先週の月曜21日のこと。軍事教練が終わった息子を迎えに行こうと、駐車場からスロープを下って門から出ようとしたところで、車の左後輪が小さな何かを踏んだ。車へ乗る前に運転席から死角になる車から門までの間は何も無いのを確認したがと思いながら車を降りて調べると、最初に目に入ったのは農園で使うココナツ殻だったが、私が踏んだ物はもう少し厚みがある筈と見回すと白い綿毛のようなのが目に入った。手に取って見ると間違いなく猫の毛。猫の毛の小さな塊は落ちているが、現場へ猫の姿がない。
見回すと勝手口の前で雄猫のラッキーがうずくまっている。調べると左後ろ足の膝の上下の外側で二ヶ所小さく毛が抜けており、右足内側にも同じ高さで10センチ位の線状に毛が抜けた、右踵付近の毛も抜けていた。
触診すると骨は繋がっているようだし、関節もはっきり判る脱臼もなし。内出血は判らないが、外傷も外部への出血もなし。本当に踏んだかなと思うような怪我だが、触ると痛がるので間違いなく踏んだのだろう。動物病院へ救急搬送したいところだが、ウドンタニの動物病院は重症の動物を治せるところを知らない。今までの経験では消毒して点滴して終わり。コンケン大附属動物病院へ連れて行けば人と同様の設備があり治療も充実しているらしいが、妻は「人も病院へ行けないのに、動物を連れて行ってどうするの!」と言うに決まっている。コンケンまで車で片道2時間。重症なら数時間で死んでしまう筈、軽症なら自宅で何とかなるだろうと思って猫を置き、そのまま息子を迎えに行った
。
息子と一緒に帰宅すると、勝手口の前からラッキーは姿を消しており、息子が探しに行って見つけたが、農場へ駆け込んだらしい。その日の夜は食事の時も家へ戻らなかった。
翌朝子供達を登校させた後に私が探すと庭木の下で見つけた。毛があるので顔色は判り難いが鼻や目の様子から血の気がないし、朝も食事に来なかったので、経口補水液を作って注射器で口へ少しずつ入れてやる。結局木曜の朝まで食事を取らず経口補水液だけで、木曜の晩になってようやくキャットフードを数口。これではマズイ死んでしまうとホウキを手に壁のヤモリを捕る私。タイの猫はヤモリが大好物だ。2匹捕れたので鼻先へ出すと喜んで食べるラッキー。ヤモリを食べて食欲が湧いたのか、キャットフードをまた少し食べた。
毎日キャットフードをやりながら、夜はヤモリを取っては食べさせていたが、少しずつ食べる量が増えるのに励まされた。
そして事故から一週間経った昨日28日の朝から、ようやく普通の量を食べ始めた。後ろ足が両方痛むようで、歩くのはゆっくりだが、排尿排便も異常ない。気になるのは呼吸が少し早くてぎこちなく見えるのだが、耳を触っても発熱している様子はないし、脇から胸を持って抱いても痛がらないので、肋骨等の骨折も無いはず。絶食で痩せたのでそう見えるのかも知れない。ここまで回復してくれたら、後は時間が解決するだろう。
タイへ来てから自宅で飼っている動物と私の交通事故は3回目。子供達から「もっと気を付けて」と叱られてしまった。気を付けているつもりだが、動物は私を見て駆け寄って来て死角へ入るので、気が付かないまま事故になるのだ。3回中2回がそのパターン。もう1回は干からびて地面に張り付いたカエルを食べていた子犬だった。
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翌朝子供達を登校させた後に私が探すと庭木の下で見つけた。毛があるので顔色は判り難いが鼻や目の様子から血の気がないし、朝も食事に来なかったので、経口補水液を作って注射器で口へ少しずつ入れてやる。結局木曜の朝まで食事を取らず経口補水液だけで、木曜の晩になってようやくキャットフードを数口。これではマズイ死んでしまうとホウキを手に壁のヤモリを捕る私。タイの猫はヤモリが大好物だ。2匹捕れたので鼻先へ出すと喜んで食べるラッキー。ヤモリを食べて食欲が湧いたのか、キャットフードをまた少し食べた。
毎日キャットフードをやりながら、夜はヤモリを取っては食べさせていたが、少しずつ食べる量が増えるのに励まされた。
そして事故から一週間経った昨日28日の朝から、ようやく普通の量を食べ始めた。後ろ足が両方痛むようで、歩くのはゆっくりだが、排尿排便も異常ない。気になるのは呼吸が少し早くてぎこちなく見えるのだが、耳を触っても発熱している様子はないし、脇から胸を持って抱いても痛がらないので、肋骨等の骨折も無いはず。絶食で痩せたのでそう見えるのかも知れない。ここまで回復してくれたら、後は時間が解決するだろう。
タイへ来てから自宅で飼っている動物と私の交通事故は3回目。子供達から「もっと気を付けて」と叱られてしまった。気を付けているつもりだが、動物は私を見て駆け寄って来て死角へ入るので、気が付かないまま事故になるのだ。3回中2回がそのパターン。もう1回は干からびて地面に張り付いたカエルを食べていた子犬だった。
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