前回に娘の学費が準備出来ないのを記事にしたが、
超ピンチ!!! - Menkarm World
4日に自宅売却の契約を予定していたが、買主がマッチャム(保証金)を準備出来ず白紙に。市場内の店舗の営業権を売却して保証金にしようとしたが、前権利者から...
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バンコク郊外の所有地周辺の不動産情報を共有するSNSのページへ投稿すると数人の仲介業者から連絡があり、その中の一業者が依頼から半日で購入者をみつけてくれた。
売却手続きを11日にするので、10日の朝に車でウドンタニを出発。
昼過ぎにナコンラチャシマのムアン(中心街)手前に到着し、工場中だがサラブリーとの中間点パッチョンまで部分供用されているモーターウェイ6号線に入る。
グーグルマップでは途中で通行止めのマークが表示されているが、それは工事中の料金所であり側道で迂回でき、途中のサービスエリアは仮設トイレが置いてあり、利用に大きな支障は無い。
6輪以上の大型車は入れないので空いており、快適に走行出来るし、料金は無料。


ダム湖がある付近は高架で景色が良い。
パッチョンで国道2号線と合流すると道路は混雑していたが、まあまあのペースで坂を下ってサラブリー通過。
いつもだと疲れて「もう許して〜」状態だが、今回は混雑して走り辛いナコンラチャシマ〜サラブリー間の半分を空いたモーターウェイを使ったからか、体はかなり楽。
サラブリーを通過した所でコンビニに入り夕食を調達し、ネットで予約しておいた安ホテルへ。
3人や4人部屋もある自動車旅行者向けのホテルで、幹線道路沿いなので少し車の走行音が聞こえるのと蟻が気になったが、リノベーションしてあるし掃除や洗濯も行き届き清潔感があって合格。
翌朝はゆっくり起きて昼前に出るつもりだったが、6時過ぎには妻が起きてゴソゴソし始め、私以外は前日に朝食も買っておらず、9時前には出発することに。
私は妻のこんなところが合わない。w
10時前には現地に到着し、コンビニで弁当を買って車内で食べる妻子。
所有地の状態を確認し、土地代金の入金確認へ行くバンコク銀行のタラートタイ支店の場所確認へ行くと更地になって工事中。
近くに居た警備員に訊くと数百メートル先に移転していた。
これだから事前に確認しておかなければならない。
それから土地局へ行くが、仲介業者と約束の13時は2時間以上先。
ホテルでゆっくりしてれば良いのに、何で早く行きたがるかな?
屋外の日陰で休んでいると12時半に仲介業者が到着。
13時前に屋内へ案内され、順番札を取ることもなく、そのまま職員のカウンターに案内される。
仲介業者が事前に話していたらしく、土地の名義変更の登記書類は残りサインだけの状態に準備されており、売却価格を確認する書類へサインしていたところで買主の代理人が到着。
スマホから送金するので入金確認をしてくれと言われたが、スマホで銀行口座を管理すると問題が起きる事があるので、スマホの購入は気をつけて! - Menkarm World
妻と娘のスマホが古く、銀行アプリが使えなくなったので買い換え。最初はネット通販で型落ちな格安スマホを買おうと思い、いろいろと問題がある話は聞いていたので、営業期...
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ネットバンキングをしてない口座に入金してアップデートしに銀行へ行きたいと話すと、金の持ち逃げを心配されたのか買主側が不安そうな顔をされた。
このことは事前に仲介業者へ話してOKを得ていたので、当然買主側へ話してあると思っていたが、私が買主でも不安だと思うので、土地の権利書は既に土地局へ提出してあり、売主(妻)はこのまま土地局へ居るし、入金確認は仲介業者の車に乗って行くと説明。
それでも不安そうな顔をされていたが、仲介業者が「入金確認に行くのは売主の夫の日本人で、私も同行するので大丈夫ですよ」と言うと、「日本人だから信用するけど、本当はダメだからね」と言って了承。
買主代理人のスマホから送金され、仲介業者の車でタラートタイの銀行へ向かう。
土地を購入した時は見渡す限り農地って感じだったが、コンビニや商店や食品加工工場やアポートが立ち並び、20年も経つと賑やかになるものだ。
銀行で通帳をアップデートして入金確認し、土地局で待っている妻へ連絡。
妻は土地局への手数料や税金の納付待ちで止めていたそうで、手続きを再開。
ここで税金等について書いておくが、登記手続きの土地局の手数料が売買金額の2%。この支払いを誰がどの割合でするかは、買主との交渉で決まる。
印紙税が売買金額の0.5%で通常売主負担。
5年未満の短期売買だと3%の事業税が掛かるが、今回は20年以上の保有なので無し。
そして売却利益への源泉徴収もあるが、これは売却益や保有期間によって算出され土地局のホームページで計算してくれるらしい。
税金や手数料は、その時の政策によって変更があるので、確認が必要だ。
私が土地局へ戻ると登記手続きがちょうど終わったところ。
買主代理人にお礼を言って、仲介業者へ手数料の支払い。
仲介手数料の相場は売買金額の3%が相場で、通常売主が支払うが、これも仲介業者との交渉で決まる。
領収証を求めたが出せないと断られた。
仲介業者は売主側と買主側がおり分配していたが、自社へ戻ってから更に分配するそうで、大変な割にはあまり儲けはなさそう。
夕方まで掛かると思っていたら、業者の事前準備が良かったので14時過ぎには終了。入金確認をオンラインでやってれば30分で済むらしい。
事前準備無しにやると、順番待ちもあって半日くらいは掛かりそう。
仲介業者へお礼を言って帰路についたが、少し不安があったので妻に忘れ物の確認をすると、タビアンバーン(住居登録証)が入ったファイルが1つ無い。w
仲介業者にも連絡を入れて慌てて土地局へ戻ると、登記手続きをしてくれた職員が気がついて保管して下さっていた。やれやれ。
駐車場で所持品の再確認をして帰り始める。
私がいつも使う道だと大回りなのでグーグルマップに任せたら、用水路沿いの狭い農道を通らされた上に、最後に幹線道路へ出る所で車高がある私の車はガード下を通れず、バンコクへ向かう上り車線へ出てしまう。
途中のジャンクションでもUターンへ入りそびれ、往復十数キロの遠回り。
やっと下り車線へ入ったが、追い越し車線以外は大型トラックがノロノロ走っており、時々追い越し車線にも入ってくるので、本来なら120キロ制限なのに80キロ以下でしか走れない。
サラブリーで2号線へ分岐しても同様で、先の空いた車線を見ながら車線変更を繰り返してペースを保つ。
最左車線がガラ空きで追越車線までトラックが入るのは何で?
パッチョンからモーターウェイ6号線へ入り、快適な走行。
下り車線のコンケン方面は工事中の料金所付近から290号線バイパスへ誘導され、ピーマイとの分岐の手前まで空いた快適な道を走れる。
そこから途中2度休憩を入れてウドンタニの自宅へ着いたのが21時半。
いつもと比べるとかなり楽だった。
15日が娘のアパートの本契約日で、それまでに学費の目処が立たなければキャンセルして息子と同居させるしか方法が無かったので、なんとかしなければと必死だったが、所有地の売却が出来て目先の確保は出来た。
残りは自宅の売却か私が日本で働いて準備するつもり。
自宅の売却は、不景気でパッとしなかったが、近くで長年準備中だったカリウム鉱山に中国企業の資本が入って操業を始めるそうで、
Chinese mining giant in deal to acquire 49% stake in potash mines
Reports indicate that SDIC Mining Investment and Italian-Thai Development are close to striking US$400 million deal
nationthailand
鉱区の地上の農地の耕作者への毎年の補償金(?)の支払いが始まったらしく、中国系やバンコク等他県の金が入って中国人技術者や鉱山労働者目当てにサービスアパートや普通のアパートを建てたいそうで、その土地を探して仲介業者が蠢(うごめ)いてミニバブルが始まった様子。
我家も、この波に乗って自宅を売却し、帰国したいところ。
いくつかの仲介業者やその代理人から話は来ているが、焦らして値引きさせたいのか、それとも様子を見ているのか買手の動きはのんびりで、売主な妻はイライラを募らせている。
集落でバンコクの大手不動産会社の代理人と言われている人は、我家の周りから新外周路(新バイパス)の予定地沿いに数年前から買い集めて造成を進めており、そろそろ新バイパスも期待したいが、こちらは不景気やカンボジア関連で政権が不安定化しており、工事が始まるかは微妙。
さっさと処分して帰国したいが、どうなるやら?
先日ネットニュースを見ていると、日本でも我家と同じ状況になっている人の話があった。
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最近は暇があれば故郷山口県の求人情報をネットで見ている。
年金を20年しか払ってなく、国民年金の払込は60歳までなので、正社員雇用されて厚生年金を払いたいところだが、還暦目前の糞爺を正社員雇用してくれる業種は限られる。
20年近くも夏休みを楽しんでブランクの長い私を雇ってくれるかも不安がある。
早く帰国して真面目に求職活動をしなくては。