タイの学校は前期・後期の2学期制で後期の授業が始まって数日してから前期の成績表がもらえる。日本の学校は1~5の相対評価が多いと思うが、タイの学校は0~4の絶対評価が多い。
最初に成績表を持ち帰ったのは小学1年生の娘。家庭科が3.5以外は全て4の評価。小学生になって初めての学期だし、絶対評価ならではの好成績だと思うが、娘は上機嫌。思いっきり誉めてやった。
問題なのは中1の息子。なんと英語の成績が1.5(T T)。小学4年から私が英語を教え始めて6年生までずっと4だったのに、中学へ入って自分で勉強できると言うので任せたらこの成果。中間試験の時に、知っている先生から英語の勉強に問題があると連絡を頂き、息子を問い詰めたら字が汚くて不可に成った課題の再提出をせずに放置。先生に反発して授業も身を入れて聞かなかったようで、教科書への書き込みも一切無し。そこから私がチェックを入れて課題を確実に提出させ、予習も手伝ってやったのだが、1度崩れた物を立て直すには時間が掛かる。期末試験もあまり良い成績は取れなかったようだ。先月のピッターム(秋休み)も毎日英語を教えたが、さて後期はどうなるやら? 次に成績が悪かったのは理科の3。テストの成績は自信があるようだが、グループでの課題提出で未提出を繰り返す者がおり、手を切られてまで頑張ったが、共同責任で良い評価はもらえなかったらしい。理科と算数の成績が3未満になると、4年生(高1)に成る時の理系コースの受験資格が無くなってしまう。ギリギリセーフだった。他にも電気とコンピューターと図工の成績が3.5で、他は4をもらっていた。これも絶対評価だからもらえる成績であるが、英語以外はよく頑張ったと誉めてやった。
英語はもう少し良い成績だと思っていた息子はショックだったようで、ネネオ(道徳や相談を担当)の先生へ相談しに行ったそうだ。その先生は「英語の成績を上げたかったら英語の担任の先生が開いている塾へ行きなさい。但しそれで評価が良くなっても実力は伸びないので、良い大学へ行きたかったら○△□という英語塾へ行きなさい」と言われたそうだ。タイの公立進学校の先生は塾を開いている方が多く、生徒は甘い評価を期待して教科担任の塾へ通う実態がある。当然その塾では過去の出題を生徒へ見せて勉強させるし、先生によっては甘い評価も有り得ると言われている。そしてそんな塾だと実力がつかないからと実績がある塾の名前を出して紹介してしまうのもタイらしいと思った。
私が見たところでは、息子の英語力は先月のピッターム(秋休み)で進歩があったと思っている。もう少し私が教えて、それでもダメなら塾かなあと思っている。日本の教科書なら自分で勉強できるが、まとまりも整合性も無いタイの教科書だと仕方ないと思うのだ。
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英語はもう少し良い成績だと思っていた息子はショックだったようで、ネネオ(道徳や相談を担当)の先生へ相談しに行ったそうだ。その先生は「英語の成績を上げたかったら英語の担任の先生が開いている塾へ行きなさい。但しそれで評価が良くなっても実力は伸びないので、良い大学へ行きたかったら○△□という英語塾へ行きなさい」と言われたそうだ。タイの公立進学校の先生は塾を開いている方が多く、生徒は甘い評価を期待して教科担任の塾へ通う実態がある。当然その塾では過去の出題を生徒へ見せて勉強させるし、先生によっては甘い評価も有り得ると言われている。そしてそんな塾だと実力がつかないからと実績がある塾の名前を出して紹介してしまうのもタイらしいと思った。
私が見たところでは、息子の英語力は先月のピッターム(秋休み)で進歩があったと思っている。もう少し私が教えて、それでもダメなら塾かなあと思っている。日本の教科書なら自分で勉強できるが、まとまりも整合性も無いタイの教科書だと仕方ないと思うのだ。
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ウドンの学校のすべてがこの形式ではないと思いますが、会話本と語学本との開きに疑問を感じました。
教科書の内容に大きな隔たりがあります。
私も地元の中学校の英語の教科書を見ましたが
年齢に合った若者英語なのでしょうか
日本で教える英文法の基本を無視したものでした。
また比較的まともな教科書でも
英語だとグラマーでbe動詞を教えているのに
リーディングで関係代名詞が出たり
全く整合性がありません。
よくこんな本で勉強するなあと私も思います。
記事としては大変面白いですが、タイの子供達の将来が気になります。
息子が通う進学校でもそうです。
全て階級社会で上の方はきちんとしているのでしょうが
庶民レベルはどうしようもないのが実態でしょう。
だからお金持ちは海外の学校へ入れるのでしょう。
先ずは教科書から何とかして欲しいです。
そして先生・・徐々にしか変わらないでしょう。
少しずつでも良いので良い方向へ向かって欲しいです。