Menkarm World

メンカームの趣味の部屋へようこそ!

何年も木を育て一度しか食べられない贅沢な食べ物。

2015年02月27日 20時51分18秒 | タイの美味しい食材


35バーツと書かれた袋へ入った白い物が何だか分かるだろうか?
(写真はウドンタニのニュースサイトUdonthani Updateから拝借)












ヨー(ト)マパオ。ココナツの木の先端の成長点だ。


(こちらの写真はブログ「メキシコの隅っこ」から拝借)
この写真では見えないが、幹の一番上端にあり、新芽が次々と出る部分だ。
筍のような食感で甘みがあり、生でも食べられるそうだが、イサーンではゲーン(タイカレー)や肉と炒めて食べるのが多いだろう。我家では 金平(きんぴら) 。新鮮なのは甘いので砂糖は入れなくてよい。鮮度が落ちると甘みが減り醸造酒のような匂いがする。
成長点を取られたココナツの木は、当然それ以上成長できず切り倒すしか無い。
価格は安いが、ある意味贅沢な食べ物でもある。

話は変わるが、日曜はいよいよ息子の本命の受験。数学の見落としがないか、私が教科書や参考書から問題を選んでは息子へやらせている。正答率は7割程度。難問を選んだつもりとはいえ、ん~厳しい。明日は塾で総仕上げだが、今日は集落の寺を巡って神頼みいや仏頼みか。w 自称キリスト教徒の筈だが、溺れる者は藁をも掴む。
週明けは娘の学校の期末試験なので、土日は私がその相手もやらなければならない。ひえ~ƪ(•̃͡ε•̃͡)∫ʃ


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俺の目標が◯◯も◯◯なんて・・・

2015年02月20日 00時01分25秒 | タイで子育て
済みません。伏せ字を多用した上に、また受験の話題。m(_ _)m
今日は息子の学年で成績がトップのJ君の話。
彼との出会いは息子が小学6年の時にウドンタニラジャバット大で開催された理科展。ウドンタニ市内の小学校から6年生の代表が集まり、学校対抗で理科に関連する筆記試験とクイズをやった会場だった。アヌバーンウドン校の代表で後ろに座る母親を振り返ったり、問題の解答の度にやたらと燥ぎ、落ち着きが無い子供だなという印象だった。お父さんは開業医だそうだ。次に見たのは息子が落ちた理数コースの中学受験。この子がトップ合格。え~あのゴソゴソの子が1番かよと驚いた。
入学してからもずっとトップを守っているそうで、特に数学と理科の成績は抜群。昨年は国の代表の一人として中学生の数学オリンピックにも参加し入賞したそうだ。息子はJ君が目標であり、興味を持って近付き友だちになったそうで、素早く解答するテクニックや効率的なアンダーラインの引き方等勉強のやり方を教えてもらったようだ。彼はマヒドン高校の1次試験に合格しており、国の数学オリンピックメンバーなので、マヒドン高への入学は間違い無いと言われている。
今日はJ君の驚くようなニュースが入り、息子がショックを受けているので記事にしたのだが、その驚くようなニュースとはJ君の年齢。中学3年生であるJ君の年齢は13歳だそうだ。本来なら中1だ。標準的な生徒より2年早く入学してトップを守り抜き、国の代表にもなってしまう。小2を2回やった息子より3歳年下だ。俺の目標が3歳も年下なんて・・・そう嘆く息子へ、天才と凡人の違いとはそういうものと言う私。J君が理科展で子供っぽく見えたのも、お母さんが塾へ付き添いスクールママに見えたのも、これで理解できた。
息子が通う中高生向けの塾にも小学5年生が来て、中3の数学を勉強しているそうだ。授業はパソコンを使ったビデオの視聴なので小学卒業までには高校の数学を全て終了させるだろう。こういう子は1~2年先行して入学しているので、本来なら小学4,5年生の子供が高校の数学を終わらせて中学受験をするのだ。
ところで中学生の数学オリンピックでは、どんな問題か出題されるか御存知だろうか?オリンピックの問題が息子の塾の宿題に出て、解けないと質問に来たので紹介しよう。

問題 cscθ+cotθ=5/3 の時の sinθの値を答えなさい。

勉強が大嫌いな私はcscθやcotθどころかsinθがどの辺とどの辺だったかも自信がない。(恥)いつものようにWikiのお世話になり、三角関数のページを見ながら解く私。この程度のレベルだと理数コースの高校入試にも出るらしい。多分合ってると思うくらいで解答は渡したが、ネットを参考に解いても私は全く自信なし。高校になったらもう教えられないかな?

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30万キロ通過。目指せ60万キロ!?

2015年02月15日 15時54分53秒 | タイで車に乗る
タイへ転居してきた2006年末から使っている車 トヨタ ハイラックスが、先日走行距離30万キロを達成した。ちょうど8年である。購入した当時は買い物等で集落内を走るくらいだったが、娘が街の学校へ入学してから私が送迎を始めて走行距離が伸び、今は毎日120キロ前後を走っている。
走行距離が15万キロになるまでは、メーカーが指定した1万キロ毎の点検をやっていたが、年に3~4回の点検はどう見ても過剰整備なので自己流に変更。オイル交換はメーカー指定が1万キロ毎だが、私は1万5千キロで交換。但しメーカー純正オイルだと8千キロを超えた辺りから燃費が落ち始めるので、PTTのコモンレールエンジン用と書かれたのを使っている。これだと目立つ燃費の悪化は認められない。オイルフィルターも3万キロで交換して何も問題はない。その他の油脂類は2年に一回。今ではその間に約8万キロを走っている。

私が定期的に交換している物を書き並べると

1万5千キロ毎 エンジンオイル

3万キロ毎 オイルフィルタ

2年毎(8万キロ程度)
冷却液
パワステオイル
ブレーキオイル
クラッチオイル(?)
ギヤオイル
デフオイル
フューエルフィルター

15万キロ(4年程度)
タイミングベルト
ファンベルト
フロントディスクブレーキパット

となる。クラッチオイルは指示してないが、ディーラーが勝手に替えているようだ。

今までの故障を書いてみると

加速時に黒煙(5~8万キロ程度走行後)エアフィルタ 部品店で純正が八百バーツ弱

エンジン始動不良(2年弱) バッテリー 古河110AH 千九百バーツ

ショックの抜け 左前のみ14万キロ毎に 非純正工賃込 二千五百バーツ程度

エアコンコンプレッサの電磁クラッチ 18万キロ エアコン清掃込み 三千バーツ弱?

セルモーター 26万キロ 八百バーツ強

発電機 28万キロ プーリーを含んで三千バーツ強

プロペラシャフトの継ぎ手異音 29万キロ1つ八百バーツ強

リアドラムブレーキ異音 30万キロ 

冷却水ポンプからの水漏れ 30万キロ

エンジンヘッドカバーからのオイル漏れ 30万キロ

光軸のずれ調整 30万キロ

タイでは新車登録から7年間は車検が不要で、私は8年目から民間車検工場を利用しているが、一昨年も昨年末も何も点検せず、検査コースを通すだけで修了。確かにこれで登録は継続されるが、毎日車は使うし、場合によっては命にも関わるので昨年末から修理工場へ持ち込み始めた。
最初は集落の自動車修理工場でブレーキの修理。フロントディスクブレーキのパットは前回も15万キロで交換だったが、今回もちょうど交換時期。ディスクも旋盤のような機械で面を揃えてもらった。リアドラムブレーキは軽くブレーキを踏むと異音がしていたので点検させたが、これもシューが摩耗していたので交換。ドラムも旋盤を通した。プロペラシャフトの継ぎ手はネズミが鳴くような音がしていた。全部で3つ継ぎ手があり1つは既に交換済みで、今回は残り2つの交換。油が切れて内部は錆びていた。地元の修理工場なので部品は中華製の非純正。これだけ全てで五千九百バーツ。
集落の修理工場ではリアブレーキの組み立てが怪しかったので、これ以上は無理と判断して次の修理はディーラーへ。ディーラー修理1日目はタイミングベルト、冷却水ポンプ、ファンベルトとエンジンオイル関係を除いた油脂類の交換とライトの光軸調整。半日で終わって1万4千バーツ弱。修理2日めはエンジンヘッドカバーのゴムパッキン交換とエンジンオイル、オイルフィルターの交換。これも半日で終わって二千八百バーツ。30万キロの点検・修理一式で二万三千バーツ弱となった。
これに民間車検の二百バーツ、9年目の税金約三千バーツ、強制保険七百バーツ弱、任意保険一級(車両保険29万バーツ・運転者二名限定)一万四千バーツ強の約1万八千バーツが加わり、総額三万七千バーツ(14万円弱)となった。妻は買い替えた方が安かったのではないかと言うが、私は最低でも10年は乗りたい。その時は45万キロくらい走っていると思うが、タイではそれでも20~30万バーツくらいで売れるらしい。こうなったら目指せ60万キロでも行けるかも知れない。(笑)

エンジンの載せ替えも可能だし修理を続けるといくらでも走れそうな気がするが、外装が錆びてボロボロになり、修理費用が嵩み始めると終わりだろう。日本だとスクラップ以外に考えられないが、タイだと・・





シャーシを利用してロッイーテンと呼ばれる農業用の作業車を作ってしまう。
エンジンはクボタの700ccディーゼルの14馬力。電動スターターも付いている。エンジンだけで6万バーツだそうだ。ボディは小型トラックのシャーシをベースに手作り。最大積載量は4トンで、ピックアップトラック4台分の荷物が積める。最高速度は60キロ以上が可能で、登録してナンバーも付けられるそうだ。新品のエンジン込みで1台20万バーツ。この日は我家の農場で使っていた古い建築用ブロックを六百個積載。大体4トン半くらいだろう。写真の場所から公道へ出るまでに高さ60センチのスロープがあり、先日にブロックを200個積んだハイラックスがなかなか上がらなくて苦労したので、たった14馬力のイーテンが上がるわけがないと思って、この車の持主で製作者でもある運転手を揶揄ったのだが、見事にクリア。集落の周りだけで使うなら、こちらの方が便利かもしれない。普段はサトウキビを運んでいるそうだ。
物を大切にして徹底的に使い尽くすタイ。私の車もとことん使い続けるつもりだ。


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まさか、受験生の半分が・・

2015年02月09日 22時02分38秒 | タイで子育て
次は受験以外の話題で週末に投稿する予定だったが、息子が面白い話を聞いて来たので紹介しよう。
息子が受験するモー4(高1)理数コースは5クラスあり、1組が定員30人、2~5組が定員40名で、合計190名が合格するのだが、毎年の受験者は千名前後。
昨日数学の先生が話されたそうだが、受験者の半数は数学の得点が0点だそうだ。理数コースには受験資格があり、数学と理科が得意な生徒が受験してこれだ。試験問題の作成は、軍の学校とマヒドン大に依頼するそうだが、学校で勉強しているだけでは解けないレベルということだ。毎年20~22問が出題されるが、合格確実なのは半分の10問正解。何としても50点は取らなければならない。
息子がモー1(中1)の理数コースを受験した時の数学の合格ラインは、100点満点で20点前後だったと憶えている。試験結果が各科目の得点付きでWEB上に公表され、データーが取得できたので、全受験者のデーターをエクセルに読み込んで確認したのだが、大部分の受験者の得点は1桁だった。うちの息子は確か8点。(恥w)息子が通った塾はO-NETレベルの対策しかやってなかったので、歯が立たなかったのだ。後から分ったのだが、当時小6が対象の塾で理数コースの受験に対応した算数の塾は、ウドンタニへ1つしか無かったようだ。最高点はノンタブリから息子と同じ小学校へ転校して来た児童か、ウドンのお医者さんの子供でアヌバーンウドンの児童。この二人は90点台後半だった。息子が試験に落ちた原因は学力より親の情報力不足だ。
今回は中学受験の失敗を繰り返さないように気をつけたつもりだが、バンコクの有名校へ合格するような生徒に言わせると息子は一周遅れ。取り掛かりが遅かったようだ。今日も息子に頼まれて二次関数の問題に取り組む私。

問題 y=ax2+bx+c で表される曲線は (x,y)=(-3,0)(1,-4)(5,0) を通る。
a+b+c の値を求めなさい。

現役から30年も経つと忘れたことばかりで、横で見て居られるとモタモタして恥ずかしいので、人払いをしてやる私。受験生だから二次関数のグラフぐらい式にしろよと言いそうになったが、よく考えれば日本だと高校で学ぶ問題。確認するとタイでも高校で習う。しかも正面から取り組んで式を作ると、確かに答えは出るが時間を取られてどうしようもない。教科書通りに解くと問題作成者は大喜びだ。私は少し時間が掛かり過ぎるので怪しいと思って、別の解き方を探して気が付いたが、この出題パターンを知っている生徒は10秒で解くだろう。グラフから式を作るのにも苦労している愚息は、私に指摘されてから気が付く始末。ひゃーこりゃ大変だ。

タイの小学生向け算数ギフテッド問題の記事へのリンク→#中1入試ギフ

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熾烈!?タイの地方都市ウドンタニの高校受験事情

2015年02月07日 15時26分43秒 | タイで子育て
また受験の話かと思われるかも知れないが、日本の地方都市で「のほほん」と育った私が驚くような状況なので紹介したい。
息子はウドンタニの公立中高一貫校の普通科に通う3年生なのだが、4年生からは同じ学校の理数コースを志望。できればその理数コースでも定員が30名と少なく設定されている1組が希望だ。試験は3月1日に実施され、試験は国語(タイ語)、英語、理科、数学の4科目。国語は自宅で問題集を使って学んでおり、それ以外の科目はウドンで定番と言われる塾のお世話に。後から追加した理科(物理)以外はほぼ塾の予定を終了し、後は受験するだけかと思っていたのだが、受験まで1ヶ月を切った今頃になってマル秘情報を仕入れてきた。
息子が通う学校を中学受験するならここへ行けと言われる塾がウドンに2つあるのだが、それらの塾が高校の理数科受験対策に直前強化コースをやっているというのだ。1つは数学だけだが、昨年このコースを受けた生徒は全員合格したそうで上級生から教えられた。もう一つは塾の先生から声を掛けられたのだが、受験4教科の特訓コースで中3だけで二百人弱居る受講生の中から選抜された者だけが呼ばれるのだそうだ。今週中頃から連続して6日と試験直前の1日の7日間。そう学校を休んで塾で勉強するのだ。学校を休んでまで塾へ行くのはどうかと思ったが、息子が言うには塾の経営者も講師も教え方が上手いと言われる息子の学校の有名教師だし、塾の警備は現職警察官、昼も近くの(なんちゃってw)イタ飯屋が注文をとって出前するので塾からは一歩の出歩かなく問題は起きないのだそうだ。私が学校を休むのを問題視しているのだが、息子にはそういう感覚は無いようなので、学校はズル休みして、警官に警備されて、イタ飯喰って、人気教師の授業とは良い身分だねえと嫌味を言って揶揄う私。息子が絶対に行きたいようなので、ハイハイ入試の問題作成にも関わる先生の対策コースだから欠かせませんよねと了承。授業料は1日千バーツ、7日間で7千バーツだそうだが、学校で塾の経営者が担任している生徒は5千バーツ。息子は小学生の時から通っているので2千5百バーツで良いそうだ。先生も我家が貧乏なのをよく御存知。(恥)
学校へはインフルエンザということにして息子は塾へ通っているのだが、受講生は40名強。息子の学校だけでなく、イサーン(タイ東北部)各地からも来ているそうで、それらの生徒は塾に併設したサービスアパートへ泊まっての受講。良い席を取りたいが、サービスアパートの生徒が席取りに有利なので、負けないように朝の5時前には起きて7時前には塾に入る。予定より30分早く8時には授業が始まり、予定の19時より1時間遅い20時に終了。郊外の自宅に帰るのは21時頃で、夕食、入浴、宿題で、寝るのは日付が変わる頃。私は送迎だけでもう疲れている。(恥)
前回の記事に「ウドンでも上を目指すのは大変」とコメントを頂いた。実は私も息子が中学に入るまではそう思っていたのだが、息子が入って周囲を見渡すと、これだけ騒動しているのに息子が目指しているのが実は上じゃないのが分かってきた。私が見た範囲でも、留学を目指して幼稚園からインター校へ入れたり、バンコクの有名校を目指す人達がいる。インターはウドンに実績がある学校がないので、子供が米国で医学の研究をしている人しか知らないが、学校の勉強が忙しくて塾なんか行かせる時間が無かったと言われてた。バンコクの有名校へ子供を行かせている人は知らないが、息子の学校からバンコクの高校を目指す人達は、定番と言われる息子が通う塾にそれほど姿を表さない。勉強は当然学校より1~2年先行して学んでいるし、週末や夏季休暇はバンコクの塾へ通う生徒もいる。理数コースの父兄が相談しあって週末にバンコクから先生を呼び、プライベートの塾を作っていると聞いた。何とまあ凄いねの世界。うちの息子が狙っているのはそれらの下。そこも実力ではかなり困難で、もしかすると高校普通科の椅子取りゲームに参戦しなければならないかも。
受験戦争は途上国ほど激しいと言われるが、確かにそうだろう。最近の日本は格差社会になりつつあるらしいが、私が就職した30年位前は日本で庶民といえば中間層。学校でノホホンと暮らして公務員や会社員になれば車も買えるし、家もそう苦労しなくても買えたのだ。タイは近年経済的に豊かになったと言っても今のところ庶民といえば低所得層。ノホホンとしていれば移動手段はバイクでアパート暮らしとなる。
我家は農村にあるので、子供達は格差社会を見せ付けられて生活している。私が子供達に言うのは勉強は自分の将来の為であって親の為じゃ無いってこと。勉強が嫌いなら歓迎するのでいつでも言ってくれと話している。その代わりムアン(県の中心街)の学校とか塾とか無しねと。タイへ来て9年目になるが私は未だ日本に帰ってない。美味しいラーメンが食べたいからお金が浮いたら帰りたいのだよと話しているのだ。昨年の家計簿をパソコンソフトを使ってまとめたら、1年間の子供二人の教育費(送迎の交通費を除く)が20万バーツ弱。日本円だと70万円で日本人からすると大した額じゃないと思われるかも知れないが、経済格差がありタイで収入を得ている我家の感覚だと200万円相当。家業はデモの影響もあり低空飛行で綱渡りのロープは細くなる一方。何とかしなければと妻はあの手この手で頑張っているが、ハズレが普通で当たりは滅多に無いのが商売。私は主夫でダルマさん状態。(鬱)それでもなんとか子供を中間層くらいにはしたいと願っているのだ。

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