の続き。
2月6日(日曜)に中高生対象のソオウォノ試験(科学オリンピック予選)が実施され、娘は医学部のポートフォリオ入試へ有利と言われる生物と化学にチャレンジ。
「生物は8割ほど、化学は半分解けた」と言う娘へ、「解けたのが全部正解なら生物の一次予選は通過するし化学も当落線上だけど、また沢山間違えているんじゃないの?」と突っ込みながらも少しだけ期待して待っていた。
発表は24日頃と言われていたがなかなか発表されず、今月の7日にようやく発表。
結果は娘のクラスの半分を超えた17名が合格したが、娘は不合格。「あれ〜?生物は8割解けたって言ってたけど、3割以上間違えたって事だよね?」と娘へ突っ込むと黙り込んでしまった。やはり本人が一番ショックなのだろう。
不合格の原因を考えてみると、やはり勉強のやり方に問題がある。
娘は昨年まで通っていた中高一貫のUP校からコンケン大医学部へ合格した先輩から塾を活用した勉強法を詳細に聞き出したが、化学は高1で高2の終わりまで学ぶ予定が高1前期分までしか進まず、生物は高校3年間を短期間にサックっと学べる大学受験対策コースを申し込んだが、済んだのは半分ほど。オリンピックとは関係ないが数学も高2まで済ます予定が高1しか済んでない。
元々学校の負担が重いので塾の勉強はあまり出来ないと言われるウォモウォコースへ入ったのに、UP高の生徒と同じ時間が掛かる方法へ手を出した結果だ。
娘と同じウォモウォコースで学んでいるのは、マヒドン高など国内上位の高校を目指した生徒が大部分で、上位の高校へ通らなかったのでウォモウォへ入学。
マヒドン高の理科の出題範囲は近年だと中学の教科書範囲内と言われているが、市販のマヒドン高対策問題集は高2くらいまでの内容が含まれており、中学の時の受験勉強で高校範囲まで済ませた生徒が多数。
ソオウォノ試験(科学オリンピック予選)へ合格した同級生は、娘の様に高校の教科書範囲を学び直さず、得意科目へ絞って塾のソオウォノ対策コースを受講して受験している。
娘も化学は高校受験前に日本の参考書で高校の化学基礎を私と学び、高校入学前に理論化学を終わらせた。
生物も中学の時に高校範囲の1/3は終わっている。
数学も高2前期まで済ませており、ベクトルと微積をやれば高2終了。
そこまで進んでいるので、続けて勉強すれば良いのに、高1からやり直したがった娘。
他人より先行するから強いのに、スタート位置へ並びたがって、気がつけば先行者多数。
「ソオウォノ試験(科学オリンピック予選)の合格が取れなければポートフォリオ入試はハンディだね」と娘へ言うと、「ロープソーン(コーター)を狙って勉強すると言うが、現状宿題に追われてばかりで十分な時間が無いのに、他人より先行して教科書範囲を済ませて受験勉強を始めるのは困難だろう。
学校は一般校の教科書より高いレベルで授業をしており、高2の終わりで主な課目は3年分の範囲を終えるので、ロープソーン対策は最後の一年でやるらしく、高2の終わりまでは学校の勉強と、ポートフォリオ入試対策に各種検定のスコア取得へ励めばよいのでは?
学校の行事やボランティア活動へ参加した時の写真をフェイスブックへ入れて飾れと言われており、親のライングループでは学校行事の写真を交換しているが、娘は自分のアカウントへ学校の行事について書くのが嫌らしく、親子が激突中。
そこまでやらなくても合格した先輩は居ると娘は言うが、一般にやれと言われていればやるべきだと思う親。
「本人が嫌ならやらなくてもイイじゃん」と私が言うと、妻は怒る怒る。www
勉強の進め方を含め、もう1回娘とよく話して仕切り直すべきだろう。