イサーンで御馳走といえば牛肉で、結婚式などのイベントでは必ず使われる食材だが、牛肉は食べようと思えばいつでも食べられる物で、食べたい時に食べれないから余計に食べたくなる食材と言えば ノンウア(牛の胎盤)なのだ。子牛が生まれた時に後産で胎盤が出てくるので、母牛が食べる前に取ってしまう。サラブリからパッチョンへ向かって坂を登りきった辺りにノンウアを売る露店が出ていて通る度に妻が買いたがるが、私は疲れて早く帰りたいので毎回却下。今回は妻が近所の市場の牛肉屋へ頼んで入手した。1kg250バーツ。一番高い部位と同じ値段だ。
左の写真下の白い部分が臍帯(さいたい)。左上で丸い塊になっているのが絨毛(じゅうもう)と思われる。
こちらが加熱後の写真。臭い消しにタクライ(レモングラス)を入れてコトコトと煮てある。一番美味しいと言われるのは絨毛。厚揚げのような食感で臭いや味はレバーに似ている。次に美味しいのは臍帯で血管と同様少しコリコリしていた。小さく刻んで汁を入れナンプラーとマナオ(ライム)で味付け。タイの牛特有の臭いが有るので薬味にネギとミントと唐辛子を入れた。私の好みからすると牛の臭いが気になりそれほど美味しいと思えなかったが、妻が子供の頃は家で30頭飼っていた牛が月に数回お産をし、その度に胎盤が食べられるので楽しみだったそうだ。昔の農村の普段の食事は魚か蛙。肉を食べるのはお祭りなど宴会をするハレの日だけだから、それは楽しみだっただろうと思う。子牛が生まれたら同じ集落の人に胎盤をおすそ分けしないと、文句を言われるので子牛を連れて歩けなかったと妻は言う。イサーンの人にとってそれだけご馳走なのだろう。
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