Menkarm World

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キリンになった娘

2021年03月27日 09時39分00秒 | タイで子育て

娘の志望校の合格発表が19日にあり、娘は補欠なのを前回の記事でお知らせしたが、合格者の辞退が25日に締め切られ、30名の合格者中9名の辞退が発表された。
既に合格発表されたトリアムウドム高など上位の学校へ入るか、全員入寮で提出課題も多く、塾へ通い難いのが辞退の理由だろう。

26日に補欠リストの上位から補欠合格者の意思確認が行われ、補欠からも5名の辞退があったそうで、補欠リストの14番まで進んで9名の繰り上げ合格が確定。
昨年はこの段階で補欠の21番まで進んだそうで、運が良ければ娘も合格確定かと期待したが、残念ながら届かなかった。

しかしながら、27日に行われる入学手続きへ来ない生徒も多いそうで、追加合格すると24時間以内の入学手続きを求められるので、既に合格している生徒のお母さんから、そろそろ準備しておきなさいと言われて書類の準備。そのお母さんは準備に3日掛かったと言われたそうだが、証明書類のコピーと記入で本当に半日仕事だった。
一番大変だったのは収入印紙の購入で、郵便局へ行っても置いてなく、市場の近くの雑貨屋数軒へあたっても無し。陸運局の支局へあると言われて行っても欲しい金種が置いてなく、知り合いから絶対にあると言われた隣町の役場へ行くと、職員は面識の無い隣村の住民へ親切にしてくれず、収入印紙は無いと言い張る。
どうやら販売用に置いているのではなく、役場での書類作成用に持っているらしく、絶対に持っていると見た妻が粘りに粘って分けて貰った。
簡単に思える事でも、私の様な郊外の農村在住者が素早く準備するには意外とハードルが高く、学校への移動時間も考えると、事前の準備無しに繰り上げ合格から24時間以内の合格手続きは難しいかも?
入学手続きに必要な書類が分からないと、未だに問い合わせている親も居るとか…。

例年だとこれから上位校の合格発表に従って辞退者が出るそうで、補欠リストも50番くらいまで進むらしい。
入学手続きが行われる27日と、マヒドン高の合格発表がある来月9日の後ろに辞退者が増えるだろう。

一発合格する実力が無かったので仕方がないが、娘は繰り上げ合格の電話が来るのを、首を長〜くして待っているところだ。

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ウォモウォ合格発表!

2021年03月21日 00時41分00秒 | タイで子育て
19日(金)はウォモウォ(国立大附属高の科学者育成コース)の合格発表。

娘の志望校は、合格者(トゥアチン)30名と補欠(サムローン)75名を発表し、娘の学校からの合格者は1名。合格者が少ないのは試験日がトリアムウドム高の翌日と厳しい日程だったので、バンコク周辺の難関校合格に自信がある上位の5、6名が来てない為。

娘は残念ながら補欠。
但し、例年合格者の大部分はバンコク周辺の難関校へ入る為に入学を辞退するらしく、提出課題が多くて塾へ通い難くかったり、入寮が必須でしかも寮へエアコンが無いのを嫌ってか、補欠からの繰り上げ合格を辞退する生徒も居るそうで、昨年は補欠の50番台の生徒まで繰り上げ合格になったと言われている。
ウォモウォは、大学受験で筆記試験の無いロープ1は強いが、塾での学習が足りないので入試に弱いという噂があり、私も心配して調べたが、理数オリンピックの二次試験合格者数や娘の夢である医学部合格者数を確認して、大丈夫だと判断した。
医学部合格だけを見れば、今在籍している中高一貫校から毎年医学部へ30人以上、多い年だと50人以上合格するので魅力的だが、塾へ通っても地方なのでビデオ塾であり、実物に触れる勉強は限られる。覚えるだけの勉強より、実際に実験したり、テーマを与えられて研究したりの方が得られる物は多いと思うのだ。

理数オリンピックキャンプで知り合った志望校のウォモウォの上級生何人かにSNSで娘が相談すると、「俺は補欠の28番だったけど、絶対に通ると思ったので、補欠と知ってパーティしたぞw」、「私は補欠の37番だったけど、大丈夫だったよ」なんて話だったそうで、繰り上げ合格の可能性は高いと期待するが、上にも書いた通りで今年は入試の日程が厳しく、バンコク周辺の難関校合格に自信がある生徒の中には、ウォモウォの受験を見送った生徒も居るのが不安要因。

20日(土)からマヒドン高の二次試験が実施され、合格発表は4月8日。ウォモウォの入学辞退はその頃から出る筈なので、在籍している中高一貫校のソコボ(理数ギフテッド)コースの受験勉強をしながら、繰り上げ合格の知らせを待っている。

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土曜はモー3(中3)のO−NET試験

2021年03月14日 01時08分00秒 | タイで子育て
先ずは6日にあったトリアムウドム高入試の話の続き。
合格発表は15日(月)の予定だったが、11日(木)の夜に発表。
娘の学校から理数コースを目指した受験生は、ほぼポソウォト一次試験の成績順で合否が決まった。
マンションを買って準備していた生徒は二人共合格。
しかしながら小学生の頃からウドンタニでトップ争いをしていた生徒の一人が不合格。マヒドン高の一次も通っているが、トリアムウドム高は理数コースの受験でも文系科目の試験があるので、苦手科目があったかも?
娘の学校の普通科から合格した生徒も一人居られたそうで、人気の理数を避けるのも手かも?
娘は受験しなかったが、もし受けても運が良くて補欠に引っ掛かったかな?

13日(土)は、モー3(中3)のO−NET(全国統一試験)が実施。
昨年まではタイ全国のモー3(中3)の生徒が全員受験し、高校入試の判定に得点を利用する学校も多かったのだが、今年は新型肺炎の流行もあって任意の受験へ変更。来年からやらないって話も?
娘はポー6(小6)のO−NETで算数が満点だったので、モー3(中3)のO−NETでも数学の満点を狙って受験の申込みをしたが、来週が後期の期末試験で対策をしたいし、学年末と言うことで締め切り間近な宿題が大量に残っており、残念だが諦めた。

今週は、1日おきに2日間期末試験があって、木曜で中3終了で夏休みに突入。
金曜は附属高のウォモウォコースの合格発表。
通れば大学受験を目指した勉強を始め、落ちれば4月上旬の統一日に実施される公立高校特別コース(理数や英語)を目指した勉強。
マヒドン狙いで(落ちたけど…w)理数科目へ集中して学んでいたので、タイ語は中学へ入ってから塾へ行ってないし、英語もウォモウォ対策にネット塾で少しやっただけで、地元の塾へは1年以上通ってない。
金曜に慌てて本屋で問題集を買ったが、ヤバいな〜…。

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日曜はウォモウォ入試

2021年03月08日 00時18分00秒 | タイで子育て
7日の日曜に、ウォモウォ(国立大附属高の科学者養成プロジェクト)二次試験が行われた。

ウォモウォはイサーンだと、スラナリー、コンケン、マハーサラカームと3つの大学の附属高へあり、マヒドン高と同様のカリキュラムで理系人材の育成が行なわれている。
課題が多く、全寮制で門限も厳しいので、塾へは通い難いと言われているが、理数オリンピックのタイ国内二次試験の合格者は多くて進学実績も良く、学校側は塾へ通わなくても学内の勉強で十分と仰っている。
学費や生活費に国から年20万バーツの奨学金が出ているそうで、学費から寮費や食費に小遣いまで国から支給された奨学金で賄われている。

入試は、通常の附属高の入試とは別に行われており、一次試験はマヒドン高の一次試験と合わせて実施され、願書へはウォモウォ以外の学校を含めて第4志望まで書き込める。
二次試験はタイ全国のウォモウォが同じ日に行われ、受験できるウォモウォは1校のみだ。

前日6日がバンコクの名門トリアムウドム校の入試で、日程が厳しかったからか、娘の学校の上位4人はウォモウォの二次試験へ姿を見せず、他のトリアムウドムを受験した生徒は、土曜の夕方や日曜の朝の便で来たそうだ。
試験は9時からだったので、トリアムウドム校を受験しなかった娘は、日曜の早朝に出て車で行っても良かったのだが、古い車なので故障等のトラブルを心配し、留守番を農場の手伝いのおばちゃんへ頼んで、前日に入った。

マヒドン高受験の時は寝付けなくて薬を使った娘だが、今回は11時にベッドへ入って直ぐに寝られた。
試験当日の朝は、6時に起きて7時に会場入り。朝食はコンビニの弁当を車の中で食べた。
大切な試験の時はイライラし、ちょっとした事で母親へ噛み付いたりする娘だが、今回はリラックスしていた。

試験が始まると保護者は理学部のホールへ集められて説明会。

寮を担当される先生が話され、躾の出来てない生徒はお断りなのと、学校の行事や課題が塾や家庭の行事より優先される事。そしてバイクや車の運転は禁止なのを強調された。
それから昨年入学したモー4(高1)の生徒が十人程前へ並んでの質疑応答。
先生の説明と違ったのは、モー5(高2)でiPadが学校から貸与されるが、モー4(高1)から持ち込んだ方が課題提出等に便利な事と、国から支給される月2千バーツの小遣いでは、友達と焼き肉も食べに行けないので足りない事。
先生の公式見解を、先生の目の前で生徒が直ぐに否定してしまうのに、父母は馬鹿ウケで先生も苦笑しておられたが、校内で生徒を抑えつける様な教育がされてない証。学校では良い雰囲気で生活出来るだろう。

志望校へは附属校が2つあり、ウォモウォの定員は30人ずつの計60人なのだが、娘の志望は進学実績が上位な方で、合格出来るのは30人。
二次試験を受験したのは200人以上の狭き門だが、合格するのを祈りたい。

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今日はトリアムウドム高入試

2021年03月06日 10時37分00秒 | タイで子育て
トリアムウドム校は、チュラ大へ隣接した「タイで実力NO1」と言われる公立高校。
マヒドン高等の入寮が必要な難関校と違って、授業が終われば拘束されず、立地から塾へ通うのも容易なので、マヒドンへ合格してもトリアムウドム校を選ぶ生徒も居る。

今日7日は、バンコク郊外でトリアムウドム校の入試が行われ、娘のクラスの約半数が受験。数万人が受験するので朝の会場周辺は渋滞するらしく、娘の学校で成績トップの生徒のお父さんは早朝入場を宣言。今朝5時には「着いた!」とライングループへ書き込みがあった。

娘も行きたがったが、学校には寮も無いそうで、隣の大学へ通う息子は実習で地方と行ったり来たりで同居は無理だし、バンコクへ親戚も無くて、女子高生を一人暮らしさせるのは不安が多く、もし合格しても通学出来ないので断念。
アパートに1万バーツ、食費等に1万バーツ、学校や塾の月謝に1万バーツと合わせて月約3万バーツは必要で、経済的な負担が大きいのも理由だ。
娘は受験だけでもと粘ったが、バンコクへの移動も必要なので、そんな余裕は無いと却下。

娘の話では、定員が千5百人弱と多いので、模試の成績から合格を見通して、早々と学校の近くへマンションを購入した生徒も複数居るそうだ。余裕がある人が裏山椎〜。

受験する生徒達、頑張れ〜!!!




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