タイへはソータス(SOTUS=Seniority(尊敬)Order(秩序)Tradition(伝統)Unity(団結)Spirit(思いやり))と呼ばれる仕組みを持つ大学があり、要は上級生が新入生を指導するのだが、指導の過程で制服の着用に制限が有ったり、大学内の行動に制限が掛かったりする。
息子の大学では制服の指定は有っても、その着用については細かく指導されないのだが、息子の学部はソータスで1年生だけ長袖シャツとネクタイ着用が求められたそうだ。
暑がりで汗っかきな息子はそれに反発して大学側へ問い合わせ、半袖やノーネクタイでも講義へ出て問題ないのを確認。早速ノーネクタイに半袖で学部へ行くと、2年生が寄ってきて「1年生なのに半袖で良いの?」と言われたそうだが、「校則へ1年生だけ制服が違うルールはありませんよ」と言って追い払ったそうだ。息子の大学は1年飛び級で入学が多いそうで、2年ダブりの息子からすると、同期でも2~3歳下であり2年生でも年下。上級生からの注意を屁とも思ってなかった様だ。
息子は納得が行かない事が大嫌いで、高校でも朝礼で生徒指導の先生を相手にやりあったりしていたそうだ。
実は私も同様で、高校では一方的な校則の変更に納得せず1人で職員室へ抗議に入り、1人だけ校則違反を特認されていたし(何でお前だけ認められるという不良グループへ、お前らも抗議しに行けと教えておいたw)、就職してからも中間管理職が震え上がるパワハラ部長へ飲み屋で突っ掛ったり、現場の作業ミスが理由の本社相手の反省会議で「ミスを招くシステムが悪い」と本社側の過失を指摘して完全論破したりと(これが原因で会社はシステム構成を作り直し、数十億の追加投資w)、若気の至りとは言え、今から思うと当時は「力」に反発してもう無茶苦茶。(大恥w) その時の上司の年齢に自分がなった今は後悔するばかりだが、まさか息子へまで遺伝するとは・・・orz。
大学での話を妻から聞いて息子へ電話をすると、「大学のルールに無い物を守る必要は無い」と理論武装しているので、その日はあまりトラブルを起こすなと言って電話を切ったが、一晩考えてこちらも作戦を練り、翌日の電話では「世の中には明文化されたルールと慣習として守られているルールがある。ソータスで決められているルールは、例え校則として明文化されてなくても、学部で長年守られてきたルールだ。納得できないのなら、いま力で押し返すのではなく、自分が上級生になった時に話し合って変えなさい。」と攻撃。
口答えする素振りを見せたので、「親は苦労して大学へ行かせているのに、行った先で揉め事を起こすなら、送金を止めるので大学を止めて就職しなさい。」と畳込んで一本!
ソータスへ反した半袖シャツはウドンへ送り、代わりの長袖シャツは自分の小遣いで買う様に指示し、時々ラインの動画でネクタイ着用を確認すると予告。一つでも守れない時は「就職」と念を押した。
息子の生活費は毎週口座へ振り込んでおり、奴の預金は確か5千バーツ程w。今は塾のバイト無しで経済力が弱いので、経済制裁は予告するだけで効果抜群だったw。馬鹿な私と同じ道を歩んでは困るのだ。
続いて娘の話。ラジャバット大の数学競技会の得点が、大学発表と自己採点で3問合わなかったので大学で確認すると3問の解答転記ミス。転記ミスでもミスなので実力は15点だ。ギフテッド問題対策で、自宅ではサマーコム・カニッタサー問題集の2周目を指示していたのだが、全3冊で問題数が多く、また2周目なので問題に新鮮さが足りないのか、あまり進んでない様子だったので、私が進捗管理してIJSOの過去問題集へ切り替える事にした。
本からスキャナーで読んでA4用紙にプリントし、マークシートの解答用紙も準備。本番同様に取り組んで採点も私。解けない問題の解説は、本の解答欄だと解り難いので、私が説明してやる。スマホを買い替えたので、OCR(光学読み取り)で参考書を読んで、翻訳ソフトへ通せ、未だまだ完璧な翻訳が無理な分は想像力が必要だが、解答作りも娘の手を取らなくなった。
解説は毎日帰宅後に数問ずつやって、1週間でIJSO試験の1回分25問をクリアさせるのが目標。
塾もあるし、最近は学期末に近付いて宿題が増えているので、頑張らないと難しいかも?
さて新しい問題集が始まったので、娘が解けなかった設問から・・・
今週の1問
逆円錐形の容器へ水を40ml注ぐと、下から4cmまで入った。
容器に満杯まで水を入れると、全部で135ml入った。
容器の高さを求めなさい。
タイの中学生向け数学ギフテッド問題の記事へのリンク→#高1入試ギフ
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息子の大学では制服の指定は有っても、その着用については細かく指導されないのだが、息子の学部はソータスで1年生だけ長袖シャツとネクタイ着用が求められたそうだ。
暑がりで汗っかきな息子はそれに反発して大学側へ問い合わせ、半袖やノーネクタイでも講義へ出て問題ないのを確認。早速ノーネクタイに半袖で学部へ行くと、2年生が寄ってきて「1年生なのに半袖で良いの?」と言われたそうだが、「校則へ1年生だけ制服が違うルールはありませんよ」と言って追い払ったそうだ。息子の大学は1年飛び級で入学が多いそうで、2年ダブりの息子からすると、同期でも2~3歳下であり2年生でも年下。上級生からの注意を屁とも思ってなかった様だ。
息子は納得が行かない事が大嫌いで、高校でも朝礼で生徒指導の先生を相手にやりあったりしていたそうだ。
実は私も同様で、高校では一方的な校則の変更に納得せず1人で職員室へ抗議に入り、1人だけ校則違反を特認されていたし(何でお前だけ認められるという不良グループへ、お前らも抗議しに行けと教えておいたw)、就職してからも中間管理職が震え上がるパワハラ部長へ飲み屋で突っ掛ったり、現場の作業ミスが理由の本社相手の反省会議で「ミスを招くシステムが悪い」と本社側の過失を指摘して完全論破したりと(これが原因で会社はシステム構成を作り直し、数十億の追加投資w)、若気の至りとは言え、今から思うと当時は「力」に反発してもう無茶苦茶。(大恥w) その時の上司の年齢に自分がなった今は後悔するばかりだが、まさか息子へまで遺伝するとは・・・orz。
大学での話を妻から聞いて息子へ電話をすると、「大学のルールに無い物を守る必要は無い」と理論武装しているので、その日はあまりトラブルを起こすなと言って電話を切ったが、一晩考えてこちらも作戦を練り、翌日の電話では「世の中には明文化されたルールと慣習として守られているルールがある。ソータスで決められているルールは、例え校則として明文化されてなくても、学部で長年守られてきたルールだ。納得できないのなら、いま力で押し返すのではなく、自分が上級生になった時に話し合って変えなさい。」と攻撃。
口答えする素振りを見せたので、「親は苦労して大学へ行かせているのに、行った先で揉め事を起こすなら、送金を止めるので大学を止めて就職しなさい。」と畳込んで一本!
ソータスへ反した半袖シャツはウドンへ送り、代わりの長袖シャツは自分の小遣いで買う様に指示し、時々ラインの動画でネクタイ着用を確認すると予告。一つでも守れない時は「就職」と念を押した。
息子の生活費は毎週口座へ振り込んでおり、奴の預金は確か5千バーツ程w。今は塾のバイト無しで経済力が弱いので、経済制裁は予告するだけで効果抜群だったw。馬鹿な私と同じ道を歩んでは困るのだ。
続いて娘の話。ラジャバット大の数学競技会の得点が、大学発表と自己採点で3問合わなかったので大学で確認すると3問の解答転記ミス。転記ミスでもミスなので実力は15点だ。ギフテッド問題対策で、自宅ではサマーコム・カニッタサー問題集の2周目を指示していたのだが、全3冊で問題数が多く、また2周目なので問題に新鮮さが足りないのか、あまり進んでない様子だったので、私が進捗管理してIJSOの過去問題集へ切り替える事にした。
本からスキャナーで読んでA4用紙にプリントし、マークシートの解答用紙も準備。本番同様に取り組んで採点も私。解けない問題の解説は、本の解答欄だと解り難いので、私が説明してやる。スマホを買い替えたので、OCR(光学読み取り)で参考書を読んで、翻訳ソフトへ通せ、未だまだ完璧な翻訳が無理な分は想像力が必要だが、解答作りも娘の手を取らなくなった。
解説は毎日帰宅後に数問ずつやって、1週間でIJSO試験の1回分25問をクリアさせるのが目標。
塾もあるし、最近は学期末に近付いて宿題が増えているので、頑張らないと難しいかも?
さて新しい問題集が始まったので、娘が解けなかった設問から・・・
今週の1問
逆円錐形の容器へ水を40ml注ぐと、下から4cmまで入った。
容器に満杯まで水を入れると、全部で135ml入った。
容器の高さを求めなさい。
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