オーブン陶芸の、話を続けます。
2) オーブン陶芸の注意事項
① 粘土について、
) 粘土の種類は、一般の粘土に比べ、種類が少ない様です。
土の色や、焼き上がりの色も、白くは有りません。
白くするには、専用の白化粧土を、使う必要が有ります。
) オーブン陶器専用の土は、一般の土の10~15倍程度の、値段がします。
購入単位も、400g、1Kg、10Kg などが有ります。
) 土の取り扱いは、一般の土と、同じ様に、取り扱います。
・ 即ち、乾燥すると、硬く成りますが、水を加えれば、軟らかく成ります。
・ 土同士を、接着させる場合には、「ドベ」を使います。
・ 削り作業で、出た土は、集めて、軟らかくして、再利用できます。
但し、顔料(弁柄など)を除く、土以外の、不純物(ほこりや、塵)は、混ぜない(混入させない)
事です。
・ 色の違う土は、混ぜる事は可能ですが、色はどんどん黒く成ります。
・ 色の濃い粘土は、色落ちし、他の土を、汚す恐れが有りますので、十分注意します。
・ 電動轆轤(ろくろ)で、作品を作る際には、轆轤専用の土を使うと、作りやすいです。
) 土の収縮率は、およそ1割程度です。(一般の土は、12~13%程度が多いです)
それ故、縮みを考えて、大きく作る必要が、あります。
② 乾燥について
出来上がった作品は、完全に乾燥させてから、オーブンで、焼成します。
) 作品の肉の、厚さによって、乾燥に掛かる日数が、変わりますが、大体3~7日程度です。
乾燥は、風通しの良い、日陰で行います、乾燥が進むと、土の色が、白っぽくなってきます。
) 乾燥不十分で、オーブンに入れると、作品に「ヒビ」が、入り易いです。
) 作品の向きを、変えたり、上下逆さにして、全体を均等に、乾燥させます。
一方だけ乾燥させると、作品が、歪んだりしますから、注意が必要です。
) 特に板物は、狂いが生じやすいので、乾燥が終わるまで、支えが必要な場合があります。
③ 生乾きの状態での装飾
完全に乾燥してしまうと、変形させたり、削ったりは、出来なく成ります。又どんな装飾を、
施すかによって、乾燥状態が、代わります。
装飾方法は、白化粧、印花紋、搔き落とし、象嵌(ぞうがん)、面取り、透かし彫、貼り付け紋
削り出し等が有ります。又、カップの取っ手も、この段階で、行います。
(これらは、一般の陶芸と、同じ技法です。)
④ 焼成の注意点
以下次回に続来ます。
2) オーブン陶芸の注意事項
① 粘土について、
) 粘土の種類は、一般の粘土に比べ、種類が少ない様です。
土の色や、焼き上がりの色も、白くは有りません。
白くするには、専用の白化粧土を、使う必要が有ります。
) オーブン陶器専用の土は、一般の土の10~15倍程度の、値段がします。
購入単位も、400g、1Kg、10Kg などが有ります。
) 土の取り扱いは、一般の土と、同じ様に、取り扱います。
・ 即ち、乾燥すると、硬く成りますが、水を加えれば、軟らかく成ります。
・ 土同士を、接着させる場合には、「ドベ」を使います。
・ 削り作業で、出た土は、集めて、軟らかくして、再利用できます。
但し、顔料(弁柄など)を除く、土以外の、不純物(ほこりや、塵)は、混ぜない(混入させない)
事です。
・ 色の違う土は、混ぜる事は可能ですが、色はどんどん黒く成ります。
・ 色の濃い粘土は、色落ちし、他の土を、汚す恐れが有りますので、十分注意します。
・ 電動轆轤(ろくろ)で、作品を作る際には、轆轤専用の土を使うと、作りやすいです。
) 土の収縮率は、およそ1割程度です。(一般の土は、12~13%程度が多いです)
それ故、縮みを考えて、大きく作る必要が、あります。
② 乾燥について
出来上がった作品は、完全に乾燥させてから、オーブンで、焼成します。
) 作品の肉の、厚さによって、乾燥に掛かる日数が、変わりますが、大体3~7日程度です。
乾燥は、風通しの良い、日陰で行います、乾燥が進むと、土の色が、白っぽくなってきます。
) 乾燥不十分で、オーブンに入れると、作品に「ヒビ」が、入り易いです。
) 作品の向きを、変えたり、上下逆さにして、全体を均等に、乾燥させます。
一方だけ乾燥させると、作品が、歪んだりしますから、注意が必要です。
) 特に板物は、狂いが生じやすいので、乾燥が終わるまで、支えが必要な場合があります。
③ 生乾きの状態での装飾
完全に乾燥してしまうと、変形させたり、削ったりは、出来なく成ります。又どんな装飾を、
施すかによって、乾燥状態が、代わります。
装飾方法は、白化粧、印花紋、搔き落とし、象嵌(ぞうがん)、面取り、透かし彫、貼り付け紋
削り出し等が有ります。又、カップの取っ手も、この段階で、行います。
(これらは、一般の陶芸と、同じ技法です。)
④ 焼成の注意点
以下次回に続来ます。