本焼きの終わった作品を遠くまで移動させる事は、様々な場面で起きます。
例えば、焼いて貰った作品を、自分で家に持ち帰る場合や、宅急便で遠くまで送る場合、更には
公募展などに応募し、作品を送る場合や送り返す場合等です。
公募展などの場合は、美術品として専門の業者に依頼する事も多いですが、それ以外は自分で荷作り
を行う事になります。いずれも、破損しない様に処置する必要があります。
1) 陶芸教室などに通っている方は、焼き上がった作品をご自分で、何らかの方法で梱包し、
自宅に運ぶ事になります。持ち帰る手段として、バッグや手提げ袋、リュックサック等に入れて
徒歩で帰る場合や、自転車の籠に入れて運んだり、自動車や電車で運ぶなどの方法が考えられ
ます。又、焼き物店や、骨董店(市)で購入した作品も、梱包して貰い持ち帰る事になります。
2) 焼き物を梱包する。
短距離でも、焼き物をそのまま裸で持ち帰る事は、ほとんどありません。紙一枚でも包む事で
破損の危険が極めて少なくなります。特に複数の作品同士は、直接接触しない様にする事が
大切です。
① 焼き物を梱包するには、厳重に行う方法と、簡易的に行う方法があります。
宅急便など他の第三者に移送を依頼する場合は、厳重に梱包し、ダンボール箱などに入れなけ
れば成りません。 一方、自分で持ち帰る場合は、比較的簡単な梱包ですみます。
焼き物は一個一個梱包し、更にそれらを一個にまとめる方法をとる事もあります。
作品は、一般に新聞紙やチラシ広告などでの紙類で、一個一個包みます。
) 大きな器に小さな器を、入れ子の状態で重ねるとより安全になります。
この状態で更に大きめの紙で包みます。
) 摘みのある蓋は、逆さにして本体に被せる事により、摘み部分を守る事ができます。
この場合も、本体側と、蓋部分を別々に紙で包み、両方を更に大き目の紙で包みます。
) コーヒーカップの様に持ち手(把手)がある場合や急須の注ぎ口や、持ち手等の様に突起
状の場合は特に気を付ける必要があります。
特に、取っ手部分等は、紙を短冊状に切り、巻き付ける様にします。この状態で更に全体を
紙で包みます。即ち取っ手部が二重に包む事なります。
) バッグや手提げなどに複数の焼き物を入れる場合、作品の天地を決める事と、皿類の
収納をどうするか問題になります。原則は安定した状態で詰める事です。
即ち、作品の量が少ない時には、バッグや手提げなに余裕がある場合、焼き物が中で遊びが
あり「ぶらぶら」すると、作品同士がぶつかり破損する事もあります。
それ故、なるべく「きつめ」に収納したいです。皿類も平面的に置くよりも、立てた方が
衝撃に強い場合があります。特に平らに置いた皿類の上に、他の作品を重ねて収納する場合
皿類が破損する恐れがあります。尚、焼き物を入れた手に持った手提げやバッグ類を、
取り落とすと確実に中の焼き物は、破損します。それ故、紙袋などでは、焼き物の重みで
底がに抜けない様に補強するか、底に手を添えて持ち運ぶ事を薦めます。
3) ダンボール箱に梱包する際の注意。
以下次回に続きます。
例えば、焼いて貰った作品を、自分で家に持ち帰る場合や、宅急便で遠くまで送る場合、更には
公募展などに応募し、作品を送る場合や送り返す場合等です。
公募展などの場合は、美術品として専門の業者に依頼する事も多いですが、それ以外は自分で荷作り
を行う事になります。いずれも、破損しない様に処置する必要があります。
1) 陶芸教室などに通っている方は、焼き上がった作品をご自分で、何らかの方法で梱包し、
自宅に運ぶ事になります。持ち帰る手段として、バッグや手提げ袋、リュックサック等に入れて
徒歩で帰る場合や、自転車の籠に入れて運んだり、自動車や電車で運ぶなどの方法が考えられ
ます。又、焼き物店や、骨董店(市)で購入した作品も、梱包して貰い持ち帰る事になります。
2) 焼き物を梱包する。
短距離でも、焼き物をそのまま裸で持ち帰る事は、ほとんどありません。紙一枚でも包む事で
破損の危険が極めて少なくなります。特に複数の作品同士は、直接接触しない様にする事が
大切です。
① 焼き物を梱包するには、厳重に行う方法と、簡易的に行う方法があります。
宅急便など他の第三者に移送を依頼する場合は、厳重に梱包し、ダンボール箱などに入れなけ
れば成りません。 一方、自分で持ち帰る場合は、比較的簡単な梱包ですみます。
焼き物は一個一個梱包し、更にそれらを一個にまとめる方法をとる事もあります。
作品は、一般に新聞紙やチラシ広告などでの紙類で、一個一個包みます。
) 大きな器に小さな器を、入れ子の状態で重ねるとより安全になります。
この状態で更に大きめの紙で包みます。
) 摘みのある蓋は、逆さにして本体に被せる事により、摘み部分を守る事ができます。
この場合も、本体側と、蓋部分を別々に紙で包み、両方を更に大き目の紙で包みます。
) コーヒーカップの様に持ち手(把手)がある場合や急須の注ぎ口や、持ち手等の様に突起
状の場合は特に気を付ける必要があります。
特に、取っ手部分等は、紙を短冊状に切り、巻き付ける様にします。この状態で更に全体を
紙で包みます。即ち取っ手部が二重に包む事なります。
) バッグや手提げなどに複数の焼き物を入れる場合、作品の天地を決める事と、皿類の
収納をどうするか問題になります。原則は安定した状態で詰める事です。
即ち、作品の量が少ない時には、バッグや手提げなに余裕がある場合、焼き物が中で遊びが
あり「ぶらぶら」すると、作品同士がぶつかり破損する事もあります。
それ故、なるべく「きつめ」に収納したいです。皿類も平面的に置くよりも、立てた方が
衝撃に強い場合があります。特に平らに置いた皿類の上に、他の作品を重ねて収納する場合
皿類が破損する恐れがあります。尚、焼き物を入れた手に持った手提げやバッグ類を、
取り落とすと確実に中の焼き物は、破損します。それ故、紙袋などでは、焼き物の重みで
底がに抜けない様に補強するか、底に手を添えて持ち運ぶ事を薦めます。
3) ダンボール箱に梱包する際の注意。
以下次回に続きます。