Menkarm World

メンカームの趣味の部屋へようこそ!

タイの格安タイヤはイイ!

2023年12月02日 08時38分00秒 | タイで車に乗る
右前輪のタイヤの接地面へ筋が入った様に一周ヒビが入った。かなり長期に使っているブリジストンのタイヤだ。

最初は何かを踏んだかと思ったが、2ヶ月ほど様子を見ているとヒビが成長しているので交換する事にした。
左前輪も何かを踏んだ亀裂があるので、前輪二本の交換。

ずっとブリジストンだったが、創業者親族の反日活動に腹を立てて4年前にタイ産格安タイヤを使い始め、

スーヌン・テムヌン(BUY1GET1FREE)で節約したつもりが・・・ - Menkarm World

久しぶりの更新。先ずは近況から。息子の大学入試共通試験は、GAT・PAT試験が2月26日で終了。PAT7.3日本語は昨年県内トップで、今年は国内トップを目指すと豪...

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一時は偏摩耗の原因を格安タイヤと言われて後悔した事もあった…

古い車の維持は小さなメンテの繰り返し。 - Menkarm World

2006年末にタイへ移住して買った車(ハイラックスビーゴ)の走行距離は58万3千キロを超え、そろそろ最初の...

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…が、これは後日にサスペンションの付け根が摩耗してグラグラになったのが原因だった。

車からチンリー(コオロギ)の鳴き声が聞こえる。 - Menkarm World

数ヶ月前から車のエンジンを始動するとエンジンルーム付近からリリリ…と金属を擦り合わせる様な音がし始めた。最初はファンベルトかと思ったが、前回交換から1ᦂ...

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4年前に前輪2本をタイ産格安タイヤへ交換し、サスペンションが原因で偏摩耗したので1年前に後輪へローテーションしたが、結局はタイヤが理由の問題は起きなかった。

タイヤ店では陳列してあるタイヤへ騒音・排水性・燃費の性能表示してあったので日系のタイヤと比べると、タイ製格安タイヤがどれも優れている。

タイヤの溝が広くて多いので接地面が少ないのが理由だろう。性能表示には無かったが、その分はグリップ力が弱くて乾燥路面での制動距離は少し長いかも知れないが、濡れた路面は期待出来そう。

価格が日系タイヤの半額という大きな魅力も理由で、今回もタイ最大手のDEESTONE(ディーストーン)にした。
お店の最初の言い値は1本1600バーツちょいで、値引き交渉はすんなり1600バーツ。4年前に1500だったので、もう少し頑張って1550バーツにして貰った。タイヤの規格は205−70R15C。

朝からお客さんが多く、1時間待って交換完了。今回交換しない後輪の空気圧も調整してくれて親切だった。

国道2号線をバンチャン交差点からコンケン方面へ向かって右側の敷地が広い大きなタイヤ店だ。

お陰様でブログ村タイ情報14位。
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バックは小鳥の囀り

2023年10月12日 01時03分00秒 | タイで車に乗る
先日自宅の駐車場で車をバックさせていると、車の下から小鳥が囀る様な音がする。
そう言えば最近は2速から3速へ入れてクラッチを繋ぐと「カキン」と聞こえる事もある。
こんな車の症状は、エンジンの力を後輪へ伝えるプロペラシャフトにあるユニバーサルジョイントの故障だ。

プロペラシャフトへは3つのユニバーサルジョイントがあり、どれが故障か調べる為に車をバックさせると車両中央より後から聞こえる気がする。
後端のは6月に交換しており…

最近の車の故障 - Menkarm World

3月に起きた車の発電機の故障。夜間の車の故障って困るね。-MenkarmWorld先週木曜は妻の配達に付き合ってコンケンへ。午後から出たので配達が済んだのは1A...

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たった4ヶ月で壊れたかと不満に思う。
あと数週間で12500km毎にやっているオイル交換なので、その時に一緒に修理したいと思ったが、妻から早く修理しろと言われたので、いつもお世話になっている整備工場へ持ち込んだ。
今回の整備は…
①オイルとオイルフィルタの交換
②サイドブレーキの引きしろ調整
③ユニバーサルジョイントの交換
の3つ。

エンジンオイルを抜きながらプロペラシャフトを取り外すと、整備士のお兄ちゃんがユニバーサルジョイントを手で動かしてチェック。
「1番前が壊れてますよ」と言うので、「音がしたのは後だと思うけどなぁ」と反論するが、「いや、壊れているのは前ですよ」と言われるので、私も全部のユニバーサルジョイントを手で動かしてみるが異常に気付かない。
プロが言うので「じゃあ前を交換して」と言ったが、交換後にまた音がするのではないかと疑ったまま。

ブレーキは前回の交換からかなり走っているのでドラムを開けて点検してくれたが、次回のオイル交換時にブレーキシューの交換が必要らしい。今回は調整だけやってもらった。私の場合は約2万5千キロに1回は調整が必要になる。




オイルフィルタを交換して、新しいエンジンオイルを注いだら整備終了。1時間弱だった。

お店の方が車をバックさせて道路へ出すが異音は無く、直っている。

料金は3600バーツ。

以前ならオイル交換時にブレーキの調整を頼むと無料サービスでやってくれていたが、今回から工賃250バーツ。ユニバーサルジョイントの交換は工賃込で1つ1500バーツは6月と同じ価格。
オイルはよく覚えて無いが、以前より百バーツくらい上がったかな?

帰りに果物のロンコンをお土産に貰った。ピンポン玉大のジャガイモに似た実がブドウの様に房になっており、味は少し甘みのあるグレープフルーツ。今年は豊作らしい。

1月の頭には車検が待っている。



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バイクと接触事故

2023年10月01日 08時57分00秒 | タイで車に乗る
前回の記事で「北イサーンの雨季はそろそろ終わりか?」と書くと、台風になり損なった低気圧が入って雨・雨・雨…。

コロナが終わって好景気を期待していたが、以前は競うように飾っておられた政府機関が植物を使った装飾を控えておられるのか、観賞用植物の卸売はサッパリなので、昨年の9月から出店での小売を再開し、商業施設の空きスペースを借りては短期の出店を繰り返しており、9月末から10月中旬まではウドンタニの中心街の商業施設へ出店。
この施設では今までイベントへの参加の形で出店していたが、単独で場所を借りての出店は初めてであり、下見をして場所を選び、施設側担当者と交渉したり、電源や照明の準備と妻は大変そう。
またイベントならば出店場所はかなり良い場所が提供されるが、場所借りとなると空いているのは条件の劣る場所。
私も買物があったので下見へ同行したが、妻は出店を予定する場所で長時間調べていた。

9月29日から出店と決まり、前日28日の営業時間終了後に搬入開始。
レイアウト等は事前に計画していても、実際に並べて初めて気が付く事もあり、この日も照明が足りないのが判明。陳列する台も足りなかったそうだ。

帰宅したのは日付が変わる少し前で、翌朝は5時に起きて近くの集落の市場で照明器具の準備をし、商品の植物も更にトラックへ積み込む。
準備が終わったのは8時半を過ぎており、タイ人な妻はそれから入浴。w
搬入出来る時間は一応決まっており、「間に合わないぞ!」と急かして家を出たのは9時前。
ムアン(中心街)へ入ったのは9時半頃であと少しな所で赤信号。
私の車は直進車線の先頭であり、青信号で発進して交差点を渡り終えた所で道が少し左カーブしているのでハンドルを左にきり始めると、私の車の左側をすり抜ける様に追い越すバイクに気が付いた。
危ないのでアクセルペダルを離してブレーキを踏もうとすると、左からすり抜けたバイクが中央線側へ寄って車と接触。
音はしなかったが、ハンドルを通じて軽いショックを感じた。
バイクは少しだけフラッとしたが転倒せず、運転している若い女性はバイクの後輪の右側をチラッと見た後に停止。

バイクとこのくらいの接触だとバイクが逃げてしまう事が多いが、停まったという事は私が悪いと思っているのかなと思い、私も直に停止。

降りてバイクへ近寄ると運転していた女性が手を合わせて「ごめんなさい」と謝り始めた。
車を確認すると目立つ傷は無いし、相手のバイクも同様。
「お互いに被害は無いからマイペンライで良いじゃない?」と妻へ言うと同意。
「お互いに被害が無いのでマイペンライで終わらせたいけど、もし貴方が転んで怪我をしていたらどうなるの?ヘルメットも使ってないし、死んでたかも知れないわよ。貴方が悪くて貴方が怪我をしても、私達は知らない顔は出来ないでしょ。少なくても警察へ行かなければならないし、そうすれば午前中は仕事も出来ない。無茶な運転はいけないし、ヘルメットくらい使いなさい。分ったわね。気を付けなさいよ。」
相手は20歳前後で私達の子供の年代なので、少し煩く言ったそうだ。

もう一度「ごめんなさい」と言って走り始めたバイクの後ろを私も走り始めたが、バイクの行き先は私達と同じ商業施設。
私達と同じく時間ギリギリで急いでいたのだろう。
バイクは駐輪場へ行き、私達は搬入口へ。

「このくらいで済んだから良かったけど、出店初日から事故で開けられなかったらどうするの?冗談じゃない!」と言いながら、妻は商品をカートへ載せて搬入開始。
店舗スペースへ行くと電源の準備が未だだったそうで、「朝から忙しいのに全く…」と文句を言いながら開店準備。
妻は、定められた時間内に搬入を終わらせ、やれやれ。

日本で暮らしていた時は、20年間無事故無違反だった私だが、タイへ来てからは、今回の様な小さな事故を含めると全部覚えきれない程やっている。
多くは周囲の車両の無謀な運転が原因だが、運転免許の試験へ行っても、運転出来るのは当然で安全確認を細かくチェックされる日本と違って、タイは運転できれば免許が取得できる。(日本で何度かスクーターへ乗っただけの私でも練習無しの一発勝負でタイの二輪免許を取得可w)
子供の頃から親が(日本人から見ると無謀な)運転する車やバイクへ乗って育つのだから、悪いという意識も無いままに無謀運転をしていたり。

「郷に入れば郷に従え」と言うが、タイ東北部を代表する国立大学へ行っても、ヘルメットを使わない学生のバイクが群れて走っており、呆れている。
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最近の車の故障

2023年07月09日 00時41分00秒 | タイで車に乗る
3月に起きた車の発電機の故障。

夜間の車の故障って困るね。 - Menkarm World

先週木曜は妻の配達に付き合ってコンケンへ。午後から出たので配達が済んだのは18時過ぎ。さあ仕入れへ行こうと車のエンジンを掛けるとバッテリーの形をした...

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閉店後に無理をお願いして修理してもらったのだが、発電電圧が規格の下限であり、コンケンへ行った時に再びお店を訪問して相談すると「電圧は低めが良いのですよ。そのまま使ってみて下さい。バッテリーの持ちが違いますから…」と言われて使い続けていたが、5月末にバッテリーが突然死し、ガソリンスタンドで給油後にエンジンを始動出来なくなってしまった。

交換して1年弱で突然死は初めてなので、ネットで原因を調べると、満充電されないまま使い続けると良く無いらしい。やはり発電機に問題がありそうだ。

ウドンタニでいつもお世話になっているランシナ交差点近くの電装系専門店へ電話すると出張修理して下さるそうで、この日は仮修理でバッテリー交換だけやって貰い、後日お店へ持ち込んで発電機のチェックをお願いした。

店主の息子さんが担当して下さり、発電機を完全に分解して内部をチェックされたが異常無し。
それならとレギュレーター(電圧安定器)を交換して車へ取り付け。
エンジンを掛けるとトヨタ車の定格の14.2Vは無理だったが、13.9Vと十分に規格内。ライトを点灯し、エアコンを全開にして、スマホの充電をしても13.6Vとかなり改善されたのでOKを出した。
代金は最初に1400バーツ請求されたが、「工賃負けときます」と言われ1200バーツとなった。

ネット通販でジャンプスターターケーブルを買い、工具入れへ投げ込んでおいた。これで次からはバッテリーのトラブルで出張修理をお願いしなくて済む。

次の故障はエンジンの動力を後輪へ伝えるプロペラシャフトのユニバーサルジョイントの不良。


6月上旬にバンコクへ行った時に…

今年初めてのバンコク郊外仕入れの旅(その1) - Menkarm World

バンコク方面への仕入れは、昨年末に行って以来は電話で注文して宅配便で送って貰う方法に切り替えて仕入れコストが格段に下がったので、農園主な妻は喜んでいたが、最近出...

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有料道路の料金所へ入り損ねてバックしていると小鳥が鳴く様な金属の軋む音が聞こえて気が付いた。

中へ入れてある潤滑油が無くなり、錆が発生したりベアリングの玉が変形したりで起る。
私のは潤滑油封入タイプで潤滑油の追加が出来無いが、潤滑油を注入出来るタイプで点検の度に注油しても寿命は大きく変わらない。

ウドンタニへ戻っていつものSrisuk garageへ行き、エンジンオイル交換と合わせて修理をお願いすると、プロペラシャフトを外して点検され、3つあるユニバーサルジョイントの後輪へ近い1つの動きが悪くなっているのが判った。
交換は工賃込みで1500バーツだった。

このお店で素晴らしいのは、正確で素早い作業。今回は二人の整備士が担当され、一人がユニバーサルジョイントの交換中にもう一人がオイル交換と簡単な点検を済ませ、車を持ち込んで店を出るまでに30分掛からなかった。

これがどこかのディーラーへ行くと、頼みもしない添加剤を勝手に入れて高額請求したり、

タイで日系自動車会社の看板が泣いている。 - Menkarm World

私の車は走行距離が60万キロになったので、15万キロ毎のタイミングベルトの交換時期。運転席のメーターパネルの黄色い警告ランプ「T-BELT」が...

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整備士が作業中にタバコを吸いに行ったり、整備が終わって車が出ているのに請求書が出来てなく30分以上待たされたりと、まるで当たり前の様に酷いサービスが提供されたりする。

酷い店の特徴は「責任者不在」。要するにサービスの品質を維持出来る人が現場へ居ない。目が届いていない。

上で記事に書いた2つのお店は、既に引退された先代も時々店を歩いて顧客や従業員へ声を掛けておられるし、店主は店の中で一番忙しそう。
どちらのお店も仕切っておられるのは女性だ。
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夜間の車の故障って困るね。

2023年03月14日 08時22分00秒 | タイで車に乗る
先週木曜は妻の配達に付き合ってコンケンへ。午後から出たので配達が済んだのは18時過ぎ。
さあ仕入れへ行こうと車のエンジンを掛けるとバッテリーの形をした赤いランプが点灯。

これは発電量より使用量が多いと点灯する。電圧計は12Vを指しており、発電してないのが判る。
既に薄暗くなっており、ライトを点けて走ると電圧は11V台へ低下。
このまま走ってウドンタニへ帰るのは無理。
コンケンで泊まって明日修理するか、それとも閉まっている店のシャッターを叩いて開けて貰うか?
悩みながら車を走らせていると、片側だけシャッターが開いて奥に明かりの見える車の電装系専門店を見つけた。電装系のお店はバッテリーメーカーの看板が出ている事が多いので見つけられる。
左後方へバイクが居たので停まり損ね、一度通り過ぎてUターンを2回して戻ると、ちょうど店主が出掛けられるところ。
妻が事情を話すと「それはお困りでしょう」と、従業員を電話で呼び出して修理開始。

発電機のプーリーのワンウェイクラッチの故障なら異音がするし、接点の摩耗ならバッテリーの形をした赤い警告ランプの瞬時点灯を繰り返すのが今までのパターン。
ウドンタニを出発する時の電圧は定格の14.2Vよりやや低い14Vで、そろそろ修理かなとは思っていても、いきなり発電しなくなるとは思わなかった。
取り外して点検の結果はやはり接点摩耗。
「接点交換での修理は時間が掛かるので、リビルト品(中古再生品)との交換で良いですか?」と言われ、日本だと十万円弱なので「ゲゲゲ…」とビビりながら価格を尋ねると2千バーツ(8千円弱)。
ウドンタニで発電機の接点とプーリーを交換して、毎回2千バーツ強払っているので、少し安く済みそう。
ここで店主家族が揃ってお出掛け。ちょうど出られるところで修理をお願いして、約20分足止めしてしまった。

それから5分程で発電機の取り付けが終わり試運転。
バッテリーの形をした警告灯は消えたが、今までならアイドリング時に14.2Vだった電圧は13.5
Vと低め。「バッテリーへ充電しているからですよ。」と言われるので、そんなものかなと思うも、少し不安を感じながら店を出た。

既に19時を過ぎており、予定していたお店へ仕入れに行くと、施錠して帰られるところ。開けて貰って仕入れ完了。
さてウドンタニへ帰れるぞと車のエンジンを掛けると、やはりアイドリング時に無負荷で13.5V、ライトを点灯してエアコンを全開で13.2V。スマホを充電すると13.0Vまで下り、既にバッテリーの充電は終わっている筈だが、やはり低いまま。

スマホでネットを検索すると、無負荷で13.5V以上、負荷を掛けて13V以上なら正常らしい。
交換したばかりで規格値下限は気になるが、もう夜でさっき修理したお店は誰も居ないし、次にコンケンヘ行った時に相談することにしてウドンタニへ戻った。

閉店後の修理対応は本当に有り難かったが、不安の残る商品だったのは残念。
普通なら電圧なんてチェックしないから気付かないし、こんな物かも知れないけれど…。

娘が夏休みに入って、一緒に勉強する私は忙しくなり、毎週末を心掛けていたブログの定期更新が難しくなった。
夏休みが終わる5月末まで低い頻度の不定期更新となるので宜しく。
m(_ _)m




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タイで日系自動車会社の看板が泣いている。

2023年02月25日 14時38分00秒 | タイで車に乗る
私の車は走行距離が60万キロになったので、15万キロ毎のタイミングベルトの交換時期。運転席のメーターパネルの黄色い警告ランプ「T-BELT」が点灯して通知される。

さてどこで交換しようかと取り敢えず集落の整備工場へ相談するが、簡単な見積もりをさせると部品代だけで5千バーツを超えて却下。
「timing belt vigo」で検索するとテンショナーやベアリングが含まれた一式が千5百〜3千バーツで売っており、前回ディーラーで交換した時は工賃込みで5千バーツ弱だった。
この集落の整備工場は、エンジンやミッションの分解整備も普通にやっており腕は確かなのだが、私が外国人だからか店主が居ると割高になってしまい残念。

それなら前回同様にディーラーで整備しようと伺い、21日(火)の朝一で予約した。料金を尋ねると「8千バーツくらいかな?」と言われ、前回よりかなり高いが、点検やオイル交換料金も含まれているだろうと思っていた。

21日の朝は早めに出発したつもりだったが、朝の渋滞へ巻き込まれて予約の8時より数分遅れでディーラーへ到着。
私はタイ語が幼児レベルなので、事前に翻訳アプリで作った

を見せるとタイミングベルトが判らない様子なので、ボンネットを開けて指で示して確認。
依頼内容は「タイミングベルトとフロントベルト(補機ベルト=昔で言うファンベルト)の交換」。
店内のソファへ座って待っていると、係員の女性が来て見積もり金額約7200バーツ(3万円弱)を示して了承を求められる。
「前回は5千バーツなのに、今回は何故高いのか?」と尋ねると「物価上昇」と答えるが、どう考えても2千バーツ高くなる訳が無い。
自宅で仕事をしている妻へ電話し、「整備代金が馬鹿高いので電話して内容を確認しろ」と指示。
しばらくすると折返し電話があり、「整備内容へ燃料噴射バルブの清掃があったので止めさせた。それでも前回より千バーツ高いので、タイミングベルト一式とフロントベルト以外の整備をしないように言い、もし依頼以外の整備をしても代金は払わないと念を押した」と言う。

タイミングベルトの交換は15万キロ毎で、それに合わせて燃料噴射バルブの清掃をするのは合理的。但し、私の場合は一年前に街の整備工場で洗浄しており、今回の洗浄は不要。顧客へ整備を薦めた後に、了承を得てからやるべきで、依頼してない整備を勝手にするのはマズいだろう。

2時間弱で交換が終わり会計へ。ここで支払い前にスマホの翻訳アプリを使って請求書の内容を精査したかったが、会計係の職員は明細を見せずサインだけ求められる。
サービス担当の職員から「タイミングベルトとフロントベルトを交換しました」と言われて鍵を渡されたので、大丈夫だろうと思って代金約6200バーツを支払い帰宅した。

自宅へ戻り、袋へ入れて助手席の足元に置いてあった交換済部品を確認するとメーカー純正でもないプラボトルが2本ある。

どうやら添加剤らしい。領収書の明細を見ると税込み996バーツ。
あと千バーツ高かったのはこれだ!

メーカーからベルトの交換時に添加剤の使用が指定されているなら文句は言えないが、本来自動車の運行へ必要な薬剤はエンジンオイルや燃料へ入っており、ワザワザ添加剤を使用する必要は無い。更なる性能の向上を期待して車両の持ち主が好みで入れる物だ。

農園で仕事をしていた妻を呼んで説明すると「あれだけ言っても、まだ依頼しない整備をするなんて酷いね。こんなのを許すと良くないから、千バーツだけど取り戻す」と言い始めた。
妻がネットで検索すると同様の事例が出てくるらしい。「顧客の無知を利用したボッタクリ」と書いてあるそうだ。

昼前に妻が電話すると、サービスの担当者は「ごめんなさい」と言うばかり。妻は「ごめんなさいだけでは済まされない。あれだけ言ったのにやったのだから、代金は当然返してもらう」と言うと、「上司と相談して、折返し電話します」と言って電話が切れた。
13時半まで待っても折り返しの電話は無く、「これはスルーで逃げ切りパターンじゃないの?」と妻へ言うと、「こんな事もあるかなと思って朝の電話で担当者の名前を聞いたのよねw」と笑う妻。
ディーラーへ電話を入れて担当者を呼び出し
妻「〇〇さん、どうなっているの?貴方で出来ないなら上司と代わりなさい。貴方がやった事を直接話すから!」
担当者「私が自分で払いますから、上司と話すのは勘弁してください。」
妻「あらそう。それでは振込先の口座情報を送るから、私とラインで繋がってくれる?スマホの電話番号は〇〇✕△…。今日中に振り込んでね!」

「担当者個人のお金で賠償すると言われてもマイペンライしてやらないの?」と私が尋ねると、「そう言えば可哀想だから私が許すと思って言ってるのよ。その証拠に振込先としてワザと私の口座のQRコードを送ったら、口座番号と名義人名が欲しいと言ってきた。当然ディーラーから返金してくるわ」

15時頃に電話が入り、「返金するにはお客様のIDカードと住居登録証が必要です」と言ってきた。
妻が「貴方が悪い事をして、返金するのに私のIDカードが要る?顧客へどこまで迷惑を掛けるの?分かったわ。じゃあ今からそこへ持って行きましょうね。」と言うと、「あっ!じゃあ要りません。会計担当者が要らないと言いました。今から送金します。」
…と言うことで、996バーツの返金完了。

結局タイミングベルト一式とフロントベルト(補機ベルト=昔の言い方でファンベルト)の交換料金は、約5200バーツ。前回の約4900バーツから物価上昇と言われて理解出来る金額だった。

タイミングベルト一式とフロントベルトの交換を依頼し、本来の料金は約5200バーツであるにも関わらず、依頼してない燃料噴射バルブの洗浄と添加剤ニ種類を無断で追加し、料金を4割(約2千バーツ)増やして請求する。
顧客の無知につけ込んだ悪徳商法だと私は思うが読者の皆様はどう思われるか?
しかもやっているのは街の小さな整備工場ではなく、日系自動車の正規ディーラー。
どうなってるの?

私はこの自動車会社のファンで、日本では車にもサービスにも満足していた。
タイでも日本と同様のサービスが提供されるのを心から願っている。
少なくとも顧客を裏切らず、真っ当な商売をすべきだろう。

以前だとネットで日本のお客様相談室と連絡が取れたが、最近は日本で販売して日本で使用する車のみの対応で、海外からだと連絡が取れなくされている。
腹の虫が収まらないので、串を通して日本のアドレスを利用して自動車会社のIR担当へコンプライアンスや販売会社への指導について質問して見るつもりだ。

目先の利益を追って顧客からの信用を失えば、待っているのは地獄。
妻が何人かの友人と話したが、既に良い評判が無いのが残念だった。

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月から帰還中

2023年02月04日 11時38分00秒 | タイで車に乗る

我家の車の走行距離が先月末に60万キロとなった。購入は2006年末なので、16年掛かった。

30万キロに到達した2015年2月に

30万キロ通過。目指せ60万キロ!? - Menkarm World

タイへ転居してきた2006年末から使っている車トヨタハイラックスが、先日走行距離30万キロを達成した。ちょうど8年である。購入した当時は買い物等で集落内を走るく...

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と記事を書いたが、それから8年で目標達成!

10万キロ(3年)点検と車検 - Menkarm World

2018年の1月末に45万キロだった車の走行距離が、昨年末に55万キロとなったので点検整備する事にした。自...

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上の記事で、2020年末に55万キロと書いているので、近年は年2万5千キロ走っている。

月と地球の往復距離が約77万キロだそうで、あと17万キロで地球へ到着。最近のペースだと到着まであと7年掛かりそうだ。

今回の60万キロ到達で予定している整備は、
エンジンオイル交換(12500キロ毎)
オイルフィルター交換(同上)
エンジンのエアフィルタ(5万キロ毎)
タイミングベルト交換(15万キロ毎)
補機ベルト交換(同上)
ブレーキ点検
他の油脂類は55万キロで交換済なので、次の交換は2年先の65万キロを予定している。

そろそろヤバいのは
クラッチ(前回30万キロ強)
ウォーターポンプ(前回30万キロ弱)

ずっと気になっているのは
ブレーキのカップキット等のゴム部品の劣化。
日本では車検の度に交換されてたが、タイでは故障してから交換か?

直ぐに整備したいところだが、娘の高校の寮の環境が劣悪で、高3は校外のアパートを借りる予定だが、支払いが1年分一括らしく、家業が不景気で厳しいので車は後回し。www
しばらく様子を見た後に出来るだけ早くやりたい。

↓広告の下に青いバナー「タイ情報」がありまして、押して頂けると励みになるので嬉しいのですが、お願いしても応援して下さる方は十数名で、毎日2百人以上の方にスルーして頂きました。
(T_T)
ランキングは深く沈没して定位置へ復帰。
いや〜、やはりここは静かで落ち着くなぁ。www
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車からチンリー(コオロギ)の鳴き声が聞こえる。

2022年11月26日 13時46分00秒 | タイで車に乗る
数ヶ月前から車のエンジンを始動するとエンジンルーム付近からリリリ…と金属を擦り合わせる様な音がし始めた。

最初はファンベルトかと思ったが、前回交換から14万キロ走っていても点検すると異常無し。
音源を探すと、右前輪付近からだと判った。

恐らくショックアブソーバーだと思ったが、液漏れしてないのでもうしばらくは使えるだろうと判断し放置。
2ヶ月程そのまま使って、未だ液漏れしてこないが、轍でハンドルの取られ方が大きくなった気がしたので修理する事にした。

ショックアブソーバー付近から異音がすると言って修理へ持ち込んだが、どんな音か判らないのか数人が集まって相談されているので私が行くと「どんな音ですか?」と言われ、「エンジンを始動すると、駐車したままでもサスペンション周辺からチンリー(コオロギ)の鳴き声の様な音がすると伝えた。
「え?チンリー?」と言いながらエンジンを始動すると「リリリ…」とエンジンの振動に合わせて音がする。
「ああ、この音ですね」。やはり右前輪付近から音がしている。
若い職人がサスペンションのコイルばねを持って少し動かすと異音はピタリと止まった。
「判りました。先に点検しますのでお待ちください」と言われたので椅子へ戻ると、店主のおばちゃんが来て「左右両方点検しましょう」と言われる。
異音がするのは右前輪であり、左は問題無いと思ったが、こういうのは経験を重ねたプロへ任すべきだろう。

しばらくして呼ばれたので行ってみると…

前輪のコイルばねとショックアブソーバーのユニットが分解してあった。

経年劣化でショックアブソーバーの軸とコイルばねの受け皿が当たって擦り合い音が出ていたそうだ。
音が出てなかった左側も同様で、交換を薦められた。

私の車は前輪が多角形に偏摩耗し、有名メーカーの半額のタイブランドのタイヤが原因と言われたが、偏摩耗の原因は安いタイヤが原因だけでなく、軸が摩耗してぐらぐらと動くショックアブソーバーかも知れないと思って両方交換する事にした。

ショックアブソーバーとコイルばねの受け皿とゴムブッシュを交換してユニットを組み立て、車両へ取り付け。
アライメントテスターを使って調整し、職人の責任者が試乗して修理完了。

今までにディーラーや近所の整備工場で前輪のショックアブソーバーを交換すると、ショックアブソーバーの代金だけで2千5百バーツくらいを言われており、工賃を合わせると3千バーツを超えている。
今回はコイルばねの受け皿も交換するし、左右なので2倍。右後輪のショックアブソーバーの下側も路上落下物と当たって取付部の金具が曲がり、千切れたゴムブッシュを交換したので、安くても8千バーツ弱を予想したが、請求書を見ると…

前輪ショックアブソーバーが2本で2500バーツ。
コイルばねの受け皿が2つで1600バーツ。
右後輪ショックアブソーバーのゴムブッシュが150バーツ。
工賃が900バーツ(2時間弱)。
アライメントテスターが450バーツ。
合計5600バーツ(約2万2千円)。
2千バーツくらい安く済んだ。
しかも自宅近くの整備工場だとアライメントテスターなんて持ってない。
面倒でも足回りの修理はムアンの専門店へ行くべきだなと思った。

帰りにウドンタニの外周路で轍のある車線を走らせてみたが、左右へ振られる不安定さは無くなった。
前輪のショックアブソーバーを交換する時は、コイルばねの受け皿の穴も確認した方が良さそうだ。

車の走行距離は59万キロを超えた。妻はオートマチック車が欲しいそうで、息子が大学を卒業したら買い換えるなんて言ってるが、私は愛着が湧いて手放すなんて、とんでもない。100万キロを目指すつもりだ。

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貴方の応援が励みになります。
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6千バーツで狙われた命

2022年11月23日 18時13分00秒 | タイで車に乗る
噂話を元に書いたので、後日報道を見ると事実とかなり違いがある。
記事は今のところ間違いのあるママなので、そのつもりで。

今回は身近に起きた事件の話。
3月頃からタイの園芸業界は不況と言われており、我が家もこのままではマズイとテキ屋稼業(露天商)を復活。

今週日曜は某商業施設への出店で、妻がトラックから商品を下ろして準備するのを私が待っていると、隣の店主と押し掛けて来た人達の激しい口論が始まった。
数日前にコンビニの駐車場で店主の車が当て逃げされ、監視カメラの映像で当てた車が判明したので警察へ告訴すると、加害者の父親達が「当ててないから取り下げろ」と言いに来たらしい。
全く話にならないので、警察署で話す事になり、隣の店主は店を息子さんへ頼んで出かけた。

それから私は自宅へ戻り、妻は営業開始。
夕方に再び商業施設へ向かっていると妻から電話があり、「銃を持った変な男が隣へ来ていて危ないので、店へ近寄るな」と言う。
私が商業施設へ着いた時は、店主の通報で警察官が来ており、変な男は逃げた後。
何が起きているのか妻へ尋ねると、当て逃げした加害者は告訴を取り下げろと言うが、店主は車の修理代金6千バーツを払うまで取り下げないと言って警察署でトラブルになり、加害者は店主を殺すと言って付け回しているらしい。
最初は御自宅で待ち伏せしていたそうだが、店主の息子さんが不審者がいるのに気付いて店主へ連絡。店主は加害者へ電話して店へ居るので用があるなら来てくれと言うと、商業施設へは来たが、遠くから様子を覗っているのに店主が気付き、警察へ通報すると加害者の男は逃げてしまったそうだ。

警察官も帰ったのて、妻の露店の前へ車を停め、妻が商品の積み込みを始めようとしたその時に、隣の店の奥さんが叫び声を上げ、妻が「来たから逃げよう!」と言う。
当て逃げの加害者は私の車のすぐ後ろへ車を停めて、拳銃を持って凸してきた。

私が見ると隣の店主は素早く後ろへ回って加害者を羽交い締めにし、

一緒に居た息子さんへ指示して手に持った銃を奪い取らせようとしているところ。
揉み合いで銃が暴発する恐れがあり、先ずは妻と娘を避難させようと車へ乗せると伏せる様に言って、建物の陰へ車を入れた。
直ぐに現場へ戻ると商業施設の警備員が2人来ており、一人は奪って投げられた銃を拾い、

もう一人は加害者の頭を殴ると「グチ!」と嫌な音がして、店主から止められていた。

私だったら警察へ引き渡すまで犯人を抑え込んだままにするが、店主は加害者へ大人しくしろと言い聞かせてベンチへ座らせ、奥さんへ指示して水を出し、飲ませてやっていた。
犯人は床へ倒された時か警備員へ殴られた時に額を怪我しており、床へは血溜まりが出来ていた。

しばらくしてパトカーとバイクへ乗った警察官が到着。
犯人を引き渡し、店主も事情聴取があるので警察署へ向かった。

奥さんの話では、犯人が凸って来た時に店主はちょうど包丁を持っていたそうだが、その包丁を置いて素手で犯人へ飛びかかったそうだ。
(私だったら撃たれる前に刺してしまいそう。w)
店主は若い頃に建築士だったと伺っていたが、余りに手際が良いので警察官や軍人の経験があるのかと尋ねると全く無いそうで、高校までずっとドンボスコ校だったので、その頃に流行った柔道を熱心にやっておられたそうだ。

トラブルの原因は当て逃げで、損保があれば損保会社が交渉してくれるのに、何故自分で交渉されたのか尋ねると、更新を忘れて事故の一週間前に切れていたそうだ。
他人の車を壊せば自分の責任で修理するのは当然なのだが、世の中へはそれが分からない人が居るらしい。

私も8月に無免許・無車検・無保険に追突され、駐車中の事故なので相手が100%悪いにも関わらず、文句を言われたり喚かれたりで大変だった。
私の場合はこちらの損保会社が全て対処してくれたので、何を言われても完全スルーで笑っていれば済んだが、もし保険が無ければ被害者にも関わらず文句を言われて賠償も取れなかった筈。

理解に苦しむDQNの相手はやりたくないので、タイで車を運転するなら「きちんと使える損保」の契約は欠かせない。
私の車も1月上旬が車検。保険の更新を忘れないようにしよう。

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m(_ _)m

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古い車の維持は小さなメンテの繰り返し。

2022年10月01日 12時03分00秒 | タイで車に乗る
2006年末にタイへ移住して買った車(ハイラックスビーゴ)の走行距離は58万3千キロを超え、そろそろ最初の目標の60万キロへ届こうとしている。
今日は最近やったメンテの記録だ。

ヘッドライト
以前は虫除けクリームの有効成分のDEETがライトのカバー部分の透明プラスチックを溶かすので、ティッシュペーパーへ虫除けクリームを着けて磨いたが、手早い作業が必要でコツも要るので、作業し易い物はないかと探していて思い付いたのが塗装の仕上げ研き用のコンパウンド(研磨クリーム)。
コンパウンドを布へつけて塗り広げ、軽く擦りながら拭き取ったら終わり。劣化部分が残って気になれば数回繰り返せば良い。
新品同様にスッキリピカピカとはならないが、古い車なのにキレイだねと言われる程度にはなる。


バックランプ
バックする時に暗くて気付いたが、点いたり点かなかったりするし、点かない時は左右両方点灯しないので、トランスミッション(変速機)側のスイッチだと気付いた。

上の写真はネットの拾い物で別車種だが、似たようなスイッチが入っている。
ミッションを下ろさなくても車の下へ潜り込んで交換できるらしいが、少しミッションオイルが漏れると聞いて近所の整備業者へ依頼。工賃込で500バーツだった。

エアコンからの水漏れ
運転中に助手席の足元が濡れており、エアコンユニットから水がボトボト落ちているのに気付いた。

エアコン側で排水管(写真赤矢印)を抜いても水が出ないので、排水管内ではなくエアコン側で排水が上手く行かないのが判った。
エアコン側の排水口へ細いボールンをそっと差し込むと水がどっと出たので素早く排水パイプを接続して修理完了。
足元のマットや不織布の水を拭き取って、捲ったまま1日放置していたら乾いた。

運転席側の水漏れ。
2年近く前から運転席側のマットの下がいつも湿っており、エアコンからの水漏れを疑って修理に持ち込んでも異常無いと言われ、原因が見つからなかった。
運転席の足元を捲った後にホースで車へ水を撒くとアクセルペダルの右を通って水が入るのを確認。
不織布の内張りがあるので直接目で確認出来ないが、ボンネットを開けるワイヤーを通す車内側の不織布の穴へ指を入れると…

穴の上側が濡れている。
チョロチョロ水を流すホース片手に調べると、フロントガラスへ向かって左下へ水を掛けると漏水するのが判った。

ワイパーモーターの格納部を開けて原因箇所を探ると赤矢印の穴の右端へ水を掛けると漏れている。

太めの針金を曲げてヘラを作れば穴の中へ防水シリコンを塗れるだろうが、中は見えないので確実に塗れる自信が無く、面倒になって穴を全部塞いでみた。

もとに組み立てた後にホースでジャブジャブ水を掛けても大丈夫で、大雨の中を走らせても大丈夫だった。

タイヤの多角形摩耗。
私がタイへ来た15年前はコンクリート舗装ばかりだったが、近年アスファルト舗装が増えてくるとやはり大型車両によって轍(わだち)が出来てしまい、地盤の弱い場所はまたコンクリート舗装へ戻されている。
私の車はアスファルト舗装だと気にならないが、最近増えたコンクリート舗装だと走行中にタイヤ付近からパタパタと音が聞えるのに気が付いた。
前タイヤを外して点検すると、タイヤの内側の摩耗が均一でなく、多角形に摩耗している。

ヨコハマタイヤのページから拝借

ヨコハマタイヤのページを読むとタイヤの回転に問題があるらしく、私の手に負えないので、アライメントテスターを持つ業者へ持ち込んだ。
走行中に異音がすると言うと、整備士が試乗された後にジャッキアップしてベアリングをチェックされた後にタイヤが原因と言われた。
有名メーカーの半額で売っているタイブランドのタイヤだが、私同様に異音がすると持ち込む人が居るそうだ。
そのまま使っても構わないが、音が気になるなら交換するしかないと言われた。
アライメントやベアリングに問題があって偏摩耗したと思ったが、安いタイヤが理由とは…www。
もちろん、このまま使う事にした。w

このタイヤの異音の原因を探していて気が付いたのが、前輪のサスペンションのアームとスタビライザーを接続する継手の劣化。

拡大すると…

ゴムがヒビ割れている。
ゴムだけでなく関節状の継手を左右交換して2千バーツ。

車が古くなると次々と不具合が起きる事もあるが、原因を探して1つ1つ解決する楽しさがある。
私が対処出来ない時はプロへお願いするが、作業を見学して次は自分で直そうと思ったり、部品を交換されて車が若返るのを喜んだり、もう趣味の世界。w

最近はエンジンルームからファンベルトらしき音がするが、発電機の電圧が下がり気味なので、もしかすると発電機のプーリー内臓のクラッチかも?と思ったりで楽しんでいる。

発電機、ウォーターポンプ、クラッチの3つがそろそろ寿命の筈で、ブレーキの油圧系統がノーメンテで要監視。
エンジンが2200回転前後でカチカチ騒々しいのも気になるが、ネットを英語で検索すると同系統のエンジンで1800回転付近で同様の症状が出ると書かれており、多いらしい。
もし壊れても直せる店を見つけたので、心配しない事にした。

妻は、息子が就職したら買い換えるつもりらしいが、百万キロを目指して頑張りたい!

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