20日の朝7時前にベットへ転がったままスマホでニュースを読んでいると、娘の部屋から「キャー!」っと大声がした。
妻は何事かと部屋へ駆け寄ったが、私は「ふふふw」と喜んだ。
ドアを開けて出てきた娘は「通った♪ 通った♪やった〜!合格した~!!!」と大喜び。
そう、この日は大学の合格発表。
今年は第七志望まで登録し、第三志望までに合格すれば入学し、それ以下だったらもう一年浪人と言うので心配していた。
「どこに通った?」と尋ねると、「〇〇〇」と答える娘。
妻が望んだ医学系ではないが、私が娘に1番向いていると思って薦めたところだ。
最近は人気で倍率が10倍を超えるので心配していたが合格して良かった。
息子の時だと、この後に面接があって合格が確定したのだが、娘の話だとこの学部は面接をせず、既に合格が確定らしい。
そうなると早く最初にやらなければならないのは宿の確保。
大学の寮へ入れば良さそうだが、高校の時に狭くて暑く環境が悪い寮へ入れられ、しかも一人で生活出来ないレベルに問題がある生徒と同室にされた娘は、大学生になったら絶対に個室と言う。
大学の寮に個室はあるが、今回の入試に先行して行われたロープヌン(ポートフォリオ)やロープソン(コォーター)で先に合格した学生の申し込みで既に満室。一応申し込んだがキャンセル待ちだ。
入学までに1ヶ月くらいと直ぐなので、キャンセル待ちを当てに出来ず、息子は家に来ても良いと言ってくれるが、息子のコンド(マンション)にはベットルームは1つしかないので、娘がリビングで暮らすのは酷。
そうなるとアパートを借りるしかなく、大学周辺を探すとバンコクの中心部だけに1万8千バーツ(約8万円)が相場。
都内だと駅近でもそのくらい。
娘の一人暮らしが心配なので息子と同じコンド(マンション)を借りようかと思ったが、少し郊外でも駅近だからか同額。
都心でも探せば1万5千バーツ以下の部屋もあるが、路地を入って500mみたいのばかり。
近くの駅までバイタクとなるが、バイクどころか自転車にも乗らない娘は怖くて乗りたくないらしい。
お金の話になったので、大学生が入寮せずに校外のアパートで生活すると、いくら掛かるのか試算してみよう。
アパート代
18000バーツ(約79000円)
電気・水道・通信
2000バーツ(約9000円)
食費(学食利用)
1食100バーツ×3食×30日=9000バーツ(約40000円)
交通費
1500バーツ(約6500円)
化粧品・衣類・雑貨等
2500バーツ(足りる?w)(約11000円)
月合計
33000バーツ(145000円)
アパート代を除いた生活費
月15000バーツ(約66000円)
1日500バーツ(約2200円)
週3500バーツ(約15000円)
上の息子が2018年に大学へ入った時は、寮費が2500バーツで生活費が週2千バーツ。
翌年都心の大学へ入り替えたが、金額はそのままで1年後から地方の研修施設へ入り、卒業半年前の2022年後半にバンコクへ戻ってからは生活費を週2500バーツに上げた。
もし娘が寮に入っていれば交通費が不要で光熱費が下がるので、学費や寮費を除いた生活費は週3千バーツで何とかなるかも?
年小計
396000バーツ(約174万円)
学費
年約7万バーツ(31万円)
年合計
46万6千バーツ(約205万円)
4年間合計
186万4千バーツ(約820万円)
零細農家な我が家にとって厳しい金額だが、高校の寮で酷い暮らしを経験した娘も個室は譲れない条件。親の責任で何とか希望を叶えるしかない。
よく勉強して卒業後はしっかり稼いでもらおう。w
【追記】
タイミング良くバンコクの安いアパートを紹介する動画があったので、貼っておく。
動画内でも触れられているけど、居住者はミャンマー人労働者だったりで、若い女の子の一人暮らしには向いてなさそう。
私もいくつか見つけたが、グーグルマップでクチコミを読むと、外部の人の出入りが自由だったりで安い物件はセキュリティが気になるところが多い。