、2週間で回復。私の触診では関節につながる筋が断裂していたのに、生命力の神秘だ。名前はチョコにした。(上の写真)
6匹目はコンケンのお客さんである園芸店から貰ったトラ猫。店の前に捨てられていて、ちょうど子育てしていた飼い犬の乳で育ったそうだ。犬に育てられたので自分を犬と思っているのが、我家の飼い犬たちを全く恐れない。こちらの名前はトラ。足を脱臼した猫と同じサイズなので一緒に育った。
チョコとトラは共に倉庫で育ったのだが、生後3ヶ月に近づく頃からチョコの下痢が止まらなくなった。倉庫には我家の飲用水も保管してあるので、猫達は屋外へ。攻撃的な小型犬を一頭鎖で繋いだ。
7月の頭にチョコがふらふらして歩けないのに気づいた。数日前から離している犬がちょっかいを出しており、体が犬の唾まみれなので、犬にいじられて体力を消費したかと思い、体力を付けさせようとチョコの好物のプラトゥー(小さな鯖)を使ったスペシャルディナー。しかしながら翌日には起きれなくなったので動物病院へ。獣医の話では検便で寄生虫も見つかっており、腹も腫れているのでウィルス感染の恐れもあると言われた。抗生物質の注射一本で連れて帰って様子を見れと言われたので、「立ち上がれないので点滴ぐらいしろ!」と機嫌を悪くする私。点滴は時間がかかるので入院となった。
翌日の昼には獣医から電話が入り、点滴を続けてもピクリとも動かなく命は助からないので取りに来いと言われる。受け取りに行くと声を掛けても動かないチョコ。寝たままで粘液便が出たそうだ。車の荷台へ載せて自宅へ持ち帰り、雨で濡れた体を拭いていると、目が明いて頭だけ持ち上げた。子供達へ死んでも文句を言うなよ言って、人間の食中毒に使う抗生物質を砕いて1欠片チョコの口へ入れ、目分量で作った経口補水液を注射器で口に注ぐ私。ネットで調べると粘液便が出る時は大腸に損傷があるそうで、経口補水液は小腸から水分の補給ができるそうだ。翌朝にはフラフラしながらも立ち上がれるようになり、2日後には鶏のささみ等を僅かに口にするように。まともに食べれたのは4日後だった。
それからキャットフードで再び倒れてしまい、やっと気がついたのは魚アレルギー。食べ物に魚の成分があると腹が腫れ粘液便が出るのだ。気がついてからも魚油が入ったと気付かないで栄養補給液を飲ませたり、原材料に魚の表示がないドッグフードを食べさせてもアレルギーを起こしたし、トラが金魚を咥えて持ち込んで昨日までまた下痢をやっていた。こうなったらゲージから出せない。トラは既に成猫サイズになったが、チョコの体重は半分以下である。
いい加減に猫で苦労しているところにアヌバンウドン校の先生から再びSOS。学校で暮らす猫に子猫が生まれたが、親猫が面倒を看ないので助けてほしいと言われるのだ。子猫を受け取りに行った先は動物病院。親猫が育てないので、動物病院で育てられていたのだ。缶入りのヤギ乳と哺乳瓶代わりの注射器と共に子猫は我家に。犬歯が生えているので生後3週間前後らしい。インシュリン用の細長い注射器で乳を飲ませるのだが、1匹は食いついて来ても、もう一匹は飲まないので強制授乳。下痢なので家から出すように言われ、籠を重ねて重石を入れた簡易ゲージを屋外に出したら、まさかの犬に襲われて乳を飲まない方が殺される。それでも家には入れてもらえないので、カゴのゲージを針金で蓋が外れないよう強化。下痢の原因を探っていると、動物病院で子猫を受け取った妻が、獣医は哺乳瓶代わりの注射器をミルクの缶へ直接入れてミルクを吸っていたと言うので、ミルクの質の低下を疑って、私が買って来たヤギミルクへ変更。レンジ可能な小容器へ分けて冷凍し、飲ませる前にレンジで解凍するのだ。
下痢はすぐ止まって1週間以上育て、1日6回1回4mlの授乳も10mlになった。私の掌に吸い付いてチューチューやっているのを見ると可愛い。足の先だけ白く、他は黒いので名前はポッキーにした。
手間ばかり掛かるけど、子猫も可愛いねと思い始めた今日のこと。昼に授乳して、15時にゲージへ行くと、ゲージ内は糞まみれ。便の最後は下痢になっている。体を洗浄してタオルで拭き、授乳をしようとすると、私の掌には吸い付きたがるのに、注射器へ入ったミルクは避けようとする。おいもう知らんぞとゲージへ戻す。夕方に様子を見ると体温は下がって冷たいし、目も半分しか開かない。死ぬ一歩手前という感じだ。夜は授乳しなくても大丈夫なので、低血糖にはまだならない筈だし、強制的に少し飲ませたミルクを戻しているので腸閉塞か???子犬が生まれた時のようにマッサージすると、10秒位は元気だが、また動かなくなる。これはもう駄目だとゲージへ戻す。
夜になって息子を塾へ迎えに行こうとゲージの横を通ると、ニャア!と子猫の声。あれ死んでないじゃん。ゲージを開けると飛び出して私の手に吸い付くので、ミルクを与えるとやはり飲まない。最近は歯が生え揃ったし、もしかしてと茹でた鶏肉を小さく刻んで与えると食べた。そっか!もうミルクは要らないんだ!と、ようやく気付く私。親が育てないので成長が遅れており、平均サイズの半分の体重しか無いが、きちんと育ってくれるだろうか?猫のパパも大変なのだ。
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昨年10月にコブラと戦って負けてしまい、やはり農園経営に蛇対策は必須と猫を飼い始めた。
1匹目は店で飼ってた妊娠中の成猫を持ち帰ったのだが大型蛇にやられたようで姿を消して死体が出ないまま。
2匹目も店から1匹目の子を持ち帰ったが、これは大変活躍して農園から小動物を一掃。餌がないので蛇の姿も消えたが、成猫になった頃に交通事故で死亡。可愛がっていたので涙が出た。
3~5匹目はウドンタニの公立小学校アヌバンウドン校の倉庫の猫。倉庫の取り壊しに伴い子猫2匹の引取を頼まれたのだが、親も人懐っこいので一緒に持ち帰った。我家で放し飼いにしている小型犬が入れないポンプ小屋へ住まわせたのだが、2週間後に親猫はまた大型の蛇にやられたのか死体が出ないまま消えた。残った子猫がポンプ小屋から出歩き始め、犬にやられて1匹は死亡、もう一匹は左膝の脱臼。自由に出入り出来ない倉庫で暮らしてもらう事にした。しばらく足を引き摺っていたが、2週間で回復。私の触診では関節につながる筋が断裂していたのに、生命力の神秘だ。名前はチョコにした。(上の写真)
6匹目はコンケンのお客さんである園芸店から貰ったトラ猫。店の前に捨てられていて、ちょうど子育てしていた飼い犬の乳で育ったそうだ。犬に育てられたので自分を犬と思っているのが、我家の飼い犬たちを全く恐れない。こちらの名前はトラ。足を脱臼した猫と同じサイズなので一緒に育った。
チョコとトラは共に倉庫で育ったのだが、生後3ヶ月に近づく頃からチョコの下痢が止まらなくなった。倉庫には我家の飲用水も保管してあるので、猫達は屋外へ。攻撃的な小型犬を一頭鎖で繋いだ。
7月の頭にチョコがふらふらして歩けないのに気づいた。数日前から離している犬がちょっかいを出しており、体が犬の唾まみれなので、犬にいじられて体力を消費したかと思い、体力を付けさせようとチョコの好物のプラトゥー(小さな鯖)を使ったスペシャルディナー。しかしながら翌日には起きれなくなったので動物病院へ。獣医の話では検便で寄生虫も見つかっており、腹も腫れているのでウィルス感染の恐れもあると言われた。抗生物質の注射一本で連れて帰って様子を見れと言われたので、「立ち上がれないので点滴ぐらいしろ!」と機嫌を悪くする私。点滴は時間がかかるので入院となった。
翌日の昼には獣医から電話が入り、点滴を続けてもピクリとも動かなく命は助からないので取りに来いと言われる。受け取りに行くと声を掛けても動かないチョコ。寝たままで粘液便が出たそうだ。車の荷台へ載せて自宅へ持ち帰り、雨で濡れた体を拭いていると、目が明いて頭だけ持ち上げた。子供達へ死んでも文句を言うなよ言って、人間の食中毒に使う抗生物質を砕いて1欠片チョコの口へ入れ、目分量で作った経口補水液を注射器で口に注ぐ私。ネットで調べると粘液便が出る時は大腸に損傷があるそうで、経口補水液は小腸から水分の補給ができるそうだ。翌朝にはフラフラしながらも立ち上がれるようになり、2日後には鶏のささみ等を僅かに口にするように。まともに食べれたのは4日後だった。
それからキャットフードで再び倒れてしまい、やっと気がついたのは魚アレルギー。食べ物に魚の成分があると腹が腫れ粘液便が出るのだ。気がついてからも魚油が入ったと気付かないで栄養補給液を飲ませたり、原材料に魚の表示がないドッグフードを食べさせてもアレルギーを起こしたし、トラが金魚を咥えて持ち込んで昨日までまた下痢をやっていた。こうなったらゲージから出せない。トラは既に成猫サイズになったが、チョコの体重は半分以下である。
いい加減に猫で苦労しているところにアヌバンウドン校の先生から再びSOS。学校で暮らす猫に子猫が生まれたが、親猫が面倒を看ないので助けてほしいと言われるのだ。子猫を受け取りに行った先は動物病院。親猫が育てないので、動物病院で育てられていたのだ。缶入りのヤギ乳と哺乳瓶代わりの注射器と共に子猫は我家に。犬歯が生えているので生後3週間前後らしい。インシュリン用の細長い注射器で乳を飲ませるのだが、1匹は食いついて来ても、もう一匹は飲まないので強制授乳。下痢なので家から出すように言われ、籠を重ねて重石を入れた簡易ゲージを屋外に出したら、まさかの犬に襲われて乳を飲まない方が殺される。それでも家には入れてもらえないので、カゴのゲージを針金で蓋が外れないよう強化。下痢の原因を探っていると、動物病院で子猫を受け取った妻が、獣医は哺乳瓶代わりの注射器をミルクの缶へ直接入れてミルクを吸っていたと言うので、ミルクの質の低下を疑って、私が買って来たヤギミルクへ変更。レンジ可能な小容器へ分けて冷凍し、飲ませる前にレンジで解凍するのだ。
下痢はすぐ止まって1週間以上育て、1日6回1回4mlの授乳も10mlになった。私の掌に吸い付いてチューチューやっているのを見ると可愛い。足の先だけ白く、他は黒いので名前はポッキーにした。
手間ばかり掛かるけど、子猫も可愛いねと思い始めた今日のこと。昼に授乳して、15時にゲージへ行くと、ゲージ内は糞まみれ。便の最後は下痢になっている。体を洗浄してタオルで拭き、授乳をしようとすると、私の掌には吸い付きたがるのに、注射器へ入ったミルクは避けようとする。おいもう知らんぞとゲージへ戻す。夕方に様子を見ると体温は下がって冷たいし、目も半分しか開かない。死ぬ一歩手前という感じだ。夜は授乳しなくても大丈夫なので、低血糖にはまだならない筈だし、強制的に少し飲ませたミルクを戻しているので腸閉塞か???子犬が生まれた時のようにマッサージすると、10秒位は元気だが、また動かなくなる。これはもう駄目だとゲージへ戻す。
夜になって息子を塾へ迎えに行こうとゲージの横を通ると、ニャア!と子猫の声。あれ死んでないじゃん。ゲージを開けると飛び出して私の手に吸い付くので、ミルクを与えるとやはり飲まない。最近は歯が生え揃ったし、もしかしてと茹でた鶏肉を小さく刻んで与えると食べた。そっか!もうミルクは要らないんだ!と、ようやく気付く私。親が育てないので成長が遅れており、平均サイズの半分の体重しか無いが、きちんと育ってくれるだろうか?猫のパパも大変なのだ。
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