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子供の教育 5(中学受験)

2012年06月26日 21時47分12秒 | タイで子育て
上の子供が中学生になる時に、事情が分からなくて困ったので、ウドンタニの中学受験事情を書く。地元に私立中学もあるが、うちでは特に狙った対策をしないまま受験した。ここでは公立中学の受験対策について書く。読まれる方は、この記事のカテゴリが失敗談であるのを理解して読んでほしい。
何度も書いたが、タイでは幼稚園と小学校の併設が多く、途中で人気校への転校は簡単でないので幼稚園選択は大切だ。ウドンタニで一番の中高一貫校ウドンピット校への合格実績を書くと、合格者の半分近くと飛びぬけて多いのがアヌバーンウドン。公立の幼稚園と小学校の併設校で、入学はウドンタニ中心街の居住者に限る等の制限があるが、住民票を郊外から中心街へ移してまで子供を通わせる人が多い。続いてカトリック教会系のドンボスコ、そしてカトリック教会系の女子高センマリとなる。(名称は地元で呼ばれるもので正式名では無い)ウドンピット校合格者の出身校を統計すると、ドンボスコとセンマリの合格者は、それ以下の実績の学校と大きく違わないが、これは他校を受験すると、自校の中学へ入学できない等の制限があるからだそうで、上位合格者はドンボスコとセンマリが多い。もし制限が無ければ差がつくだろう。うちの場合は、上の子は小学生でタイへ来たし、下の子は申し込み時期から遅れて手続きしたので、これらの学校へは入れられなかった。
公立中学の入試で得点になるのは、ポー4(小4)からポー6(小6)の成績と、タイ全国で行われるポー6の統一テストO-NETの成績、それと学校で行われる入学試験の成績だ。ポー4~6の成績は、タイの4段階評価で、どの科目も3以上あるのが好ましいそうだ。うちの子は足りないのがいくつかあり、後で苦労した。O-NETは、出題範囲がモー1(中1)までなので、小学校の授業だけでは足りない。それに対応した勉強が必要だ。うちの場合は5年生の後期まで私が教えたが、親は子供へ期待するし、子供は親に甘えてしまう。学校の先生でも親が子へ教えるのは難しいそうで、5年生が終わって6年生が始まるまで2ヶ月以上有るので塾へ行かせようと思った。塾はウドンピット校周辺へ多くあって、どこが良いのか分からない。妻の友人へ聞くと、ウドンピット校の先生が経営する塾が良いと聞いたが、塾はどこもウドンピットの先生がやっているのだ。(笑)結局は塾が集まっている地域のコピー屋さんへ行って、どこの塾が人気か教えてもらった。塾では5年生までの復習をするコースと、6年生の勉強を先取りするコースがあり、学力が足りないうちの子供は復習コースへ。夏休みの2ヶ月間毎日朝から夕方まで主要科目をびっしり勉強してもらった。夏休みが終わる頃、ウドンピット校の入試結果が塾へ張り出された。子供が通う塾からの合格率は2割。ちょっと少ないので、塾の周辺で情報収集。塾通いするウドンピット校の生徒らしき子供を見つけては、どこの塾の出身か聴いたのだ。早速見学へ行ってみると、ポイントを押えた暗記主体の授業で、考えるのが苦手で暗記だけが得意な我が子へピッタリ。但し、人数が多くて騒がしいので、座席は前列にすると約束し、6年生の1学期から通う事にした。<つづく>
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